佐渡裕さんの相手はいつもと違って高嶋ちさ子さんだった。
今日は4人の、指揮をやってみたい者が集まっていた。この前も同じ形式で行われた訳だから、全部で8人の中からグランプリが選ばれる事になる。
最初は山口茜さん(福岡)。高校生、18才の女子だ。何とブリッジの格好で入場して来た。ヴェルディの「運命の力」序曲の棒を振った。まあ、面白かった。恐れがなく、緊張していないのが凄い。「運命の力を感じてもらいます」と言って始めたが、終わった後「私が運命の力を感じました」と言った。
次は市ノ瀬雄介さん24才。静岡の男性だ。高嶋さんは「緊張していません?」と聞いていた。見た目通り、背が高く真面目そうな人だった。指揮にもそれが現れているようだった。最後がわ~んと終わったようで、「そのままエンジンをかけたまま突っ走って下さい」と審査員は言った。婚約者が来ていたのだ。感想を聞かれると「惚れ直しました」と恥ずかしげもなく答えた。あっ、曲はベートーヴェンの「エグモント序曲」だ。
飛び入りは岐阜の川尻けい子さんと言う主婦に当たった。誰が見ても合っていないし、ゆっくりになって聴き辛かったが、8分の6拍子のベートーヴェン「交響曲第7番第1楽章」は流石に難しい。途中で岩村力さんの簡単な指導を受けて再度やり直したが、少しは良くなったもののだんだん遅くなりだれて行った。番組からの指揮棒をもらって帰ったが、何故この人が手を上げたかが分からない。本当に自信のある人に振って欲しかった。
新垣皓生君は11才。これはベートーヴェンだったか「交響曲第9番第4楽章」を振ったと思う。こんな子が堂々とよく振ったと思う。両親も来ていたが、どんな子に育つのか、名前を覚えて注目して行きたいと思った。コンサートマスターに自分から握手を求めて行ったし、最初はベートーヴェンの楽譜を集めたブルーの本を持って来ていて、佐渡さんにサインを求めたりした。佐渡さんは気持ち良くサインをしたが、「あれ、もうここにサインがある」と言った。岩村さんのサインを既に貰っていたのだ。隙のない子だ。
最後は浄土宗誠心寺から来たと言う34才のお坊さんだった。副住職で、井上泰信さんと言う。グリンカの序曲「ルスランとリュドミラ」だ。僧侶姿で指揮をしたが、違和感がなかった。それに凄く上手いと感じた。後で奥さんは「ドラの音がなかったらよかった。もっと聴きたかった。感動した」と言った。その通りだった。1分過ぎると中止のドラが鳴る。分かっていても辛いだろうと思う。
私は管楽器コンクールに出場する予定だが、よく申し込んだと思う。今頃になって恐れを感じている。オカリナで他のメジャーな管楽器に雑じって演奏するのだ。無謀だが、今更仕方がない。これは入退場も含めて6分となっている。そこで合図があり、途中でも止めなければならない。最後まで吹かせて欲しい。退場の時間なんて計れないから、ステージに出る所から演奏を終わるまでが6分だと勝手に思っている。テンポは76を考えているが、ピアノと相談して80位での練習もして置きたい。
さて、グランプリだが、前回は観ていないので誰かは分からないが、今日だけなら、断然最後のお坊さんだと思った。
特別賞の2人が決まった。「やりきったで賞」はチャイコフスキーの「交響曲第5番」を振った齋藤ひろゆきさん37才。「未来の巨匠で賞」は新垣皓生君だった。グランプリは、やっぱりお坊さんだった。
中学1年生の時マンドリンを初めて聴いて虜になり、今は龍谷大学マンドリンオーケストラの指導もしていると言う。プロの指揮者を目指していたそうだ。今は息子達が継いでくれると目を細めた。審査員の一人は言った。「この人(の指揮)なら演奏してもいいかなと思いました」と。
来週の題名のない音楽会はドヴォルザークの「交響曲第8番」だ。是非これを観てから、オーケストラの現役ヴァイオリン奏者に会いに行こう。アマチュアとも言えるかどうかの単なる音楽知らずのオカリナ吹きが、何の因果か知らないがプロのヴァイオリン弾きに会いに行く。
