「オオサワオカリナ ラインナップ」

全部アルト仕様、C調。Triplet5種類。Doublet2種類。

○Triplet
ソロタイプ、漆仕上。
ソロタイプ、ナチュラル仕上。
ノーマルタイプ、漆仕上。
ノーマルタイプ、ナチュラル仕上。
ライトウエイト、漆仕上。

○Doublet
漆仕上。
ナチュラル仕上。


「Osawa Ocarina」開発に寄せる想い
大沢聡

私は、オカリーナという楽器、そしてオカリーナで奏でる音楽の地位の向上を目指し、デビュー以来、創作と演奏の両面からアプローチを重ねてまいりました。オカリーナは音域や強弱差をはじめ制限の多い楽器と言われており、愛好家の皆様も「もっと好きな音楽をしたいけど音域が足りない・・強弱がつかない・・」など悩まれていらっしゃるのではないかと思いますが、私もこれまで限界を感じながら、ジャンルや曲想の壁を乗り越えるために苦労してきました。しかし、オカリーナという楽器を使ってこれまで以上に様々な音楽を表現してゆきたいと、より自由な表現の実現を求め続けた結果、ついにこの5種類のトリプル・オカリーナと2種類のダブル・オカリーナにたどり着き、この度皆様に「Osawa Ocarina」としてご紹介できることとなりました。「今、私ができること」の集大成。世界最高峰のダブル、トリプル・オカリーナ「Osawa Ocarina」を、是非、ご体感ください。思い立った「今」という時間を大切に。

Profile
大沢聡

国立音楽大学音楽学部器楽学科サキソフォーン専攻在学中にオカリーナと出会う。サキソフォーンを服部吉之氏、下地啓二氏に師事。オカリーナを平本孝雄氏に師事。3オクターヴの音域を世界で初めて実用化した3連オカリーナを、プロオカリーナ奏者として初めて使用。3オクターヴの音域・重音を自己の音楽性とミックスさせ、オカリーナの常識を超えた演奏を実現。

2008年度国際芸術連盟音楽賞受賞。2009年度3回東京サミット音楽コンクール奨励賞受賞。国際芸術連盟専門家会員。クラシック界におけるオカリーナの地位向上に貢献し、現在、国内外において積極的に演奏・講師活動を展開している。

さらに、独自の視点からオカリーナの開発にも携わり、2010年には、大沢聡プロデュース「Osawa Ocarina」を日本国内において発売。


☆音域の拡大がオカリーナの可能性をさらに広げる
「Osawa Ocarina AC Triplet」は、アルト・C管のトリプルオカリーナで、3つの吹き口と、第1管には表に10、裏に1、第2管には表に5、裏に1、第3管には表に4の指孔があり、A4~G7までの3オクターヴ近くの音域(2oct.+短7度)を持ちます。

また「Osawa Ocarina AC Doublet」は、アルト・C管のダブル・オカリーナで、2つの吹き口と、第1管には表に10、裏に1、第2管には表に5、裏に1の指孔があり、A4~C7までの音域(2oct.+短3度)を持っています。


☆均整のとれた音色、確かな音程、考え抜かれた運指
オカリーナはその構造上・材質上、調律が非常に難しい楽器とされていますが、「Osawa Ocarina」は大沢聡氏の監修のもと、確かな技術と耳により、正確な音程を実現。特に複数管オカリーナにありがちな「管の違いによる音色の変化」を最小限におさえた設計となっており、低音域から高音域まで音にバラつきがなく、非常にバランスのとれた楽器として作り込まれています。また、長時間演奏しても疲れにくいよう、持ちやすさを考えてデザインされており、運指では複雑さを解消してスムースな指の動きを実現させ、速いパッセージや跳躍をも可能にしています。さらに第1管の最高音と第2管の最低音を同音(E♭6)に設定することで、奏者が表現したい音色を選択できるよう配慮されているなど、大沢氏によりこだわり抜かれた最上のオカリーナです。


☆まろやかで芯のある音色を特徴とする「漆仕上」
繊細かつ大胆に通る音をイメージ。

☆素朴で広がりのある音色を持つ「ナチラル仕上」
大和民族の心に響く音をイメージ。

☆日本人の演奏方法に適した「ノーマルタイプ」
比較的弱い息圧でも十分に存在感をアピール。

☆広い空間でもその魅力を存分に発揮する「ソロタイプ」
大沢聡氏の息のスピード、圧力、音程、音量をそのまま再現。


これが「オオサワオカリナ」の概要である。全容は、手にした時にはっきりするだろうが、私は矢も立ても堪らずに、遠くの楽器屋さんで或る程度確かめている。それでも心定まらず、神戸のオカリナフェスティバルの販売で、何度か試奏して、気持ちを整理した。

もう、気持ちが揺らぐことのない段階まで来ている。ノーマルタイプではなくソロタイプを獲得する事に。揺らぐものと言えば、紙幣と硬貨である。心が決まっても、手に入るとは限らない。風呂に水が溜まって行くように、もっともっと遅い速度で缶の中の500円硬貨は溜まって行く。絶対に手は付けられない。それは、いずれ10枚ばかりの紙幣に換えられて、紙と土の交換となる。

憧れが、こんな宣伝のような事態になってしまった。