10時から卓球に行くので、今から30分以内でブログを書いてみようと思う。短い文章の挑戦だ。
今朝NHKラジオの第2放送を、何気なく聴いていた。ラジオは、起きる前に手を伸ばして聴くのに手っ取り早いし、変化に富んでいる。
福祉の時間だったと思う。名前は忘れたが、67歳から全く目が見えなくなった人の話だ。
声は低いけれど女性のように聞こえたので、暫くそうだと思っていた。所が途中から「僕は」と言った。それでも半信半疑だった。結局は「男の私は・・」と言う所で、略確信した。名前が最後に伝えられたが、セカンドネームがマサミさんだったか? 最後まで揺らいだのだったが、これはブログの本旨ではない。
20代では、高級クラブでピアノの弾き語りをしていたそうだ。プロのミュージシャンを目指して。その過程は省略するとして、今は、養老院(本人が言っていた)を巡って、ボランティアで弾き語りをしたり、皆と伴奏をしながら歌ったりしている。
お母さんが目が見えなくなり、自分もそうなるのだと思っていたらしい。車を運転していた時、周りが霞み、医者に行った。すると、緑内障との事で、すぐに手術が必要だった。年を開けて片方ずつ手術をするそうだ。
暫くは見えていたが、とうとう全盲となったそうである。見えなくなる恐怖は大変なものだったと述懐している。
一番心に残っているのは、「音楽は素晴らしい。音楽がなかったら、自殺していたでしょう」と言う所。ある施設を紹介され弾き語りをしたら、反響が大きかったそうだ。それを切っ掛けに、もう500回も演奏している。
老人ばかりだから、弾き語りには違いないけれど、内容が全く違うものだと言った。もう、今更新しい曲を覚えようとは思わない。見て弾けるものではないからだそうだ。専ら昔の歌謡曲が専門なのだ。「旅の夜風」「瀬戸の花嫁」などなど。
今、76歳で、来年の2月14日で77歳になるそうだ。声に張りがある。ずっと音楽で生きて来た人の、自信溢れる声である。まだ、女の人にしか思えない気持ちが続いていた。
「本当に見えないんですか」と言われる。全く見えないけれど、ピアノに向かうとすぐに鍵盤は押さえられる。ギターは爪弾く事が出来る。これは、体が覚えていると言っていた。
今は、そう、今が一番幸せだとも言っていた。追っかけが出来、自分を車に乗せて、演奏する場所に連れて行ってくれるそうである。「1000回まで演奏したい」と言ったら、「1000回以上演奏して」と言われたそうだ。
「音楽がなかったら自殺していた」。これは音楽の素晴らしさを証明した言葉だった。ラジオを胸の上で支えて聴く私は、感動しながら力に溢れたこの人の声に耳を傾けていた。ダイヤルを他に回す事が出来なかった。だんだんのめり込み、ラジオを握る両手に力が入っていった。
これは30分で終わった雑な文章だ。では、卓球に行って来る事にしよう。
そうそう、「音楽って、あなたに取って何ですか」と聞かれ、「命です」と言っていたのを思い出した。
今朝NHKラジオの第2放送を、何気なく聴いていた。ラジオは、起きる前に手を伸ばして聴くのに手っ取り早いし、変化に富んでいる。
福祉の時間だったと思う。名前は忘れたが、67歳から全く目が見えなくなった人の話だ。
声は低いけれど女性のように聞こえたので、暫くそうだと思っていた。所が途中から「僕は」と言った。それでも半信半疑だった。結局は「男の私は・・」と言う所で、略確信した。名前が最後に伝えられたが、セカンドネームがマサミさんだったか? 最後まで揺らいだのだったが、これはブログの本旨ではない。
20代では、高級クラブでピアノの弾き語りをしていたそうだ。プロのミュージシャンを目指して。その過程は省略するとして、今は、養老院(本人が言っていた)を巡って、ボランティアで弾き語りをしたり、皆と伴奏をしながら歌ったりしている。
お母さんが目が見えなくなり、自分もそうなるのだと思っていたらしい。車を運転していた時、周りが霞み、医者に行った。すると、緑内障との事で、すぐに手術が必要だった。年を開けて片方ずつ手術をするそうだ。
暫くは見えていたが、とうとう全盲となったそうである。見えなくなる恐怖は大変なものだったと述懐している。
一番心に残っているのは、「音楽は素晴らしい。音楽がなかったら、自殺していたでしょう」と言う所。ある施設を紹介され弾き語りをしたら、反響が大きかったそうだ。それを切っ掛けに、もう500回も演奏している。
老人ばかりだから、弾き語りには違いないけれど、内容が全く違うものだと言った。もう、今更新しい曲を覚えようとは思わない。見て弾けるものではないからだそうだ。専ら昔の歌謡曲が専門なのだ。「旅の夜風」「瀬戸の花嫁」などなど。
今、76歳で、来年の2月14日で77歳になるそうだ。声に張りがある。ずっと音楽で生きて来た人の、自信溢れる声である。まだ、女の人にしか思えない気持ちが続いていた。
「本当に見えないんですか」と言われる。全く見えないけれど、ピアノに向かうとすぐに鍵盤は押さえられる。ギターは爪弾く事が出来る。これは、体が覚えていると言っていた。
今は、そう、今が一番幸せだとも言っていた。追っかけが出来、自分を車に乗せて、演奏する場所に連れて行ってくれるそうである。「1000回まで演奏したい」と言ったら、「1000回以上演奏して」と言われたそうだ。
「音楽がなかったら自殺していた」。これは音楽の素晴らしさを証明した言葉だった。ラジオを胸の上で支えて聴く私は、感動しながら力に溢れたこの人の声に耳を傾けていた。ダイヤルを他に回す事が出来なかった。だんだんのめり込み、ラジオを握る両手に力が入っていった。
これは30分で終わった雑な文章だ。では、卓球に行って来る事にしよう。
そうそう、「音楽って、あなたに取って何ですか」と聞かれ、「命です」と言っていたのを思い出した。