今日は4人の、指揮をやってみたい者が集まっていた。この前も同じ形式で行われた訳だから、全部で8人の中からグランプリが選ばれる事になる。
最初は山口茜さん(福岡)。高校生、18才の女子だ。何とブリッジの格好で入場して来た。ヴェルディの「運命の力」序曲の棒を振った。まあ、面白かった。恐れがなく、緊張していないのが凄い。「運命の力を感じてもらいます」と言って始めたが、終わった後「私が運命の力を感じました」と言った。
次は市ノ瀬雄介さん24才。静岡の男性だ。高嶋さんは「緊張していません?」と聞いていた。見た目通り、背が高く真面目そうな人だった。指揮にもそれが現れているようだった。最後がわ~んと終わったようで、「そのままエンジンをかけたまま突っ走って下さい」と審査員は言った。婚約者が来ていたのだ。感想を聞かれると「惚れ直しました」と恥ずかしげもなく答えた。あっ、曲はベートーヴェンの「エグモント序曲」だ。
飛び入りは岐阜の川尻けい子さんと言う主婦に当たった。誰が見ても合っていないし、ゆっくりになって聴き辛かったが、8分の6拍子のベートーヴェン「交響曲第7番第1楽章」は流石に難しい。途中で岩村力さんの簡単な指導を受けて再度やり直したが、少しは良くなったもののだんだん遅くなりだれて行った。番組からの指揮棒をもらって帰ったが、何故この人が手を上げたかが分からない。本当に自信のある人に振って欲しかった。
新垣皓生君は11才。これはベートーヴェンだったか「交響曲第9番第4楽章」を振ったと思う。こんな子が堂々とよく振ったと思う。両親も来ていたが、どんな子に育つのか、名前を覚えて注目して行きたいと思った。コンサートマスターに自分から握手を求めて行ったし、最初はベートーヴェンの楽譜を集めたブルーの本を持って来ていて、佐渡さんにサインを求めたりした。佐渡さんは気持ち良くサインをしたが、「あれ、もうここにサインがある」と言った。岩村さんのサインを既に貰っていたのだ。隙のない子だ。
最後は浄土宗誠心寺から来たと言う34才のお坊さんだった。副住職で、井上泰信さんと言う。グリンカの序曲「ルスランとリュドミラ」だ。僧侶姿で指揮をしたが、違和感がなかった。それに凄く上手いと感じた。後で奥さんは「ドラの音がなかったらよかった。もっと聴きたかった。感動した」と言った。その通りだった。1分過ぎると中止のドラが鳴る。分かっていても辛いだろうと思う。
私は管楽器コンクールに出場する予定だが、よく申し込んだと思う。今頃になって恐れを感じている。オカリナで他のメジャーな管楽器に雑じって演奏するのだ。無謀だが、今更仕方がない。これは入退場も含めて6分となっている。そこで合図があり、途中でも止めなければならない。最後まで吹かせて欲しい。退場の時間なんて計れないから、ステージに出る所から演奏を終わるまでが6分だと勝手に思っている。テンポは76を考えているが、ピアノと相談して80位での練習もして置きたい。
さて、グランプリだが、前回は観ていないので誰かは分からないが、今日だけなら、断然最後のお坊さんだと思った。
特別賞の2人が決まった。「やりきったで賞」はチャイコフスキーの「交響曲第5番」を振った齋藤ひろゆきさん37才。「未来の巨匠で賞」は新垣皓生君だった。グランプリは、やっぱりお坊さんだった。
中学1年生の時マンドリンを初めて聴いて虜になり、今は龍谷大学マンドリンオーケストラの指導もしていると言う。プロの指揮者を目指していたそうだ。今は息子達が継いでくれると目を細めた。審査員の一人は言った。「この人(の指揮)なら演奏してもいいかなと思いました」と。
来週の題名のない音楽会はドヴォルザークの「交響曲第8番」だ。是非これを観てから、オーケストラの現役ヴァイオリン奏者に会いに行こう。アマチュアとも言えるかどうかの単なる音楽知らずのオカリナ吹きが、何の因果か知らないがプロのヴァイオリン弾きに会いに行く。