二日目です.

シンポ,ポスター発表を中心に見てきました.


今回の発見.


僕の研究している分野は,応用分野で,

あくまで,基礎に基づいて行われることを再認識しました.


今回の一番勉強になったことは,ある研究で,

人から偏見,差別を受ける側(たとえば,就職のときの女性差別)

にたった研究です.

結論としては,僕なりに咀嚼すると

受ける側は,他者から向けられるものを

「私は差別されていない」と対処する人ほど,

元気で居られるという研究でした.


ポジティブシンキングが大事ということを実証的に明らかにした研究です.

至極,貴重な研究のように思います.



けど,疑問.


社会的に差別されていることが明確な場合,つまり,

女性ということではなく,

社会的に望ましくないとされる,社会的特性や属性を有している人

に向けられたものに対しては,

どんな風に対処することによって,元気でいられるのでしょう.



身近な例で言えば,喘息の人があげられるでしょう.

彼らは感染症ではないのに,

咳をすることによって,周囲からは,風邪のように扱われます.

かなり迷惑な顔をされます.


そういう人は,幼い頃から,そういう目で周囲と接してきたので,

咳をしたときに,相手の表情やしぐさに

敏感になるでしょう.


その人に,「差別されていない」と思うといいよ,とはいえないと思います.


何が言いたいかと言うと,上記の結果は,ある社会的状況における,対処であって,一般化は,難しいということです.

もちろん,一般化して言及していなかったのですが

難しい課題です.


少なくとも,偏見,差別を受ける側にたった研究は,日本でも乏しいので,

その意味では先駆的な研究です.

この後の展開に注目したいです.