家でじっとしていると、3食昼寝付きでおまけに動かないと来る。当然体の所々が弛み、膨らみが顕著になる。もう限界である。

夕方からウオーキングをしていたが、それも途切れてしまっていた。しっかりした目的意識と決意がなければ、継続は難しい。その時が来たようだ。

6日は、意を決して朝9時過ぎに家を出た。熱い位に日が注いでいる。太陽の熱と光を浴びる事がこんなに気持ちを高揚させていたのかと、恰も発見したかのように感じられた。

カラスノエンドウが道の脇で、可愛い花を付けている。一輪のタンポポが咲き、その隣りにオオイヌノフグリが並んでいる。まるで兄弟のように。ヨモギが至る所に伸び放題だ。昔の記憶から、しゃがんで摘む意識しかなかったのに、これらのヨモギは50センチにもなろうとしている。

枯れたススキがかさかさの頭を垂れている。ふっと草の匂いがした。その周りは、名も知らぬ雑草で敷き詰められている。45分程のウオーキングの効果がどれ程のものかは分からないが、続けたいと思った。いや、続けなければならない。朝がいい。たっぷりと日差しを吸いながら。


今日は久し振りに、釜山旅行をした6人が集まった。午後6時に三宮に集結だ。N君は仕事を終え、神戸に帰って来た。Yさんも仕事を止めた。Oさんが東京から来ていて、この日に集まる事が出来た。まずは、この2人の「おめでとう、ご苦労さん」会と言う事と、1人の遠路より来てくれた喜びの表明として。仕事を終えて自由になった2人も、止めてからが忙しいと言った。負の道ではなく、正の道へと歩んでいる事を称えたい。

K君が探した串カツの店で、それぞれの口から踊りだす言葉を、ばらばらに聴いたりしていた。皆記憶力が大変よく、いつ会って以来だとか言う話では、正確にその時の事が言える。何月何日まで覚えていて感心する。

今度東京へ行きたいだの、ソウルや台湾に行きたいだの、そんな話になった。序でに同窓会をしようと言う話になり、そんなに多くは集まらないだろうが、N君がやってくれると思う。誰かが進めてくれたら楽しみも増え、その日を待ちながらの日々を過ごせる。

去年でパスポートが切れたので、それも更新せねばならず、運転免許証の更新にも行かなければならない。下手なオカリナの腕も、自主的に更新しなければならないし、何でもかんでも更新の夏が控えている。

一人遠くから来ているので帰った。後、5人はカラオケで歌った。私も歌うには歌ったが、やっぱり人には聞かせられない。残念だが、もうのど飴をなめたって、喉の消毒をしたって駄目だ。けれど、恥を忍んで歌った歌は「君がすべてさ」「面影の郷」「千曲川」など。S君が「高校三年生」を歌ったので、私は「修学旅行」にした。皆上手いが、Oさんは大変上手い。

我々6人が釜山で一緒に「高校三年生」を歌った時は、何故か100点だった。機械が壊れていたのか声量が大きかったからか。今思い出しても、すっとあの光景が蘇る。名誉の為には、機械は決して壊れてはいなかったけれど。


人は何かを求めて歩き続ける。だからかも知れないが、ウオーキングには魅力を感じるし、旅には憧れを感じる。「母をもとめて三千里」ではないけれど、私たちは人と出会う為に歩き回り、旅を続ける。人と会って懐かしさを感じる時がある。きっと、遠い昔、何処かの世界で出会っていたのだろう。そうして、会える事を誓い合っていたのかも知れない。この旅は、それと共に自分発見の旅であるとも言えるだろう。

家に着くと11時半位になっていた。今度はいつ会えるだろうか。