贅沢の限りを尽くし、一文無しになった私がいるこの場所は、煉獄の館。館と言うのは、そんな人のいる所ではありません。なら、煉獄の小屋。まあ、そんな所ですかね。甘い! まだ今はいいけれど、いずれ寒風の吹き荒ぶ廃屋の片隅・・。
「花は一輪でいい。一輪にこもる命を知れ」と言ったのは、詩人坂村真民さんです。一つのものを大切にし慈しむ、この事がどれ程大切な事か。それを今頃しみじみと気付くのは、凡人ですね。いや、そんないいものではないのです。遅れ人・・。もう遅い、もう遅い。それは、凡人じゃあなくて、ポン人。大切な所が、ポンと抜けるのです。
お金を大切にし、全うに生きていたら、今蓄えのある、素敵な人生が待っていたと思うのです。小学生の頃、6年生だったでしょうか。「アリとキリギリス」の劇で、蟻のお父さん役をした事があります。哀れなキリギリス。寒い冬に、助けてくれと、泣いて縋って来ました。その時のお母さん役のM.Tさんの顔もしっかり覚えています。それ以来どこに住んでいるか分かりません。子供役F.T君は勿論知っています。当時5年生で、今はホテル(昔は○○旅館と言っていました)の社長をしています。もう一度会いたい男です。蟻の家族の事は、今でも忘れていません。けれど、キリギリスの何人かは、ボーッとしています。
それなのに、今の私はキリギリスになりました。教訓がこんなに早く示され、それを主役の一人として演じたにも拘わらず、放蕩の限りを尽くして来たのです。自業自得ですが、自分では「冬の時代」と思って、耐えようとしているのです。こう言うのを、笑止千万と言うのですよ。
いえね、その一つがオカリナですよ、オカリナ。たった1本のオカリナを大切そうに持ち、海辺や川のほとり、山の中や頂上で吹いて楽しんでいる人が山といます。これぞ真髄ではないでしょうか、人生の・・。貪欲な私には、それが出来ませんでした。欲深い罪、その代償をバケツの水のように被ってしまったのです。
それでもまだ懲りていない所があります。オカリナは私の命だなんて言いながら、また好きな事をしようとしているのですから。
前から吹いてみたいと思っていた「カンターレ」が、どうしても欲しくなったのです。なかなか試奏する機会もなく、このままでは見る機会さえない事でしょう。それで、数日前から注文しようと考えているのです。
「カンターレ」は、6月からシリーズが新しくなっているそうです。Standard、EX、GRの三つに分かれています。スタンダードは通信でも販売していますが、後は直接笠間に行って注文しなければなりません。その人に合ったオカリーナを作る為です。私は全部なんて、こんな事情があるものですから、とても買う事が出来ません。放蕩を続けていた頃は、目一杯手に入れていたのですが。
1Cと4Cを注文したいと思っております。その2種類について価格を載せてみましょう。
スタンダード
1C 10,500円
4C 15,500円
EX
1C 25,000円
4C 35,000円
GR
1C 50,000円
4C 100,000円
何処が違うかは、吹いてみないと分かりません。しかし、人は肺活量が違い、息の強い人もいれば弱い人もいます。何が基準か知りませんが、普通の人もいるのです。だから自分に一番合ったオカリナを選ぶ事が大切になって来ます。演奏する場によっても異なります。
「カンターレ」について謳ってある項目での違いの比較も上げてみます。米印の数で判断して下さい。
Standard EX GR
息の量 ※※※ ※※ ※※※※※
音の伸び ※※※ ※※※※※ ※※※※※
音の深さ ※※※ ※※※ ※※※※※
単純に判断すれば、息の弱い人はEX、強い人はGRになるでしょうか。EXはビロードのような音、小鳥の囀りのような息と書いてあったと思います。GRは、ホールなどでは最高の響きが出せると書いてあります。「カンターレ」の最高峰なのですね。音の伸びは、EXもGRも変わらないと思います。私は、息は普通ですが、強く吹きたい時もあります。肺活量があまり多くないので、GRは宝の持ち腐れになります。けど、一度笠間に行って、納得してみたいですが、今はとても買える代物ではないし、考える事さえ出来ません。EXのビロードのような音には惹かれますが、息がそこまで弱くはないだろうと思っていますので、これも敬遠せざるを得ません。何と言っても、笠間に行かなければ注文出来ないのです。
従って、スタンダードの1Cと4Cを注文しようと思っています。何でも高い物が良い物だと思って来た私が、これでも一大決断なのです。1万5百円と1万5千5百円で2万6千円もするのですから。ここは送ってくるのが早い方なので、注文してから約半年で届きます。すると、毎月5千円ずつ貯金する事になります。
