俺はりかちゃんに会うたびに好きになっていく自分を感じていた
顔もスタイルも好みじゃない女性に惹かれていく自分に戸惑いながら
それまで何人もの女性を好きになったことはあったけど、好きになるには自分なりの理由があった
でもりかちゃんを好きなった理由はわからないままだった
ただ、理由なんてどうでもいいほど俺はりかちゃんを好きになっていた
お互いの誕生日を祝った
旅行にも行った
クリスマスも2人で過ごした
新年も一緒に迎えた
好きになった理由もどうでも良かったけどほんの数ヶ月で俺は家庭さえどうでも良くなってたと思う
いけないことをしている感覚はあった
一応嫁にも誕生日やクリスマスにうちに帰らない嘘の理由は伝えていたし誤魔化してはいたから
今思えば当たり前だけどその頃から嫁は俺の浮気に気付いていた
それっぽいことを言われたから
それでも適当に誤魔化していた
それほどりかちゃんにのめり込んでいたと言うのもあったけど、それ以上に俺は嫁を甘くみていた
こいつならどうにでもなるだろうって
罪の意識とかそんなことは深く考えてなかった
ただ自分の感情のままに過ごしていた
必死だったんだと思う
りかちゃんを自分に振り向かせることに
ただの都合のいい男から脱するために