またまた行って来た。鈴蘭台のハンキーパンキー。

妙法寺から車に乗せて貰って、5人で。

半分以上は1月に出演していた人達。

申し出た時と聞きに来た時で、演奏の順番が決まる。

3時30分になると、店のお姉さんの一人が先ずピアノを弾いた。力強く、飽きさせない演奏だ。続いてエントリー順で演奏が始まった。もう歩くスペースもない位に演奏者とお客で埋まった。まっ、演奏者もお客だけれど。35人はいただろうか。比較出来ないけれど、ここもライブハウスと同じで、何かワンドリンク注文する事になっている。私はコーヒー。ブラック。

1番目と2番目は2人ともサックスだった。2人目の人は、金ぴかのテナーサックスを吹いた。よく買ったなあ、と思った。けど、人の事は言えない。

私は3番目だ。すぐに前に出て、ラジカセを使わせて貰い、MDの伴奏付き。誰もラジカセを使う人はいない。オードウエイの「旅愁」を吹いた。10代の頃、学校で覚えた歌。♪恋しや故郷 懐かし父母・・。ここは歌いながら吹いた。

次は4人のオカリナだ。ここに来る前に妙法寺の貸し部屋の一室で聴かせて貰ったが、凄く上手くなっていて驚いた。「さくら」は自分達のテーマ曲だと言って吹き、「オナラ」はいつの間にか練習して、上手くなっていた。今日は来なかったが、Nさんの友達が韓国人で、「オナラ」のCDを借りて練習していた。こう言う所が、上達を早める。

「オナラ」は、「チャングムの誓い」でよく流れていた曲だ。「オナラ オナラ アジュ オナ、カナラ ガナラ アジュ ガナ・・(来て下さい、来て下さい、と言えば来て下さいますか。行って下さい、行って下さいと言えば行って下さいますか・・)」

何だか笑ってしまいそうだが、発音が同じで意味は全く違う言葉は、外国語にはよくある事だ。「コヒャンエ ポム(故郷の春)」だって歌詞の最後の方に「クソゲソ ノルドンテガ クリプスムニダ」と言う部分があり、それを聴いた日本人は、どっと笑う。「その中で遊んだ頃が懐かしい」と言っているんだけれど。

ハーモニカが意外と多く、その他はピアノと歌。そしてギター。ウクレレもあった。一つ3人でのブルーグラスミュージックがあった。カントリーウエスタンと言う奴だ。ギター、バンジョー、マンドリン。これは乗り乗りに乗せてくれた。心地良い響きとテンポで、素敵な音がミックスする。バンジョーとマンドリン。これに3人がボーカルもやると、もっと素敵になると思う。

一巡すると5時前だった。普通は5時半で終わるが、6時までかかると思う、と言った。二巡目の最初は店のもう一人のお姉さんの歌だった。いきなり声量のある喉を聴かせてくれた。どちらも音楽が好きで堪らない風の見える。音大卒かも知れないと思うのだが。

また一巡目と同じ順で始まった。1番2番がサックスで、その次が私だった。MDの伴奏で「かあさんの歌」を吹いた。いつもの、B♭のソプラノオカリナで。

4番目の4人は「ハッピー バースデイ トゥー ユー」。とても綺麗に響いていたし、お姉さんと曲が被ったからと言って、止めなくて良かった。今日誕生日の、ギターを弾く若い男の子がいて、その子を名指しで演奏したから盛り上がったようだった。

もう1曲は「童神」である。この曲も、なかなかいい響きだ。4人は武者修行を終え、満足気な顔をしていた。暫くして前の席の5、6人が抜けた。お客だったが、4人の誰かの知り合いでもあったので、もう聴いたから、後は聴かないで帰ったのだ。それに同調するかのように、我々も帰る事にした。演奏途中で帰るのは失礼なので、終わってから店を出た。

「雪が降ってるみたいで、車で来ているので帰ります」

と店のお姉さんに断わっておいた。ちらちらと雪は降っていて、外も5時半ともなると暗くなって来た。また機会があれば行く事にして、この家庭的な演奏会の雰囲気に慣れた私達は、鈴蘭台の坂を下りて行った。

家まで送ると言って貰ったけれど、名谷駅で降ろして貰い、お惣菜を買って帰った。一つ一つ違うものを買って、食卓に並べると、

「バイキングだ」

と、私が言った。下界は、雪などちっとも降っていない。

2日早いバレンタインチョコレートを、4人から貰った。気を遣って頂きありがとう。

フェレロコレクションの真ん丸いチョコ菓子は、金銀胴の紙に包まれ、夕食を食べた後でも、私でも、いくらでも食べられた。ちょっと残して、娘達にやるか。すぐなくなる事が、目に見えているがね。