11月19日の夜の事である。「記事に登録できない文字列が含まれています」と文が現れて、決定ボタンを押しても記事が貼り付かなかった。4時間格闘の末、真夜中を過ぎてしまった。心配してくれた人達に、感謝の意を表する。
文章の固まり毎に削除し、決定を押し、再び次の文章の固まりを削除する内、どこかの固まりを削除した時に貼り付いてくれた。それは、別段「登録できない文字列」でも何でもなかった。
**********
家の傍からの直通のバスで三宮に着いた。次は三宮のバス停、と言う大変便利なバスだ。高速を走るので、途中で止まれない。ちょっとした旅行気分も味わえる。25分で到着だ。三宮止まりと神戸空港まで行くのがあるが、バスで垂水まで行き、そこからJRに乗り換える事を思えば、一っ跳びの感がある。
そこから阪急電鉄に乗り、二つ先の王子公園駅まで行く。ピアノのS先生(Sさんなんて呼べないだろう。素晴らしいプロのピアニストなのだから)のお宅へお邪魔して、管楽器コンクールに出場する為の音合わせをする為だ。
阪急三宮駅のホームに駆け上がったら、ゆっくり電車が動き出した所だった。ああっ。深い溜め息が洩れた。次の普通が10時2分。約束が10時。自分から言っておいて・・。遅れる旨メールすると、「いえいえ、ごゆっくりいらして下さいませ」の返事。なんて優しい先生なのだろう。性格の問題ではないような気がする。人間が出来ているのだ、きっと。なので、ご主人も素晴らしい。18分位遅れたが、その所為とは全く関係なく、今日はご主人に会う事が出来た。
可愛い犬を抱いて顔を覗かせて下さった。チェリーちゃんと言う。ブログ友達(飲み友達ではない。後々茶飲み友達になるかも知れない人)の所にも2匹の可愛いよく似た犬ちゃんがいて、1匹はシェリーと言う名前だ。呼び名が似ていて、何だか一人楽しくなっていた。ご主人に、ずっと聴いて頂けたのは幸運だった。
ソロ部門は18才以下クラス、一般クラス、音楽専攻クラス、15才以下クラス。後はアンサンブル部門になっている。私が出場する一般クラスは、22番から38番までなので17組と言う事になる。と言う事は、18才以下クラスは21組あると思う。私は22番なので、一般クラスではトップバッターだ。自分にプレッシャーばかりかけている。
極端なビブラートをかけたり素直に吹いたりしたのを伴奏しながら聴いて貰って、どちらが良いか意見を聞いた。私のやりたいようにやるのでいいと言う結論になった。今までやって来たやり方で勝負しよう。いや、勝負なんか考えないで、楽しく吹けたらそれでいい。
たった一度の練習で、後は本番となる。千回以上練習して来た「千の風になって」だが、低音のラが、アルトC管もソプラノC管も曖昧で、小さな音になる事がしばしばだった。それも指摘して貰い、はっきりした正確な音を出そうと思った。
来年は、「THE ROSE」か「亜麻色の髪の乙女」のどちらかと美空ひばりの「悲しい酒」をやる予定なのでよろしく、と楽譜を渡した。「THE ROSE」はピアノ伴奏譜がない。けれど、もしやるとして、オリジナルで伴奏を付けて貰ったら、それも楽しいかと思った。「悲しい酒」も同じ思いを持っている。けれど、来年の夏の話なので、まだまだ色々考えてみたい。「タイスの瞑想曲」もある。「トルコ行進曲」もある。まだまだベートーヴェンの「エリーゼの為に」や「交響曲第5番」だってある。どこまで行けるか知らないが「小犬のワルツ」もある。とか何とか。こんな曲、ほんまにやれるんかいな。
「トルコ行進曲」の終わりの辺りをちょろっと吹いたら、すぐにピアノの音が被さって来た。1Cだったので、そのオカリナにすぐさま合わせての事だった。正に凄腕だ。
ご主人が淹れて下さった紅茶でケーキを頂いて、またまた駄弁を弄し、12時きっかりに美女S先生の家を後にした。
