今日の出来事は今日中には書けないと思うので、またまた気になる「編集手帳」と「みのもんた朝ズバッ!」の一コマを載せる事にする。
先ず、「編集手帳(2009.12.18)」。
歩行者用の信号に立ち止まり、はるか昔、小学校の理科の授業が頭をよぎるときがある。青に変わったらアルカリ(歩け)――液体や気体が酸性かアルカリ性かを判定するリトマス試験紙の色の変化を、そう教わった。
手品のように色が変わっていく様子に目を凝らした覚えがある。国の政策にも、「適切」と「不適切」を判定するリトマス試験紙があったならば、どんなにか便利だろう。外交・安全保障の分野に限れば、じつはある。
核をもてあそび、ひとさまに向けて弾道ミサイルを発射する隣国が喜ぶ政策は「不適切」と判定して、まず誤りはない。
朝鮮中央通信によれば、北朝鮮の政府機関紙『民主朝鮮』が普天間問題をめぐる鳩山政権の対応を称賛したという。「沖縄住民はもちろん、日本社会の全面的な支持を得ている」と。日米両国を結ぶ信頼の絆が弱まるのを期待してだろう。家の周囲をうろつく挙動の怪しい人物から、「その調子、その調子」と戸締まりを褒められてどうする。
“北朝鮮試験紙”の色の変化を見れば、鳩山政権がたどりつつある外交の道にともる信号は「赤」(止まれ!)である。
「みのもんた朝ズバッ!」
網膜色素変性で盲目になった落合啓士(32歳)さんの事である。
ブラインドサッカーの日本代表になった。アイマスクをして日本、中国、韓国、イラン、マレーシアがアジア大会で戦う。さっそく中国との試合があったが惜しくも0対1で敗れた。「これからです。あと3戦ありますから」。
小学校でサッカーをやり出したが、中学校でこの病に罹り、高校で目が見えなくなった。そして不良少年への道を辿る事になる。
母親に当たる。「お前の所為で見えなくなった。見えていたら、やりたい事ができたのに」と。
それが、25歳で転機が訪れる。このブラインドサッカーと出会ったのだ。ゴールキーパーは目が見えるが、後の選手は皆盲目だ。
あの当時の顔と今の顔が全く違う。とってもいい顔になっている。荒んだ心に灯りが点るとこんなにも変わるものか。一時自暴自棄になるのは分かる。でも、静かに見ると、道は備えられているのだ。これを深い愛と言わずして、何と言えばいいだろう。
今、父親は74歳。「強い子に育って欲しい為に、健常児と同じ気持ちで育てた」と言う。母親は71歳。家業はクリーニング屋さんを営んでいる。
落合啓士さんは言う。
「道を歩いてる時は視覚障害者と見られるけど、ブラインドサッカーをしている時はサッカー選手として見てくれる」
「今まで迷惑を掛けた分、ワンプレーワンプレー感謝の気持ちでプレーします」
涙が出て仕方がない。皆、困難苦境を乗り越え跳ね返し、頑張っている。
「今日も明日も、与えられたいのちを感謝で生き、最後に「ありがとう」の言葉と共にこの世を去ることができたら、それは最高の生き方です」 日野原重明(98歳のメッセージ)
先ず、「編集手帳(2009.12.18)」。
歩行者用の信号に立ち止まり、はるか昔、小学校の理科の授業が頭をよぎるときがある。青に変わったらアルカリ(歩け)――液体や気体が酸性かアルカリ性かを判定するリトマス試験紙の色の変化を、そう教わった。
手品のように色が変わっていく様子に目を凝らした覚えがある。国の政策にも、「適切」と「不適切」を判定するリトマス試験紙があったならば、どんなにか便利だろう。外交・安全保障の分野に限れば、じつはある。
核をもてあそび、ひとさまに向けて弾道ミサイルを発射する隣国が喜ぶ政策は「不適切」と判定して、まず誤りはない。
朝鮮中央通信によれば、北朝鮮の政府機関紙『民主朝鮮』が普天間問題をめぐる鳩山政権の対応を称賛したという。「沖縄住民はもちろん、日本社会の全面的な支持を得ている」と。日米両国を結ぶ信頼の絆が弱まるのを期待してだろう。家の周囲をうろつく挙動の怪しい人物から、「その調子、その調子」と戸締まりを褒められてどうする。
“北朝鮮試験紙”の色の変化を見れば、鳩山政権がたどりつつある外交の道にともる信号は「赤」(止まれ!)である。
「みのもんた朝ズバッ!」
網膜色素変性で盲目になった落合啓士(32歳)さんの事である。
ブラインドサッカーの日本代表になった。アイマスクをして日本、中国、韓国、イラン、マレーシアがアジア大会で戦う。さっそく中国との試合があったが惜しくも0対1で敗れた。「これからです。あと3戦ありますから」。
小学校でサッカーをやり出したが、中学校でこの病に罹り、高校で目が見えなくなった。そして不良少年への道を辿る事になる。
母親に当たる。「お前の所為で見えなくなった。見えていたら、やりたい事ができたのに」と。
それが、25歳で転機が訪れる。このブラインドサッカーと出会ったのだ。ゴールキーパーは目が見えるが、後の選手は皆盲目だ。
あの当時の顔と今の顔が全く違う。とってもいい顔になっている。荒んだ心に灯りが点るとこんなにも変わるものか。一時自暴自棄になるのは分かる。でも、静かに見ると、道は備えられているのだ。これを深い愛と言わずして、何と言えばいいだろう。
今、父親は74歳。「強い子に育って欲しい為に、健常児と同じ気持ちで育てた」と言う。母親は71歳。家業はクリーニング屋さんを営んでいる。
落合啓士さんは言う。
「道を歩いてる時は視覚障害者と見られるけど、ブラインドサッカーをしている時はサッカー選手として見てくれる」
「今まで迷惑を掛けた分、ワンプレーワンプレー感謝の気持ちでプレーします」
涙が出て仕方がない。皆、困難苦境を乗り越え跳ね返し、頑張っている。
「今日も明日も、与えられたいのちを感謝で生き、最後に「ありがとう」の言葉と共にこの世を去ることができたら、それは最高の生き方です」 日野原重明(98歳のメッセージ)