来賓として案内が来たので、ある保育所の生活発表会に行って来た。
「たんぽぽ」は1歳児。「すみれ」は2歳児。「ちゅうりっぷ」は3歳児。「こすもす」は4歳児。「ひまわり」は5歳児となっている。
少ない人数の保育所なので、子供たちは伸び伸びと楽しんでいる。お父さんやお母さんなどお家の人達の前でやれるから、嬉しくて仕様がないと言う風だ。
「アイアイ」や「たのしいね」など、全児の歌が3曲終わると、1・2歳児の「たまごのなかから で・て・お・い・で」が始まり、両側の卵を描いたダンボールの壁から、隠れていた子供たちが現れる。右から亀が出て来て、のこのこ四つん這いで歩いてみせる。何でも絵になって、一人ひとりが可愛い。一頻り歩き終わると、今度は左からとんぼが出て来ると、手を広げて飛び回る。右、どんぐり。左、うさぎ。どんな関係があるかって、私に聞かないで!
この4つ、考えてみたらこんな事が分かったのだけれど・・。考えなくたって、誰でも分かるよね。つまり躍動を表していて、「ゆっくり四つん這いで歩く」「手を広げて走り回る」「体を丸めて転げまわる」「ピョンピョン飛び跳ねる」。遊びの中で、保育士達が運動能力を付けようと考えて選んだものだと思った。
先生は、大きな声で一人芝居? じゃなくて、状況が分かるように説明しながら動いている。「どんぐりさん、みーつけた」てな調子で。じっとして何も出来ない子供がいると、先生はその子をさっと抱えて一緒に走る。とんぼになって走る。躍動感があって、とってもいいと感じた。ちっちゃなちっちゃな子供たちの、無心なお遊びだった。
「へ・ん・し・ん パート供廚蓮■該仍纊J欅藹蠅猟蹐鮑童修靴燭發里世辰拭ごろごろ出て来たものが団子虫だったから、プランターをどけたりするとそれはよく見つかるのだろう。子供たちの大好きな虫なのだ。
「団子虫の好きなものはなーに?」
先生が一人ひとりに聞く。
「コンクリート」
「石」
「そうね。それも食べちゃうね。殻をかたくするためにね」
ピアノを弾きながら、顔は子供の方を向いている。鍵盤を見ていないのに、よくあれだけの正確な音を出せていると感心する。
背景の大きな木や地面の絵が素晴らしい力作である。全児共通なので、その上にクラス毎の子供たちの絵を貼っていく。
蝉の幼虫が、大きな木に上って行き、やがて羽が出て蝉になった。夏になると1本の桜の木に、毎日2、30匹以上の蝉が上って来るそうである。
「と・も・だ・ち」は4・5歳児の遊戯だった。来年は小学校に入学する子たちもいて、さすがにしっかりした演技だった。一人がにやにやし出すと何人かの子に伝染するが、それにも負けないで懸命に演技を続ける子もいる。そんな状況もあり、ありのままの状態を見せてくれる。それが生活発表会の良い所であろうと思う。型に嵌められてきちんとやらされているような演技には、見る方も楽しみがない。思わず笑ってしまうような場面に出くわしてこそ、子供のよさが感じられると思うのだ。小さい子に、ハプニングは付き物だ。
弱い動物を強い動物が食べたりしないで、喉が渇いているだろうと言って水を飲ませてやると言ったストーリーだが、強い動物は、友達がいなくて寂しかったのだった。だから、何が何でも友達が欲しかったのである。
「私達を食べないで水を飲ませてくれたよ。食べるんだったらこんな事しないよね」
と話し合って、友達にしてやるお話だった。
1部が終わると1時間は過ぎていた。2部は4・5歳児の合唱と合奏で、最後に1・2・3歳児が加わって「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ってお仕舞いだった。
1番目の「おはぎの合唱」は替え歌で、メロディーは「♪おーたまじゃくしはかえるのこ・・」と「♪ごーはんだごはんーださあーたべよ・・」。2組が別々に歌った後、最後は一緒に合わせて歌って終わりだった。
「カスタネット奏」は4歳児で、「ねこふんじゃった」のリズムでカスタネットを叩いていた。「ピアニカ奏」は5歳児が、「かえるのうた」と「キラキラ星」を吹いた。練習した跡が窺えたが、先生のピアノが凄くて、「キラキラ星」の後半から「キラキラ星変奏曲」のメロディーに変わった。私は圧倒されながら、それを聴いていた。子供のリズム感も、圧倒的にアップする事だろう。こんなの、いつ聴けると言うのだ。
最後まで楽しませて貰って、保育所を出た。保育士さんは嬉々として、とてもいい仕事をしていた。また、子供を育てるための基礎の部分を担当する、大変重要な役目でもあると思った。
帰りにヤマハに寄って楽譜を見ようと思ったが、黒糖の事が頭の中をちらついて、気になっていた「携帯黒糖」を買って帰った。我慢し切れず、垂水からのバスの中で封を開けて口に入れた。旨い。もう一つ入れた。
今又、何粒も食べている。なくなっても、カバンの中に予備がある。これは繊維がないから食べるのは構わない。黒糖焼酎のあてとして食べているのだったら、どちらにも酔い痴れる事が出来ただろうのに。無常にも、台所の隅には芋焼酎のパックが置かれている。1週間は駄目って事は、病院の事だ。長めに言っているに違いない。とすると、もう飲んでもいい頃だと思うのだが。
さっきは盛んに湯気が立ち上っていたコーヒーカップも、湯気所か、もうすっかり空になっている。
「たんぽぽ」は1歳児。「すみれ」は2歳児。「ちゅうりっぷ」は3歳児。「こすもす」は4歳児。「ひまわり」は5歳児となっている。
少ない人数の保育所なので、子供たちは伸び伸びと楽しんでいる。お父さんやお母さんなどお家の人達の前でやれるから、嬉しくて仕様がないと言う風だ。
「アイアイ」や「たのしいね」など、全児の歌が3曲終わると、1・2歳児の「たまごのなかから で・て・お・い・で」が始まり、両側の卵を描いたダンボールの壁から、隠れていた子供たちが現れる。右から亀が出て来て、のこのこ四つん這いで歩いてみせる。何でも絵になって、一人ひとりが可愛い。一頻り歩き終わると、今度は左からとんぼが出て来ると、手を広げて飛び回る。右、どんぐり。左、うさぎ。どんな関係があるかって、私に聞かないで!
