それから何度か店で会ううちに連絡先を交換し休みの日に食事に出掛けるようになった


その時はどうだろう、浮気をしているって感覚はなかったと思う


悪いことをしている感覚もなかった


ただ徐々にりかと言う女性に惹かれていく自分には気づいていた


それは久しぶりの恋だったと思う


何度目かの食事の後、フラッと立ち寄ったBARで突然キスをされた


あの時りかちゃんがどんな気持ちだったかはわからない


後からあれは作戦だったと言われた


それから間もない頃、カラオケに行った時に突然泣き出したこともあった



きっとあの頃りかちゃんは寂しかったんだろうと思う


彼氏との間で何かあったか、他の理由かはわからないけど、その寂しさを目の前の俺で埋めていただけなんだと思う


何度も食事にも行った。旅行にも行った。男女の関係にもなった。


俺はもうりかちゃんの事を大好きになっていた


だけどそうなってもまだ俺はりかちゃんに片思いしていると感じていた


遊ばれてるっては思わなかったけど愛されてるっても思わなかった


ただ都合のいい男


そんな感じだった