三宮から元町まで歩いた。10分程だから、電車に乗って120円払うよりはいい。あの横幅の馬鹿でかい横断歩道を南に渡り真っ直ぐ歩くと、T字になっている元町商店街に突き当たる。それまでに左側に「金時食堂」が目に付き、さっと中に入った。満員に近かった。4人掛けのテーブルが13卓あり、50人は入る事が出来る。所謂大衆食堂だが、女の人も4・5人入っていて、これも時代の流れかと言う気がした。
トンカツ定食にした。700円。昆布とキュウリの酢の物が付いている。味噌汁も付いていたが、前に座っている男の人が注文していた粕汁が美味しそうなので、それにした。変更可能だったが、粕汁は何故か新しい紙が上から貼ってあり、明らかにそれは値上げされていた。味噌汁120円に対して250円だった。結果、840円支払う事になった。
普通粕汁には鮭の切り身が入っているが、ここは鯛の切り身だった。何故か粕汁は鮭がいい。鋭い骨を3本、昆布を入れていた小鉢に置いた。
よく見ると、おかずも色々選べる事が分かった。男の子と感じのいい2人のスリムな女の人が、甲斐甲斐しく動き回っている。今度元町に来たら、ここで食べよう。祝日だけがお休みで、後は営業しているそうだ。
ここまで来たら何処へ行くか。勿論ヤマハ楽器店だ。
渡辺貞夫のCDを探した。「Into Tomorrow」を見つけた。3150円。躊躇した。財布を見た。帰りのバス代400円が確保出来たら買える。3人の野口英世が、この為に畳まれて入っていた。バス代は小銭群の中に何とかありそうだ。CDを手に持つと、当然のようにレジに向かい、惜しげもなく3人と別れた。
今、初めて聴いている。1曲目、Butterfly。胸が躍った。2曲目が始まった。Tree Tops。
CDの曲目はこうなっている。
1. Butterfly
2. Tree Tops
3. Study in Pit Inn
4. If I Could
5. Times Ago(For Tibetan People)
6. Whay Second Line
7. Not Quite a Samba
8. Song of May
9. Itapuа(On the Beach)
10. Train Samba
11. Into Tomorrow
Sadao Watanabe - alto saxophone,flute
Gerald Clayton - piano
Ben Williams - bass
Johnathan Blake - drums
ジャズってこんなに素晴らしいものだったのか。ここにのめりこんだら、もう出口がないかも知れない。空想の中で、一緒にオカリナを鳴らしてみた。誰も変に思う者はいなかった。それはそうだろう。誰にも聞こえないのだから。誰かが良薬と言っていたが、やっぱり麻薬だろう。音楽の、ね。
これは完全にナベサダの音と世界だ。ピアノ、バス、ドラムスの入り具合が絶妙だ。ずっとかけ続けておいてもいい。何度聴いてもいい。ジャズがこんなに美しいとは。
まだ、What Second Line。最後のInto Tomorrowまでまだ時間がある。それなのに、もう素晴らしい予感がある。12月11日のチケットはゲットした。
朝届いていたナベサダの封筒とチケットが、何処を見ても見当たらない。チラシだけは、この部屋にある。あらゆる所を探したが、チケットを見た記憶もない。ゴミ袋を引っくり返して見たが、捨てたと思われるザ・シンフォニーホールの封筒もない。
CDのナベサダは、そんな事はお構いなしに、吹き続けている。明日考えよう。明日電話してみよう。再発行出来ませんと言うだろうか。チケット、入れていませんでした、と言うだろうか。もう5000円を、ローソンから振り込んで来たばかりだと言うのに。
Into Tomorrow。
あれあれ、やっと判明した。5000円が振り込まれたかどうかを確認してから、チケットが送られて来る事になっていた。封筒に入っていたものは、チラシと振込用紙だったのだ。