人は、私をパボ(韓国語で馬鹿)と言うでしょうね。私もそう思います。けれど、悩み抜いた結果なのです。
もう、始めに後悔しておきたいと思っています。
「花は一輪でいい。一輪にこもる命を知れ」と言ったのは、詩人坂村真民さんです。一つのものを大切にし慈しむ、この事がどれ程大切な事か。それを今頃しみじみと気付くのは、凡人ですね。いや、そんないいものではないのです。遅れ人・・。もう遅い、もう遅い。それは、凡人じゃあなくて、ポン人。大切な所が、ポンと抜けるのです。
お金を大切にし、全うに生きていたら、今蓄えのある、素敵な人生が待っていたと思うのです。小学生の頃、6年生だったでしょうか。「アリとキリギリス」の劇で、蟻のお父さん役をした事があります。哀れなキリギリス。寒い冬に、助けてくれと、泣いて縋って来ました。その時のお母さん役のM.Tさんの顔もしっかり覚えています。それ以来どこに住んでいるか分かりません。子供役F.T君は勿論知っています。当時5年生で、今はホテル(昔は○○旅館と言っていました)の社長をしています。もう一度会いたい男です。蟻の家族の事は、今でも忘れていません。けれど、キリギリスの何人かは、ボーッとしています。
それなのに、今の私はキリギリスになりました。教訓がこんなに早く示され、それを主役の一人として演じたにも拘わらず、放蕩の限りを尽くして来たのです。自業自得ですが、自分では「冬の時代」と思って、耐えようとしているのです。こう言うのを、笑止千万と言うのですよ。
いえね、その一つがオカリナですよ、オカリナ。たった1本のオカリナを大切そうに持ち、海辺や川のほとり、山の中や頂上で吹いて楽しんでいる人が山といます。これぞ真髄ではないでしょうか、人生の・・。貪欲な私には、それが出来ませんでした。欲深い罪、その代償をバケツの水のように被ってしまったのです。
それでもまだ懲りていない所があります。オカリナは私の命だなんて言いながら、また好きな事をしようとしているのですから。
前から吹いてみたいと思っていた「カンターレ」が、どうしても欲しくなったのです。なかなか試奏する機会もなく、このままでは見る機会さえない事でしょう。それで、数日前から注文しようと考えているのです。
「カンターレ」は、6月からシリーズが新しくなっているそうです。Standard、EX、GRの三つに分かれています。スタンダードは通信でも販売していますが、後は直接笠間に行って注文しなければなりません。その人に合ったオカリーナを作る為です。私は全部なんて、こんな事情があるものですから、とても買う事が出来ません。放蕩を続けていた頃は、目一杯手に入れていたのですが。
1Cと4Cを注文したいと思っております。その2種類について価格を載せてみましょう。
スタンダード
1C 10,500円
4C 15,500円
EX
1C 25,000円
4C 35,000円
GR
1C 50,000円
4C 100,000円
何処が違うかは、吹いてみないと分かりません。しかし、人は肺活量が違い、息の強い人もいれば弱い人もいます。何が基準か知りませんが、普通の人もいるのです。だから自分に一番合ったオカリナを選ぶ事が大切になって来ます。演奏する場によっても異なります。
「カンターレ」について謳ってある項目での違いの比較も上げてみます。米印の数で判断して下さい。
Standard EX GR
息の量 ※※※ ※※ ※※※※※
音の伸び ※※※ ※※※※※ ※※※※※
音の深さ ※※※ ※※※ ※※※※※
単純に判断すれば、息の弱い人はEX、強い人はGRになるでしょうか。EXはビロードのような音、小鳥の囀りのような息と書いてあったと思います。GRは、ホールなどでは最高の響きが出せると書いてあります。「カンターレ」の最高峰なのですね。音の伸びは、EXもGRも変わらないと思います。私は、息は普通ですが、強く吹きたい時もあります。肺活量があまり多くないので、GRは宝の持ち腐れになります。けど、一度笠間に行って、納得してみたいですが、今はとても買える代物ではないし、考える事さえ出来ません。EXのビロードのような音には惹かれますが、息がそこまで弱くはないだろうと思っていますので、これも敬遠せざるを得ません。何と言っても、笠間に行かなければ注文出来ないのです。
従って、スタンダードの1Cと4Cを注文しようと思っています。何でも高い物が良い物だと思って来た私が、これでも一大決断なのです。1万5百円と1万5千5百円で2万6千円もするのですから。ここは送ってくるのが早い方なので、注文してから約半年で届きます。すると、毎月5千円ずつ貯金する事になります。
人は、私をパボ(韓国語で馬鹿)と言うでしょうね。私もそう思います。けれど、悩み抜いた結果なのです。
もう、始めに後悔しておきたいと思っています。