卓球を始めてから35年になる。オカリナがこれくらいだったら良かった。
けれど、そう言うのを我が儘と言うのだ。35年前からやったとして、その頃3連のオカリナなんてなかったから、音域の広いクラシックが吹けるなど考えもしなかった事だ。況してや超速の曲を吹く事は、オカリナの世界ではあり得ないと思っていた。童謡や唱歌などゆったりした曲を吹くのがオカリナの役目だと信じていたからだ。ずっと童謡を吹くだけで、いくら長く続けていたとしても極端だけれど、時間の無駄だったと言える。
お蔭で卓球と言うスポーツを、長く楽しませて貰ったのではないか。人間、不平不満を言ったらお仕舞いだ。こんなに素晴らしい体験をさせて貰っているのに。
韓国の諺に「シジャギ パニダ」と言うのがある。始めたら半分は行った、事になるらしい。やり始めた時からが大切で、取り掛かれたら幸せと感じなければならないと思う。「六十の手習い」とは良く言ったものだ。
コープの卓球の試合が月末にあり、ダブルスで出場する。前はシングルスも一枚噛んでいたが、今はダブルス3組が戦う仕組みに変えられている。
昔は毎日のように練習したが、今は週1回コープでの卓球を楽しんでいるに過ぎない。それでもラバーの引っ掛かりがなくなってつるつるになってしまう。それで先日コンサートの帰りに、財布の底を叩いてラバーを買った。序でに付属品も揃えたので、足が出そうになった。
私は昔ながらのペンホルダーグリップのラケットを使っている。シェイクハンドグリップにしようと考えた時期もあったが、それに慣れる時間が惜しくて、そのまま続いている。
かつては2000円位のラバーを使用していたが、サーヴィスやカットの切れ、さらにスピードが欲しい為に、近年発売され出した「エネルギー内蔵型超高性能ラバー」に変えている。それが5000円もする。出始めた時はそれだけだったが、今は種類も増え、6000円以上するものもある。私は持ち合わせもなく、2割引にしてくれると言うので5000円程のラバーにした。私が使うのは裏ソフトと言って、ぶつぶつした粒が表に出ていないラバーだ。因みに、その粒のラバーは表ソフトと言う。何も茶道じゃないけれどね。
「ブライス・FX」と言うが、その説明にはこう書いてある。
「世界で初のエネルギー内蔵型超高性能ラバー」としてブライスは世界中のトッププレーヤーから絶大な指示を得ました。凄まじい破壊力のブライスに、さらに使いやすさを追求して開発され誕生したのがこのブライス・FXです。ブライスより放たれる鋭い弾道、圧倒的な破壊力をそのままに、ソフトなフィーリングで自由自在に操ることができる、一段と進化した最速ハイテンション・ラバーです、と。
私には宝の持ち腐れだろうが、気に入っているのだから仕方がない。
スポンジの厚さだが、このBUTTERFLYには4種類あって、トクアツ(2.1~ mm)、アツ(1.8~2.1mm)、中(1.5~1.8mm)、ウス(1.2~1.5mm)となっている。色は赤と黒があり、私は一面だけにラバーを貼る。シェイクは両面に貼るが、ペンは殆どが一面だけに貼る。私のペンは反対側が黒に塗ってあり、同じ色のラバーは貼れない規則なので、赤のラバーでトクアツを買った。コントロールは難しくなるが、スピードが一番出るからだ。
ラケットはカーボンの入った、割れにくいものを使っているが、これも1万円以上した。結構お金がかかる。昔は檜の単板を使っていたのでよく割れていた。その点、これは割れた事がない。かつての同僚が同じラケットをプレゼントしてくれたので、この「RAPIER」は2本持っている事になる。その他2本で計4本所有しているが、現在これ1本しか使っていない。オカリナがこれ位で済めば嬉しかったのだけれど。
昨日張り替えた。今まで貼ってあったラバーを剥がし、ラバーの裏面とラケットの表面に「FREE CHACK」と言う卓球専用水系接着剤を薄く塗り、5・6分放置し、乾いてから張り合わせる。丸いラケットに方形のラバーを貼るのだから、当然ラバーははみ出ている。それをラケットの丸みに沿って、鋏で切り落とす。それで完成。落とした分だけ2割引と言う訳だ。
後、ラバークリーナーと、それを拭き取るスポンジ「パッくん・ケア」を買った。今までのが殆どなくなって、泡どころか水滴のようになって出て来るので新調した。何れ摩擦効果がなくなるだろうから、その時は汚れを取ったりラバーの性能を取り戻すのに役に立つ。
ラケットの裏面の右側に中指と薬指が当たるので、コルクの部分が抉れている。随分使ったなあと、しみじみ見つめ直した。縁も黒い面も、傷だらけだ。こんなになっているとは考えもしなかった。
ラケットもオカリナも使い続けると愛着を生じる。
ラケットは、落としても割れないが傷が付く。オカリナは、傷が付かないが落としたら割れる。ラケットは傷が付いてもそれが勲章になる。が、オカリナは割れたらただの土塊だ。運命の不思議を思い、炬燵板に置かれたオカリナを見る。ハングルのラジオ講座のテキストの上に乗った濃い琥珀色のイカロスと吉塚のマーブルのSC。少し離れて1998年8月に製作された吉塚の赤いSGがある。よく付いて来てくれたなと思う。引き出しに仕舞われているオカリナ達も、いつか吹いてやらないとなあ。
オカリナは、手も口も使う。ラケットは、手は使うが口は使わない。けど、時々、口出しをする。
