1732年3月31日に生まれたハイドンの没後200年だそうだ。先の日曜日「題名のない音楽会」でそう言っていた。

100曲以上の交響曲を書いているから数だけでも凄いが、交響曲のスタイルを完成させた人だ。モーツアルトやベートーヴェンに多くの影響を与えている。

面白い所では、コントラバス泣かせの曲を作っている事だ。普通、ヴァイオリンのようには指を動かさないのはよく知る所だ。それが、交響曲7番「昼」メヌエットでは、その不得意な奏法で演奏を強いられている。指がつるそうだが、誰でもが納得する事実でもある。その速い指遣いの演奏をここで見せてくれた。座ってチェロのように弾いていた。立ってなどとてもこの超速技術は無理である。凄いものを見せて貰った気がした。

第9番は「火事」と言う曲であるが、これを演奏した数年後、1799年にオペラ劇場が火事になったそうだ。その所為だとは到底思えないが、そんな風に見る人達もいたのではないかと思われる。また28歳の時、妻マリアに楽譜を燃やされた事があるが、火と縁があるとも言えないだろう。テレビでは悪妻だと言っていたが、会った事がないのでその程度が分からない。

29歳から58歳にかけて、芸術に造詣の深かったエステルハージ公爵に仕えていたそうである。その間、交響曲第45番「告別」を作っている。流石の公爵も不安な気持ちにさせられたと思うが、4楽章になると楽団員が少しずつ消えて行くのである。もうハイドンがこういう事をしているので、他の作曲家の交響曲では未だかつて見た事はない。一部のヴァイオリン、チェロが抜ける。するとホルン、オーボエ、ファゴットが消えた。静かに立って上手や下手に下がるのである。コントラバスも消えた。まるで室内楽のような配置になり、最後は第一ヴァイオリン2人と第二ヴァイオリン1人が残った。曲が終わると、指揮者だけが残り、皆消えてしまった。可笑しくて笑ってしまいそうな「告別」だった。

「オーケストラアンサンブル金沢」の演奏は続く。

交響曲第86番は格好いい曲だと言ったので耳をそばだてたが、確かにハイドンはこんな曲も書いていたのかと思ったくらいだ。第4楽章を演奏した。ほんの瞬間だったが「おもちゃの行進曲」を思わせる短い旋律があり、あっ、ハイドンだ! と改めて思ったりした。

指揮者の佐渡裕さんは指揮をしていて、指揮者の着る黒い服を着ていたが、顔の汗を見た時、この服の下にも汗が流れ落ちているのではと同情した。熱さが伝わって来るのを覚えた。



その後卓球に行ったが、あの少年は来ていなかった。来たら丁寧に相手をしてやろうと考えていたが・・。来月末は卓球の試合なのでダブルスを組んで練習試合をした。知らぬ間に皆強くなっている。その原因の一つに、積極性が挙げられる。受身ではなく、果敢に攻める姿勢が身に付いて来た事だった。

受身になると相手のミスがなければ中々点が入らない。相手を安心させてしまう。攻めはミスも当然多くなるが、スマッシュすると相手にプレッシャーを与える事が出来る。方向を変えたりすると相手は戸惑う。予測もしない所に玉が来るとお手上げなのだ。

スポーツも頭を使わなければならない所以である。その為に練習をして技術を高めるのだ。何でも自分の力をアップさせようと思えば、弛まぬ練習を必要とする。剣豪宮本武蔵も、並外れた鍛錬と情熱と信念があった事と思う。強い炎にくるまれて、一人の人が創られるのには、並外れた、想像を絶する努力が自らに課せられなければならないと、思うだけ思った。

一念発起は早い程いい。私は遅い。十分に遅い。オカリナだけれども、今から指が速く動く筈がない。今私に大事な事は、指の練習などよりも吹きたい曲を何度も聴く事である。すると、そのメロディーにつられて指も動きが速くなる。この歳からでも、吹きたければやるっきゃないのだ。「トルコ行進曲」位は出来ないと面白くない。出来もしないのにこんな強がりを言っている。一縷の望みだが、これを捨てる訳にはいかない。難しい、それでいて素晴らしい曲だが、聴いているとどうしても吹きたくなってしまう曲なのだ。



食品の事で。

キムチはコリアンタウンの山田商店のものを買いに行っていたが、いつもと言う訳には行かない。そこでコープなどでパックや瓶詰めなどのキムチを何種類も買って食べ比べていた。その中で私が気に入ったものを紹介しようと思って、ラベルだけ取っておいた。かれこれ一月も放って置いたラベルがある。捨てられないのでここに紹介してから捨てようと思う。きっと食べた人もいるだろうと想像しながら・・。

ハングル4文字で「ペ・チュ・キム・チ」とある。韓国直輸入ペチュキムチ(白菜)、と小さい日本文字で書かれている。

ペチュキムチ
輸入業者:株式会社 三輝
神奈川県川崎市川崎区大島上町18-3
電話(044)355-2123
フリーダイヤル 0120-693511


もう一つ、納豆を・・。捨てられない理由で。

旨味 おかめ納豆(昆布だし付)
タカノフーズ株式会社
茨城県小美玉市野田1542

売りは、「開けて簡単! 混ぜて実感!」。丸底容器でネバネバシートがない。極小粒だ。


やっとラベルを捨てられる。