散々散財して帰った。昼前に5人で出かけて、家に着いたのは7時半頃だった。

鼻水の出ている孫だったが、明後日にはもう福山に帰ってしまうので、どこかに連れて行ってやろうと言う事になった。

淀川沿いに走りながら、「ひらかたパーク」に着いたのが2時過ぎだったと思う。ずっと昔、枚方と言えば菊人形を見に行った事がある位だった。

入園料が随分高いと感じたが、入らない訳には行かなかった。大人が1300円で子供は700円だった。しかし、目的は、京阪電車開業100周年、きかんしゃトーマス65周年記念イベント、そのトーマスだったのだ。

「ソドー島ツアー」と銘打った会場は更に大人400円、子供200円が必要だった。近くの駐車場のおじさんが200円ずつの割引券をくれていたので、少しは安くなったが、それでも大変な料金だ。

昼食などどこへやら、途端に孫の顔色が変わった。それからは「ウエルカムゾーン」「トーマス大研究」「ソドー島めぐり」「わくわくパーク」「トーマスとなかまたち」などと名前の付けられた場で遊んでいた。

ソドー島と言うから、我々はどっか離れた島を想像していたが、その点は少々がっかりもした。けれど、金曜日でも結構な人出で、子供達はそれなりに楽しんでいた。一番子供が集まっていたのは、木のレールが敷かれた、自由に汽車を手に持って動かす遊び場だった。我々は空腹を覚えていたのだが、孫はそれ所ではなかった。

何とか遊び終えて出ようとした所に「ボールプール」があり、そこへ入って行って、また遊んでいた。靴を履いたまま入れるので、脱ぐ面倒さがなかった。

やっと昼食にありつけた。お子様ランチは品が揃っていて、どれがいいか聞いたが「パンとジュースがいい」と言った。私は「ビーフカレー」にした。1000円は高いかも知れないが、4切れの肉は崩れそうに柔らかい固まりになっていた。量より質とはよく言ったものだ。「ハンバーグ」や「グラタン」にしなくて良かったと真面目に思ったのだ。孫は、持参して来ていた玉子とソーセージを挟んだパンと、娘の「グラタン」に付いて来たパンの半分を喜んで食べ、時折ジュースを飲んだ。

3時を回った昼食タイムだった。

カラフルなかわいい「ノームトレイン」には、私と孫が乗った。全員乗るには、利用料金が馬鹿にならない。動き出すと景色を見ながら、薔薇の花が咲く頃はさぞかし綺麗だろうなと思った。

プレイコーナーは入場無料なのでもう一度戻り、「レッツゴートーマス」には娘と孫が乗った。パズルとコマを買い、またも散財!

マクドナルドではフライドポテトの大を注文して、皆で食べた。これは気分の問題である。

レッサーパンダが笹を食べているのを見てから、最後は全員で「スカイウオーカー」に乗った。10分間。早い話が観覧車なのである。「皆で乗れて幸せ」と娘が言った。


若いカップルなどにはそれなりに楽しめるものもある。「木製コースター エルフ」は揺れと軋み、柱にぶつかりそうなコースがスリル満点だと言う。また、「トロールパニック パチャンガ」は激しい波に弄ばれ、もみくちゃにされる快感がたまらないと言う絶叫川下りだ。水しぶきを浴びて服が濡れてしまった若い女の子が、見下ろす我々に笑顔で手を振った。


結構幅広く楽しめるので、機会があればもう一度行ってもいいかなとは思うが、何とも微妙である。しかし、名の知れた「ひらかたパーク」だ。

孫はしきりに、「今日は楽しかったね」を連発していた。次はトーマスを卒業しているだろうから、パパとママと一緒に来たらいいと思う。トーマスも7月4日で終わりだし、いいタイミングだった。

私? 私は今度来るとしたら、また「ビーフカレー」が目的になるだろう。