この4つ、考えてみたらこんな事が分かったのだけれど・・。考えなくたって、誰でも分かるよね。つまり躍動を表していて、「ゆっくり四つん這いで歩く」「手を広げて走り回る」「体を丸めて転げまわる」「ピョンピョン飛び跳ねる」。遊びの中で、保育士達が運動能力を付けようと考えて選んだものだと思った。
先生は、大きな声で一人芝居? じゃなくて、状況が分かるように説明しながら動いている。「どんぐりさん、みーつけた」てな調子で。じっとして何も出来ない子供がいると、先生はその子をさっと抱えて一緒に走る。とんぼになって走る。躍動感があって、とってもいいと感じた。ちっちゃなちっちゃな子供たちの、無心なお遊びだった。
「へ・ん・し・ん パート供廚蓮■該仍纊J欅藹蠅猟蹐鮑童修靴燭發里世辰拭ごろごろ出て来たものが団子虫だったから、プランターをどけたりするとそれはよく見つかるのだろう。子供たちの大好きな虫なのだ。
「団子虫の好きなものはなーに?」
先生が一人ひとりに聞く。
「コンクリート」
「石」
「そうね。それも食べちゃうね。殻をかたくするためにね」
ピアノを弾きながら、顔は子供の方を向いている。鍵盤を見ていないのに、よくあれだけの正確な音を出せていると感心する。
背景の大きな木や地面の絵が素晴らしい力作である。全児共通なので、その上にクラス毎の子供たちの絵を貼っていく。
蝉の幼虫が、大きな木に上って行き、やがて羽が出て蝉になった。夏になると1本の桜の木に、毎日2、30匹以上の蝉が上って来るそうである。
「と・も・だ・ち」は4・5歳児の遊戯だった。来年は小学校に入学する子たちもいて、さすがにしっかりした演技だった。一人がにやにやし出すと何人かの子に伝染するが、それにも負けないで懸命に演技を続ける子もいる。そんな状況もあり、ありのままの状態を見せてくれる。それが生活発表会の良い所であろうと思う。型に嵌められてきちんとやらされているような演技には、見る方も楽しみがない。思わず笑ってしまうような場面に出くわしてこそ、子供のよさが感じられると思うのだ。小さい子に、ハプニングは付き物だ。
弱い動物を強い動物が食べたりしないで、喉が渇いているだろうと言って水を飲ませてやると言ったストーリーだが、強い動物は、友達がいなくて寂しかったのだった。だから、何が何でも友達が欲しかったのである。
「私達を食べないで水を飲ませてくれたよ。食べるんだったらこんな事しないよね」
と話し合って、友達にしてやるお話だった。
1部が終わると1時間は過ぎていた。2部は4・5歳児の合唱と合奏で、最後に1・2・3歳児が加わって「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ってお仕舞いだった。
1番目の「おはぎの合唱」は替え歌で、メロディーは「♪おーたまじゃくしはかえるのこ・・」と「♪ごーはんだごはんーださあーたべよ・・」。2組が別々に歌った後、最後は一緒に合わせて歌って終わりだった。
「カスタネット奏」は4歳児で、「ねこふんじゃった」のリズムでカスタネットを叩いていた。「ピアニカ奏」は5歳児が、「かえるのうた」と「キラキラ星」を吹いた。練習した跡が窺えたが、先生のピアノが凄くて、「キラキラ星」の後半から「キラキラ星変奏曲」のメロディーに変わった。私は圧倒されながら、それを聴いていた。子供のリズム感も、圧倒的にアップする事だろう。こんなの、いつ聴けると言うのだ。
最後まで楽しませて貰って、保育所を出た。保育士さんは嬉々として、とてもいい仕事をしていた。また、子供を育てるための基礎の部分を担当する、大変重要な役目でもあると思った。
帰りにヤマハに寄って楽譜を見ようと思ったが、黒糖の事が頭の中をちらついて、気になっていた「携帯黒糖」を買って帰った。我慢し切れず、垂水からのバスの中で封を開けて口に入れた。旨い。もう一つ入れた。
今又、何粒も食べている。なくなっても、カバンの中に予備がある。これは繊維がないから食べるのは構わない。黒糖焼酎のあてとして食べているのだったら、どちらにも酔い痴れる事が出来ただろうのに。無常にも、台所の隅には芋焼酎のパックが置かれている。1週間は駄目って事は、病院の事だ。長めに言っているに違いない。とすると、もう飲んでもいい頃だと思うのだが。
さっきは盛んに湯気が立ち上っていたコーヒーカップも、湯気所か、もうすっかり空になっている。