美女にも色々あって、好みもあり範囲も広い。
映画を見終わり、少し時間を潰してから、東急ハンズの前に着いたのが、29日、約束の時間6時30分を5分程過ぎていた。
二人の、年齢不問の美女が待っていた。一度三人で食事をしようと言いながら、もう1年半は過ぎていたような気がする。
三宮の東急ハンズから驚くほど近い「蛮海」の入り口すぐの所に、予約しておいた席があった。カウンターの横のボックスだった。
2度程しか行っていないこの店から年賀状が来ていて、1月中ならコース料理が半額だと言うのである。それで、二人の事を思い出したのだった。飲み放題にして、ビールで乾杯した。その液体は、スーッと胃袋に流し込まて行った。
9番のデザートで終わったのだが、これが普段の値段なら通い詰めるかも知れない。イカの塩辛から始まり、刺身や牛肉の小さな鉄板焼き。細い乾麺に野菜と共に餡が乗せられているそれは、結構いい味がしている。酢もなし、ごま油もなし、そんな巻き寿司が9切れ。どちらかを加えるだけで日本風になったり韓国風になったりしたであろうが、これは日韓融合寿司とも言えず、無国籍寿司と呼ぶ方が相応しいと思った。キュウリと蟹かまぼこ、それに細い玉子焼きが入っていた。
皆好き好きに、梅酒ソーダやカシスオレンジ、グレープフルーツの酎ハイなどを楽しんでいた。和服姿のお姉さんに冗談めかして聞いてみた。
「カシスオレンジじゃあなくてカシストマトジュースはあるの?」
それが、「ある」と言うのだ。言った手前、即座にそれを頼んだ。なかなか行けるではないか。二人のうち一人はちょっとだけ口に付けたが、もう一人は嫌いらしく、グラスを持とうともしなかった。無理強いは禁物である。
話も、会えば懐かしさとかなどは吹き飛んで、気の置けない三人にすぐに戻った。6月6日の友の三線の発表会の話をし、その時オカリナで出演する事も話した。いつも神戸のオカリナフェスティバルには聴きに来てくれている。今度も多分来ると思う。忘れていなければの話である。
かれこれ2時間半はいただろうか。また来年もこの時期にここで食事会をしようと言う事になった。少ない量で出されていたにも拘わらず、皆満腹になった。
和服姿のママも挨拶に来た。小柄な、感じのいいママで、一度トイレに行ったが、出る時そこで待ってくれていた。驚いたのと恐縮したのとで、一時小さな頭の中はパニックだった。
二人は、若いお姉さんに宴会の収容人数を聞いていた。3階まであり、アバウトだが3階は2~30人入れるとの返事だった。きっと、宴会場のレパートリーの一つになった事だろう。
余りの安さに驚きながら、外に出た。何と、女性にはお土産まであったのだ。
私は、ものは気持ちと、二人には「ポギキムチ」を持って来ていた。これは韓国の本場直輸入のキムチで、私のお好みのキムチなのだ。
冗談にも、二人は私に早いバレンタインだと言いながら、焼酎チョコレートをくれた。二人の孫にも可愛いチョコレートを。2ヶ月の赤ちゃんには、見せるだけにしよう。
三人は一貫楼で豚マンを買って別れた。私に取っては、大切な美女達なのだった。元気なのが何よりだ。
高速バスに乗ると、会う前に観た映画の凄さをもう一度反芻していた。1,000億円以上の、「タイタニック」の興業収入を超えたと言う映画「アバター」を。平日の2時からだったにも拘わらず、満員だった。一度観て置かないと、話も出来ない。3Dの映像の迫力は、目の前まで飛び出して来る。勿論、入る前に渡される3D用の眼鏡を掛けて観るのだ。
構想14年、制作4年以上と言われている。ジェームズ・キャメロン監督による、SF超大作だ。
惑星パンドラの先住民ナヴィは3メートルの身長で尻尾があり、煌く青い皮膚をしている。そのパンドラへやって来た元海兵隊員ジェイクは自らの分身アバターを操ってナヴィと交流すると言ったお話だが、それは観てからのお楽しみとして置こう。勿論、ジェイクのアバターはナヴィの首長の娘ネイティリと恋に陥る事になる。
理由は伏せて置くが、最後は人類とナヴィとの戦争が起こる。さて、結末は如何に、と言う次第。
異常な顔だが、次第にそれが当たり前の顔に思われて来るから不思議だ。そして、ネイティリが絶世の美人に見えるから、世界が注目しているのも頷けると言うものだ。機会があれば、もう一度観てもいいと思っている位だ。その迫力は、観た者にしか分からないのだ。
今度は、全く普通の「おとうと」を見なくちゃなあ、と思いながら、バスを降りた。