未だに分からないのは、封筒の行方である。どうでもいい事なのだが、認知症の前触れでは困る。
文章の固まり毎に削除し、決定を押し、再び次の文章の固まりを削除する内、どこかの固まりを削除した時に貼り付いてくれた。それは、別段「登録できない文字列」でも何でもなかった。
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家の傍からの直通のバスで三宮に着いた。次は三宮のバス停、と言う大変便利なバスだ。高速を走るので、途中で止まれない。ちょっとした旅行気分も味わえる。25分で到着だ。三宮止まりと神戸空港まで行くのがあるが、バスで垂水まで行き、そこからJRに乗り換える事を思えば、一っ跳びの感がある。
そこから阪急電鉄に乗り、二つ先の王子公園駅まで行く。ピアノのS先生(Sさんなんて呼べないだろう。素晴らしいプロのピアニストなのだから)のお宅へお邪魔して、管楽器コンクールに出場する為の音合わせをする為だ。
阪急三宮駅のホームに駆け上がったら、ゆっくり電車が動き出した所だった。ああっ。深い溜め息が洩れた。次の普通が10時2分。約束が10時。自分から言っておいて・・。遅れる旨メールすると、「いえいえ、ごゆっくりいらして下さいませ」の返事。なんて優しい先生なのだろう。性格の問題ではないような気がする。人間が出来ているのだ、きっと。なので、ご主人も素晴らしい。18分位遅れたが、その所為とは全く関係なく、今日はご主人に会う事が出来た。
可愛い犬を抱いて顔を覗かせて下さった。チェリーちゃんと言う。ブログ友達(飲み友達ではない。後々茶飲み友達になるかも知れない人)の所にも2匹の可愛いよく似た犬ちゃんがいて、1匹はシェリーと言う名前だ。呼び名が似ていて、何だか一人楽しくなっていた。ご主人に、ずっと聴いて頂けたのは幸運だった。
ソロ部門は18才以下クラス、一般クラス、音楽専攻クラス、15才以下クラス。後はアンサンブル部門になっている。私が出場する一般クラスは、22番から38番までなので17組と言う事になる。と言う事は、18才以下クラスは21組あると思う。私は22番なので、一般クラスではトップバッターだ。自分にプレッシャーばかりかけている。
極端なビブラートをかけたり素直に吹いたりしたのを伴奏しながら聴いて貰って、どちらが良いか意見を聞いた。私のやりたいようにやるのでいいと言う結論になった。今までやって来たやり方で勝負しよう。いや、勝負なんか考えないで、楽しく吹けたらそれでいい。
たった一度の練習で、後は本番となる。千回以上練習して来た「千の風になって」だが、低音のラが、アルトC管もソプラノC管も曖昧で、小さな音になる事がしばしばだった。それも指摘して貰い、はっきりした正確な音を出そうと思った。
来年は、「THE ROSE」か「亜麻色の髪の乙女」のどちらかと美空ひばりの「悲しい酒」をやる予定なのでよろしく、と楽譜を渡した。「THE ROSE」はピアノ伴奏譜がない。けれど、もしやるとして、オリジナルで伴奏を付けて貰ったら、それも楽しいかと思った。「悲しい酒」も同じ思いを持っている。けれど、来年の夏の話なので、まだまだ色々考えてみたい。「タイスの瞑想曲」もある。「トルコ行進曲」もある。まだまだベートーヴェンの「エリーゼの為に」や「交響曲第5番」だってある。どこまで行けるか知らないが「小犬のワルツ」もある。とか何とか。こんな曲、ほんまにやれるんかいな。
「トルコ行進曲」の終わりの辺りをちょろっと吹いたら、すぐにピアノの音が被さって来た。1Cだったので、そのオカリナにすぐさま合わせての事だった。正に凄腕だ。
ご主人が淹れて下さった紅茶でケーキを頂いて、またまた駄弁を弄し、12時きっかりに美女S先生の家を後にした。
