バスに乗り、名谷駅へ。
地下鉄で、湊川公園駅まで。
そこから神鉄で、鈴蘭台に着いた。
午後2時30分だった。3時に待ち合わせなので、先ず目的の喫茶店に入った。小型のアコーディオンのようなイタリア製の楽器を、2人いる内の1人が弾いた。鍵盤のようではなく、大正琴のようなボタンが付いている。大きな迫力のある音がした。1人の女性が、このアコーディオンに魅せられて、ここから購入したと言う。
イタリアでは1台7万円位で、送料を込めると10万円以上になるらしい。日本では売っていないが、楽器店で注文でもすれば20万円にはなる、と言われて驚いた。面白い楽器だ。
コーヒーを注文して飲みながら、2時50分になったので鈴蘭台駅まで迎えに行った。3人の女性が降りて来た。
「待つの、寒かったでしょう」
「いや、30分頃に着いて、もうその喫茶店でコーヒー飲んでいました」
私は早く行き過ぎて、オカリナ演奏の順番は2番目だった。彼女達も3人でアンサンブルをすると言う。それでも3番目。3時30分から5時30分まで、月に一度、土曜日にこんな演奏が出来る店だ。
ギターを持った渡り鳥ではないが、そんな人が5人もいる。常連かも知れなかった。結局エントリーは10組だ。2度回って来ると言う理由が、よく分かった。10組でそれぞれ1曲ずつだが、1巡で約1時間かかるのである。
私たちは4人なのだが、その中の一人のお孫さんが近くに住んでいて、お父さんと3人で訪れた。それで7人が我々の関係者。その人のお友達も呼び、最後は8人がこの喫茶店の売り上げに貢献した。30人位しか入れないこの喫茶店に、25人以上が集まった。この店の女性のピアノの音が最初に飛び散り、その力強いそれは開幕に相応しいものだった。そして1番目はギターだった。
私の番はすぐに来て、「大きな古時計」を吹いた。生音を聴かせたいと言う方針で、マイクはなしだ。だが、私はMDの伴奏で吹いた。
次のオカリナの3人は、曲を2つ3つ繋げて吹いた。公衆の面前では初めてだと言うが、「さくら」など、綺麗にハモっていた。きっとその楽しさを感じた事と思う。武者修行と言うが、どんどん機会を捉えて演奏していると、その内経験が重ねられ、幅と厚みが出来ると思う。
歌ありハーモニカありサックスありピアノにカホンありだったが、中心はギターだった。2巡目の最初に、ここの店の1人があのアコーディオンを弾いた。普通に、フォークダンス調に、タンゴ風に。とても楽しい楽器だ。
2巡目の私は、「荒城の月」を吹いた。どのように聴こえているのかは分からないが、初めて生で聴いた人が殆どだった。多くの目が、私に注がれているのを感じた。
最後は、プロのピアニストがたまたまやって来て、このジャズ風のピアノに合わせて店の女性が歌った。そしてギターに振ったりして、ジャズセッションをした。私も、いつかやってみたいと思った。きっちり5時30分になると、この音楽の一時が終わった。面白かった。
外は暗く、名谷駅に着くと「ビックマック」が食べたくてマクドナルドの店に行ったが、もうその店がなかった。仕方がないので、メロンパンのラスクと、店頭で目を惹いた惣菜屋さんのおかずを買って、バスに乗った。もうすっかり暗く、家に帰り着いたのが7時だった。生まれたばかりの細い月が、寒さの中にくっきりと浮かんでいた。
地下鉄で、湊川公園駅まで。
そこから神鉄で、鈴蘭台に着いた。
午後2時30分だった。3時に待ち合わせなので、先ず目的の喫茶店に入った。小型のアコーディオンのようなイタリア製の楽器を、2人いる内の1人が弾いた。鍵盤のようではなく、大正琴のようなボタンが付いている。大きな迫力のある音がした。1人の女性が、このアコーディオンに魅せられて、ここから購入したと言う。
イタリアでは1台7万円位で、送料を込めると10万円以上になるらしい。日本では売っていないが、楽器店で注文でもすれば20万円にはなる、と言われて驚いた。面白い楽器だ。
コーヒーを注文して飲みながら、2時50分になったので鈴蘭台駅まで迎えに行った。3人の女性が降りて来た。
「待つの、寒かったでしょう」
「いや、30分頃に着いて、もうその喫茶店でコーヒー飲んでいました」
私は早く行き過ぎて、オカリナ演奏の順番は2番目だった。彼女達も3人でアンサンブルをすると言う。それでも3番目。3時30分から5時30分まで、月に一度、土曜日にこんな演奏が出来る店だ。
ギターを持った渡り鳥ではないが、そんな人が5人もいる。常連かも知れなかった。結局エントリーは10組だ。2度回って来ると言う理由が、よく分かった。10組でそれぞれ1曲ずつだが、1巡で約1時間かかるのである。
私たちは4人なのだが、その中の一人のお孫さんが近くに住んでいて、お父さんと3人で訪れた。それで7人が我々の関係者。その人のお友達も呼び、最後は8人がこの喫茶店の売り上げに貢献した。30人位しか入れないこの喫茶店に、25人以上が集まった。この店の女性のピアノの音が最初に飛び散り、その力強いそれは開幕に相応しいものだった。そして1番目はギターだった。
私の番はすぐに来て、「大きな古時計」を吹いた。生音を聴かせたいと言う方針で、マイクはなしだ。だが、私はMDの伴奏で吹いた。
次のオカリナの3人は、曲を2つ3つ繋げて吹いた。公衆の面前では初めてだと言うが、「さくら」など、綺麗にハモっていた。きっとその楽しさを感じた事と思う。武者修行と言うが、どんどん機会を捉えて演奏していると、その内経験が重ねられ、幅と厚みが出来ると思う。
歌ありハーモニカありサックスありピアノにカホンありだったが、中心はギターだった。2巡目の最初に、ここの店の1人があのアコーディオンを弾いた。普通に、フォークダンス調に、タンゴ風に。とても楽しい楽器だ。
2巡目の私は、「荒城の月」を吹いた。どのように聴こえているのかは分からないが、初めて生で聴いた人が殆どだった。多くの目が、私に注がれているのを感じた。
最後は、プロのピアニストがたまたまやって来て、このジャズ風のピアノに合わせて店の女性が歌った。そしてギターに振ったりして、ジャズセッションをした。私も、いつかやってみたいと思った。きっちり5時30分になると、この音楽の一時が終わった。面白かった。
外は暗く、名谷駅に着くと「ビックマック」が食べたくてマクドナルドの店に行ったが、もうその店がなかった。仕方がないので、メロンパンのラスクと、店頭で目を惹いた惣菜屋さんのおかずを買って、バスに乗った。もうすっかり暗く、家に帰り着いたのが7時だった。生まれたばかりの細い月が、寒さの中にくっきりと浮かんでいた。