ガッタンゴットン ガッタンゴットン ♪はあるのおがわわさらさらゆくよ~ きいしのすみれやれんげのはなに~ すうがたやさしくいろうつくしく~ さあいているねとささやきながら~
最後の直線は、少し下ってから上る。この心臓破りの坂での私の走りのリズムがこれだ。機関車の音が口を衝いたと思ったら、「春の小川」の歌が飛び出した。左右、左右・・。そんなに速いテンポではない。
リズムが速くなったら走りも速く、遅くなったら遅いと、単純には決め付けられない。同じテンポでも、インターバルを考えると、速さは異なって来る。このテンポで、歩くより遅い歩幅。歩く歩幅。早歩きの歩幅。ランナーの歩幅。この4つを想像すると速度は変わる。
この地獄の坂では、流石に超スローとなる。すると、辛さを紛らわす為に、このような機関車の音が生まれたりする。もう止まりそうな走り? になっている。
ここまで来るまでに、鳶が電柱に止まった。そして、ピーヒョロヒョロと鳴いたのだ。また、1枚の赤い落ち葉を見た。樟の葉のようだったが、定かではない。小さな1枚は鮮やかな赤色で、落ち着いた色の景色の中の灰色の歩道でインパクトを与えた。ジョギングの辛さの中で、カンフルの役目をした。
この葉っぱは、やさしい土に帰るのではなく、風に吹かれ、雨に打たれ、アスファルトの上を転がって行く。車に踏まれ、やがてぼろぼろになり、千切れて彷徨う。それでも、土に帰れると信じていただろう。
この葉は、生まれた時から、何一つ悪い事をしていない。寧ろ、いい事を沢山して落ちて行った。落ちてまで、美しい色に感動させてくれた。この真っ赤に燃えた1枚の葉は、私の心に入り込み、そして、私の血管の川を流れる。
遅い遅い走りを心掛けたが、それでもタイムは32分。5時18分に出て、50分に着いたのだから。
燃え尽き、なお燃え続けてているこのたった1枚の葉は、私への大きな存在となった。生まれて、尽くして、終わる姿に、込み上げる感動を抱きながら見過ごすしかなかった。今日も暑くなりそうだ。
最後の直線は、少し下ってから上る。この心臓破りの坂での私の走りのリズムがこれだ。機関車の音が口を衝いたと思ったら、「春の小川」の歌が飛び出した。左右、左右・・。そんなに速いテンポではない。
リズムが速くなったら走りも速く、遅くなったら遅いと、単純には決め付けられない。同じテンポでも、インターバルを考えると、速さは異なって来る。このテンポで、歩くより遅い歩幅。歩く歩幅。早歩きの歩幅。ランナーの歩幅。この4つを想像すると速度は変わる。
この地獄の坂では、流石に超スローとなる。すると、辛さを紛らわす為に、このような機関車の音が生まれたりする。もう止まりそうな走り? になっている。
ここまで来るまでに、鳶が電柱に止まった。そして、ピーヒョロヒョロと鳴いたのだ。また、1枚の赤い落ち葉を見た。樟の葉のようだったが、定かではない。小さな1枚は鮮やかな赤色で、落ち着いた色の景色の中の灰色の歩道でインパクトを与えた。ジョギングの辛さの中で、カンフルの役目をした。
この葉っぱは、やさしい土に帰るのではなく、風に吹かれ、雨に打たれ、アスファルトの上を転がって行く。車に踏まれ、やがてぼろぼろになり、千切れて彷徨う。それでも、土に帰れると信じていただろう。
この葉は、生まれた時から、何一つ悪い事をしていない。寧ろ、いい事を沢山して落ちて行った。落ちてまで、美しい色に感動させてくれた。この真っ赤に燃えた1枚の葉は、私の心に入り込み、そして、私の血管の川を流れる。
遅い遅い走りを心掛けたが、それでもタイムは32分。5時18分に出て、50分に着いたのだから。
燃え尽き、なお燃え続けてているこのたった1枚の葉は、私への大きな存在となった。生まれて、尽くして、終わる姿に、込み上げる感動を抱きながら見過ごすしかなかった。今日も暑くなりそうだ。