三宮から元町まで歩いた。10分程だから、電車に乗って120円払うよりはいい。あの横幅の馬鹿でかい横断歩道を南に渡り真っ直ぐ歩くと、T字になっている元町商店街に突き当たる。それまでに左側に「金時食堂」が目に付き、さっと中に入った。満員に近かった。4人掛けのテーブルが13卓あり、50人は入る事が出来る。所謂大衆食堂だが、女の人も4・5人入っていて、これも時代の流れかと言う気がした。
トンカツ定食にした。700円。昆布とキュウリの酢の物が付いている。味噌汁も付いていたが、前に座っている男の人が注文していた粕汁が美味しそうなので、それにした。変更可能だったが、粕汁は何故か新しい紙が上から貼ってあり、明らかにそれは値上げされていた。味噌汁120円に対して250円だった。結果、840円支払う事になった。
普通粕汁には鮭の切り身が入っているが、ここは鯛の切り身だった。何故か粕汁は鮭がいい。鋭い骨を3本、昆布を入れていた小鉢に置いた。
よく見ると、おかずも色々選べる事が分かった。男の子と感じのいい2人のスリムな女の人が、甲斐甲斐しく動き回っている。今度元町に来たら、ここで食べよう。祝日だけがお休みで、後は営業しているそうだ。
ここまで来たら何処へ行くか。勿論ヤマハ楽器店だ。
渡辺貞夫のCDを探した。「Into Tomorrow」を見つけた。3150円。躊躇した。財布を見た。帰りのバス代400円が確保出来たら買える。3人の野口英世が、この為に畳まれて入っていた。バス代は小銭群の中に何とかありそうだ。CDを手に持つと、当然のようにレジに向かい、惜しげもなく3人と別れた。
今、初めて聴いている。1曲目、Butterfly。胸が躍った。2曲目が始まった。Tree Tops。
CDの曲目はこうなっている。
1. Butterfly
2. Tree Tops
3. Study in Pit Inn
4. If I Could
5. Times Ago(For Tibetan People)
6. Whay Second Line
7. Not Quite a Samba
8. Song of May
9. Itapuа(On the Beach)
10. Train Samba
11. Into Tomorrow
Sadao Watanabe - alto saxophone,flute
Gerald Clayton - piano
Ben Williams - bass
Johnathan Blake - drums
ジャズってこんなに素晴らしいものだったのか。ここにのめりこんだら、もう出口がないかも知れない。空想の中で、一緒にオカリナを鳴らしてみた。誰も変に思う者はいなかった。それはそうだろう。誰にも聞こえないのだから。誰かが良薬と言っていたが、やっぱり麻薬だろう。音楽の、ね。
これは完全にナベサダの音と世界だ。ピアノ、バス、ドラムスの入り具合が絶妙だ。ずっとかけ続けておいてもいい。何度聴いてもいい。ジャズがこんなに美しいとは。
まだ、What Second Line。最後のInto Tomorrowまでまだ時間がある。それなのに、もう素晴らしい予感がある。12月11日のチケットはゲットした。
朝届いていたナベサダの封筒とチケットが、何処を見ても見当たらない。チラシだけは、この部屋にある。あらゆる所を探したが、チケットを見た記憶もない。ゴミ袋を引っくり返して見たが、捨てたと思われるザ・シンフォニーホールの封筒もない。
CDのナベサダは、そんな事はお構いなしに、吹き続けている。明日考えよう。明日電話してみよう。再発行出来ませんと言うだろうか。チケット、入れていませんでした、と言うだろうか。もう5000円を、ローソンから振り込んで来たばかりだと言うのに。
Into Tomorrow。
あれあれ、やっと判明した。5000円が振り込まれたかどうかを確認してから、チケットが送られて来る事になっていた。封筒に入っていたものは、チラシと振込用紙だったのだ。
未だに分からないのは、封筒の行方である。どうでもいい事なのだが、認知症の前触れでは困る。