けれど、そう言うのを我が儘と言うのだ。35年前からやったとして、その頃3連のオカリナなんてなかったから、音域の広いクラシックが吹けるなど考えもしなかった事だ。況してや超速の曲を吹く事は、オカリナの世界ではあり得ないと思っていた。童謡や唱歌などゆったりした曲を吹くのがオカリナの役目だと信じていたからだ。ずっと童謡を吹くだけで、いくら長く続けていたとしても極端だけれど、時間の無駄だったと言える。
お蔭で卓球と言うスポーツを、長く楽しませて貰ったのではないか。人間、不平不満を言ったらお仕舞いだ。こんなに素晴らしい体験をさせて貰っているのに。
韓国の諺に「シジャギ パニダ」と言うのがある。始めたら半分は行った、事になるらしい。やり始めた時からが大切で、取り掛かれたら幸せと感じなければならないと思う。「六十の手習い」とは良く言ったものだ。
コープの卓球の試合が月末にあり、ダブルスで出場する。前はシングルスも一枚噛んでいたが、今はダブルス3組が戦う仕組みに変えられている。
昔は毎日のように練習したが、今は週1回コープでの卓球を楽しんでいるに過ぎない。それでもラバーの引っ掛かりがなくなってつるつるになってしまう。それで先日コンサートの帰りに、財布の底を叩いてラバーを買った。序でに付属品も揃えたので、足が出そうになった。
私は昔ながらのペンホルダーグリップのラケットを使っている。シェイクハンドグリップにしようと考えた時期もあったが、それに慣れる時間が惜しくて、そのまま続いている。
かつては2000円位のラバーを使用していたが、サーヴィスやカットの切れ、さらにスピードが欲しい為に、近年発売され出した「エネルギー内蔵型超高性能ラバー」に変えている。それが5000円もする。出始めた時はそれだけだったが、今は種類も増え、6000円以上するものもある。私は持ち合わせもなく、2割引にしてくれると言うので5000円程のラバーにした。私が使うのは裏ソフトと言って、ぶつぶつした粒が表に出ていないラバーだ。因みに、その粒のラバーは表ソフトと言う。何も茶道じゃないけれどね。
「ブライス・FX」と言うが、その説明にはこう書いてある。
「世界で初のエネルギー内蔵型超高性能ラバー」としてブライスは世界中のトッププレーヤーから絶大な指示を得ました。凄まじい破壊力のブライスに、さらに使いやすさを追求して開発され誕生したのがこのブライス・FXです。ブライスより放たれる鋭い弾道、圧倒的な破壊力をそのままに、ソフトなフィーリングで自由自在に操ることができる、一段と進化した最速ハイテンション・ラバーです、と。
私には宝の持ち腐れだろうが、気に入っているのだから仕方がない。
スポンジの厚さだが、このBUTTERFLYには4種類あって、トクアツ(2.1~ mm)、アツ(1.8~2.1mm)、中(1.5~1.8mm)、ウス(1.2~1.5mm)となっている。色は赤と黒があり、私は一面だけにラバーを貼る。シェイクは両面に貼るが、ペンは殆どが一面だけに貼る。私のペンは反対側が黒に塗ってあり、同じ色のラバーは貼れない規則なので、赤のラバーでトクアツを買った。コントロールは難しくなるが、スピードが一番出るからだ。
ラケットはカーボンの入った、割れにくいものを使っているが、これも1万円以上した。結構お金がかかる。昔は檜の単板を使っていたのでよく割れていた。その点、これは割れた事がない。かつての同僚が同じラケットをプレゼントしてくれたので、この「RAPIER」は2本持っている事になる。その他2本で計4本所有しているが、現在これ1本しか使っていない。オカリナがこれ位で済めば嬉しかったのだけれど。
昨日張り替えた。今まで貼ってあったラバーを剥がし、ラバーの裏面とラケットの表面に「FREE CHACK」と言う卓球専用水系接着剤を薄く塗り、5・6分放置し、乾いてから張り合わせる。丸いラケットに方形のラバーを貼るのだから、当然ラバーははみ出ている。それをラケットの丸みに沿って、鋏で切り落とす。それで完成。落とした分だけ2割引と言う訳だ。
後、ラバークリーナーと、それを拭き取るスポンジ「パッくん・ケア」を買った。今までのが殆どなくなって、泡どころか水滴のようになって出て来るので新調した。何れ摩擦効果がなくなるだろうから、その時は汚れを取ったりラバーの性能を取り戻すのに役に立つ。
ラケットの裏面の右側に中指と薬指が当たるので、コルクの部分が抉れている。随分使ったなあと、しみじみ見つめ直した。縁も黒い面も、傷だらけだ。こんなになっているとは考えもしなかった。
ラケットもオカリナも使い続けると愛着を生じる。
ラケットは、落としても割れないが傷が付く。オカリナは、傷が付かないが落としたら割れる。ラケットは傷が付いてもそれが勲章になる。が、オカリナは割れたらただの土塊だ。運命の不思議を思い、炬燵板に置かれたオカリナを見る。ハングルのラジオ講座のテキストの上に乗った濃い琥珀色のイカロスと吉塚のマーブルのSC。少し離れて1998年8月に製作された吉塚の赤いSGがある。よく付いて来てくれたなと思う。引き出しに仕舞われているオカリナ達も、いつか吹いてやらないとなあ。
オカリナは、手も口も使う。ラケットは、手は使うが口は使わない。けど、時々、口出しをする。