いろんな人に読んでいただいて、本当にありがたいし、うれしいです。


私は、特別支援が広がってほしいと思っているので、Aちゃんだけで終わってしまうのはもったいない……

そう思っていたら、やっぱり広がってくれました!


他の学年にも、ダンスのDVDを作ろう!という動きが出てきたのです。


特に一年生は特別支援教室に在籍している児童全員にDVDを貸与してくれることになりました。

初めての運動会で、並ぶことや、みんなと一緒に行動することもままならない子ども達も、
(一年生の担任曰わく、ドッグランビーグル犬しっぽビーグル犬からだビーグル犬あたま状態笑い泣き) 
 
家や教室で繰り返しDVDを観ることで、自然とダンスを覚えていき、

運動会一週間前には自分から列に並んで踊れるようになりました!


無理強いせずに見守った先生たちも、素晴らしかったと思います。

みんなの中に加わって踊れるようになったのが嬉しくて、写真を撮りまくったそうです(笑)






六年生の組体操でも、支援に入りました


扇の形で支える手の力が足りず、やる気をなくす子


触られる感覚が気になって(感覚過敏)
ピラミッドの土台の形になれない子
(頭や背中を動かすなど姿勢保持ができない)


みんな、ちゃんとやりたい意識はあるけど、自分の動きのおかげで他の友達が組めない状況には気づいていない。


なので、教員がその場を再現した劇を見せることで、問題点や改善策を話し合わせました

(特別支援教室の授業では、小集団学習という3~5人でコミュニケーションを取ったり、ルールやマナーを学んだりする時間があります。

その時間を使って場面演技からの運動会版ソーシャルスキルトレーニングを行いました)



もちろん、ここでも無理強いはしません。



どうしても出来ないときは、出来ないことを申し出たり、

出来そうな場所と配置転換をお願いしたり

いろんな解決策があることを伝えました。


その結果、子ども達は
最初に与えられたポジションで力を尽くすことを選んでいきました。


三年生だけに入った支援が、今年度は一年生と六年生に広がりました!


教える側の記憶力のキャパがあるので、すべての巡回校やすべての学年に入ることは難しいのですが、
要請のあった学年に入り、成果を出すことが出来て、本当にうれしく思ってます!


それもこれも、私の思いつきに賛同して、協力してくれるチームがあり、
真似をしてくれる仲間があり、
必要だと頼ってくれる学年や先生たちがいるから出来たことで、
いい経験をさせてもらえたことを本当にありがたく思っています!