映画を見終わり、少し時間を潰してから、東急ハンズの前に着いたのが、29日、約束の時間6時30分を5分程過ぎていた。
二人の、年齢不問の美女が待っていた。一度三人で食事をしようと言いながら、もう1年半は過ぎていたような気がする。
三宮の東急ハンズから驚くほど近い「蛮海」の入り口すぐの所に、予約しておいた席があった。カウンターの横のボックスだった。
2度程しか行っていないこの店から年賀状が来ていて、1月中ならコース料理が半額だと言うのである。それで、二人の事を思い出したのだった。飲み放題にして、ビールで乾杯した。その液体は、スーッと胃袋に流し込まて行った。
9番のデザートで終わったのだが、これが普段の値段なら通い詰めるかも知れない。イカの塩辛から始まり、刺身や牛肉の小さな鉄板焼き。細い乾麺に野菜と共に餡が乗せられているそれは、結構いい味がしている。酢もなし、ごま油もなし、そんな巻き寿司が9切れ。どちらかを加えるだけで日本風になったり韓国風になったりしたであろうが、これは日韓融合寿司とも言えず、無国籍寿司と呼ぶ方が相応しいと思った。キュウリと蟹かまぼこ、それに細い玉子焼きが入っていた。
皆好き好きに、梅酒ソーダやカシスオレンジ、グレープフルーツの酎ハイなどを楽しんでいた。和服姿のお姉さんに冗談めかして聞いてみた。
「カシスオレンジじゃあなくてカシストマトジュースはあるの?」
それが、「ある」と言うのだ。言った手前、即座にそれを頼んだ。なかなか行けるではないか。二人のうち一人はちょっとだけ口に付けたが、もう一人は嫌いらしく、グラスを持とうともしなかった。無理強いは禁物である。
話も、会えば懐かしさとかなどは吹き飛んで、気の置けない三人にすぐに戻った。6月6日の友の三線の発表会の話をし、その時オカリナで出演する事も話した。いつも神戸のオカリナフェスティバルには聴きに来てくれている。今度も多分来ると思う。忘れていなければの話である。
かれこれ2時間半はいただろうか。また来年もこの時期にここで食事会をしようと言う事になった。少ない量で出されていたにも拘わらず、皆満腹になった。
和服姿のママも挨拶に来た。小柄な、感じのいいママで、一度トイレに行ったが、出る時そこで待ってくれていた。驚いたのと恐縮したのとで、一時小さな頭の中はパニックだった。
二人は、若いお姉さんに宴会の収容人数を聞いていた。3階まであり、アバウトだが3階は2~30人入れるとの返事だった。きっと、宴会場のレパートリーの一つになった事だろう。
余りの安さに驚きながら、外に出た。何と、女性にはお土産まであったのだ。
私は、ものは気持ちと、二人には「ポギキムチ」を持って来ていた。これは韓国の本場直輸入のキムチで、私のお好みのキムチなのだ。
冗談にも、二人は私に早いバレンタインだと言いながら、焼酎チョコレートをくれた。二人の孫にも可愛いチョコレートを。2ヶ月の赤ちゃんには、見せるだけにしよう。
三人は一貫楼で豚マンを買って別れた。私に取っては、大切な美女達なのだった。元気なのが何よりだ。
高速バスに乗ると、会う前に観た映画の凄さをもう一度反芻していた。1,000億円以上の、「タイタニック」の興業収入を超えたと言う映画「アバター」を。平日の2時からだったにも拘わらず、満員だった。一度観て置かないと、話も出来ない。3Dの映像の迫力は、目の前まで飛び出して来る。勿論、入る前に渡される3D用の眼鏡を掛けて観るのだ。
構想14年、制作4年以上と言われている。ジェームズ・キャメロン監督による、SF超大作だ。
惑星パンドラの先住民ナヴィは3メートルの身長で尻尾があり、煌く青い皮膚をしている。そのパンドラへやって来た元海兵隊員ジェイクは自らの分身アバターを操ってナヴィと交流すると言ったお話だが、それは観てからのお楽しみとして置こう。勿論、ジェイクのアバターはナヴィの首長の娘ネイティリと恋に陥る事になる。
理由は伏せて置くが、最後は人類とナヴィとの戦争が起こる。さて、結末は如何に、と言う次第。
異常な顔だが、次第にそれが当たり前の顔に思われて来るから不思議だ。そして、ネイティリが絶世の美人に見えるから、世界が注目しているのも頷けると言うものだ。機会があれば、もう一度観てもいいと思っている位だ。その迫力は、観た者にしか分からないのだ。
今度は、全く普通の「おとうと」を見なくちゃなあ、と思いながら、バスを降りた。