「谷本華子ヴァイオリン名曲の極み」を聴きに行ったのは8月8日、つまり昨日の昼からの事だった。谷本華子さんも姉のピアニスト谷本美帆さんも、どちらも兵庫県立西宮高等学校音楽科を経ている。
華子さんは桐朋学園大学音楽学部ソリスト・デプロマコースに入学。カナダのブランドン大学にも留学した。その後、ソリストとして国内外のオーケストラとの共演も重ねている。もうそこからして人生が違った。こんな人生もあったのだと、初老の私は一人考えに耽る。
全日本学生音楽コンクール「中学校の部」「高校の部」ではそれぞれ全国大会1位に輝いている。言葉もはっきりしていて、男っ気たっぷりだ。どこかKOBAさんのマジシャンの息子に顔が似ている。
上手い。兎に角上手い。これから日本の代表的なヴァイオリニストに育って行くだろう。その確かな演奏技術と高い音楽性が認められ、サントリー株式会社から1752年製作のヴァイオリン、トーマソ・カルカッシを無償貸与されている。
谷本華子さんの演奏技術と舞台度胸には、舌を巻いている。こんな心臓の毛が欲しい。毛蟹が羨ましい。
姉の谷本美帆さんは、京都市立芸術大学音楽学部器楽科を卒業。数々の賞を得た後は、1992年より「アンサンブル・ディマンシュ管弦楽団」の専属ピアニストとしてベートーヴェン、ラフマニノフなどのピアノ協奏曲や同楽団香港公演で共演をしている。
姉妹とは言え、ヴァイオリンとピアノの息がぴったりだ。また、このピアノは、時には優しく、時には力強く、時には繊細で豊か。そんなタッチだ。こんな素敵な音で伴奏出切る姉美帆さん。華子さんが羨ましい位だ。でも私にだっていつでも時間があれば協力をしてくれるS.Sさんがいる。また、北九州に行ってしまっているが、A.Aさんもいるのだ。
私は、この姉妹の演奏は、いつだって観たいと思っている。おっと、聴きたいのだけれど、十分に鑑賞にも堪えるのだ。
何を演奏したかだって? 休憩の20分を挟んで12曲。
演奏曲目
1.バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
2.ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
3.ポンセ:エストレリータ
4.アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
5.クライスラー:ウィーン奇想曲 作品2
6.ピアソラ:オブリビオン
7.ピアソラ:鮫
休憩
8.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より)
9.日本の歌より
10. ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 作品50
11. マスネ:タイスの瞑想曲
12. ラヴェル:ツィガーヌ
前から3番目の席で堪能した。勿論ヴァイオリンをであるが、私はピアノの伴奏もその優しさに聞き惚れていた。
日本の歌は「ふるさと」と「浜辺の歌」だった。そして、バッハのシャコンヌがあった。千住真理子さんの無伴奏を聴いたばかりだっただけに、期待感で一杯だった。何と素晴らしい演奏をするのだろうか。
アンコールは2曲用意していると言った。しかし時間が押していて1曲だけになった。「ツィゴイネルワイゼン」だ。そのテクニックには圧倒された。ヴァイオリン冥利に尽きる曲だったと思う。ああ、上手くなりたいなあ。例え今からでも、オカリナでも。私と華子さんとの違いが、月と浜辺の砂との距離程あったとしても、それでも私はあくがれて行くのだ。若山牧水のこの短歌のように。
けふもまた心の鉦を打ちならし打ちならしつつあくがれてゆく
私は違った仕事をして来た。だけれども、やっぱり音楽から離れられない。この憧れは、そこに待ち構えている死の扉まで続くに違いない。長く、ちょっとでも長く続け!
谷本華子、谷本美帆は、その瞬間を生きている。私は、その瞬間を生きれる者になりたい。
華子さんは桐朋学園大学音楽学部ソリスト・デプロマコースに入学。カナダのブランドン大学にも留学した。その後、ソリストとして国内外のオーケストラとの共演も重ねている。もうそこからして人生が違った。こんな人生もあったのだと、初老の私は一人考えに耽る。
全日本学生音楽コンクール「中学校の部」「高校の部」ではそれぞれ全国大会1位に輝いている。言葉もはっきりしていて、男っ気たっぷりだ。どこかKOBAさんのマジシャンの息子に顔が似ている。
上手い。兎に角上手い。これから日本の代表的なヴァイオリニストに育って行くだろう。その確かな演奏技術と高い音楽性が認められ、サントリー株式会社から1752年製作のヴァイオリン、トーマソ・カルカッシを無償貸与されている。
谷本華子さんの演奏技術と舞台度胸には、舌を巻いている。こんな心臓の毛が欲しい。毛蟹が羨ましい。
姉の谷本美帆さんは、京都市立芸術大学音楽学部器楽科を卒業。数々の賞を得た後は、1992年より「アンサンブル・ディマンシュ管弦楽団」の専属ピアニストとしてベートーヴェン、ラフマニノフなどのピアノ協奏曲や同楽団香港公演で共演をしている。
姉妹とは言え、ヴァイオリンとピアノの息がぴったりだ。また、このピアノは、時には優しく、時には力強く、時には繊細で豊か。そんなタッチだ。こんな素敵な音で伴奏出切る姉美帆さん。華子さんが羨ましい位だ。でも私にだっていつでも時間があれば協力をしてくれるS.Sさんがいる。また、北九州に行ってしまっているが、A.Aさんもいるのだ。
私は、この姉妹の演奏は、いつだって観たいと思っている。おっと、聴きたいのだけれど、十分に鑑賞にも堪えるのだ。
何を演奏したかだって? 休憩の20分を挟んで12曲。
演奏曲目
1.バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
2.ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
3.ポンセ:エストレリータ
4.アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
5.クライスラー:ウィーン奇想曲 作品2
6.ピアソラ:オブリビオン
7.ピアソラ:鮫
休憩
8.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より)
9.日本の歌より
10. ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 作品50
11. マスネ:タイスの瞑想曲
12. ラヴェル:ツィガーヌ
前から3番目の席で堪能した。勿論ヴァイオリンをであるが、私はピアノの伴奏もその優しさに聞き惚れていた。
日本の歌は「ふるさと」と「浜辺の歌」だった。そして、バッハのシャコンヌがあった。千住真理子さんの無伴奏を聴いたばかりだっただけに、期待感で一杯だった。何と素晴らしい演奏をするのだろうか。
アンコールは2曲用意していると言った。しかし時間が押していて1曲だけになった。「ツィゴイネルワイゼン」だ。そのテクニックには圧倒された。ヴァイオリン冥利に尽きる曲だったと思う。ああ、上手くなりたいなあ。例え今からでも、オカリナでも。私と華子さんとの違いが、月と浜辺の砂との距離程あったとしても、それでも私はあくがれて行くのだ。若山牧水のこの短歌のように。
けふもまた心の鉦を打ちならし打ちならしつつあくがれてゆく
私は違った仕事をして来た。だけれども、やっぱり音楽から離れられない。この憧れは、そこに待ち構えている死の扉まで続くに違いない。長く、ちょっとでも長く続け!
谷本華子、谷本美帆は、その瞬間を生きている。私は、その瞬間を生きれる者になりたい。