HSS型HSPと発達障がいとの違い#1 | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

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こんにちは~


 

3か月でHSS型HSPの才能、強みを見つけて伸ばす「ブレーん塾」主催 

HSS型HSP研究家の時田ひさ子です。

 

 

HSS型HSPだとは思うが、発達障がいも併せて持っているのではないか、と思われる方が増えています。

実際、どんなものなのかを、発達障がいチェックリストを見ながら、検証してみたいと思います。

 

 

引用させていただいたのは、
「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト

 

 

【A】
・何かをするときは一人でやるほうがいい
・同じやり方を何度も繰り返し用いることが好き
・何かを想像するとき、イメージを簡単に思い浮かべることができる
・自分では丁寧に話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲の人に言われることがある
・他のことが全く気にならなくなるくらい、何かに没頭してしまうことがある
・他の人が気がつかないような小さな物音に気がつくことがある
・車のナンバーや時刻表の数字など、特に意味のない情報に注目することがある
・相手の顔を見てもその人が考えていることや感じていることがわからない
・あることを、他の人がどのように感じるかを想像するのが苦手
・他の人の考え(意図)を理解することは苦手

 

 

【B】
・物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがよくある
・計画性を要する作業を行う際に、作業を順序立てるのが困難だったことがよくある
・約束や、しなければならない用事を忘れたことがよくある
・じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることがよくある
・長時間座っていなければならないときに、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることがよくある
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがよくある
・つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることがよくある
・直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことがよくある
・家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことがよくある
・外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことがよくある

 

 

【A】がアスペルガー症候群のチェックリスト、

【B】がADHD(注意欠如多動性障害)のチェックリストです。

 

いかがでしたか?

 

私は、両方にまたがってかなりチェックが付きました。

 

ですが、日常生活に支障はないので(時々悲しくなったりはしますが)、

その傾向を持っているからと言って困ってはいません。

 

その場合は、自助努力でどうにかしていくしかない。

これまで通りに暮らせばよいと言うことです。

 

 

今日は、【A】アスペルガー症候群のチェックリストと、HSS型HSPの合致率についてみてみたいと思います。

比較サンプルは、セッションでお会いしたHSS型HSPの皆様の特性をベースにコメントしております。

 

 

まず、

【A】アスペルガー症候群のチェックリスト、
 

1何かをするときは一人でやるほうがいい

 

・・・HSS型HSPとしては、この設問は答えがわかれるところです。

なぜならば、「何をするか」で異なるから。

自分が一人でやりたいことは人によりけり(ここにトラウマとかマイルールが絡んできます)

なので、この設問には、HSS型HSPは答えが出せないと思います。


2同じやり方を何度も繰り返し用いることが好き

・・・HSS型HSPは、同じやり方がきらいなのでこれは「×」

 

3何かを想像するとき、イメージを簡単に思い浮かべることができる

・・・「○」自覚のあるなしで回答は変わると思います。

が、どのHSS型HSPも、想像、イメージは得意なので、潜在的には全員「○」。

 

4自分では丁寧に話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲の人に言われることがある

 

・・・あああああ。。。

これは痛い所を疲れましたね(笑)

かなりあると思います。

HSS型HSPの皆さんは、この痛い記憶があるが故に、

「人に失礼にならないように」

と、人への気遣いが過度になりすぎて緊張したり、

人間関係が怖くなったりしてしまうので。

なので、この設問は「○」かなー。(私も気を付けていますが、ときどきやらかします)


5他のことが全く気にならなくなるくらい、何かに没頭してしまうことがある
 

・・・「○」

フロー状態にしょっちゅう入り込む方も多いのですが、

気を散らしすぎると感じている方もいらっしゃって、

この差はおそらく、自己観察の経験の差だと思います。

つまり、あまり自己観察をしたことがないHSS型HSPであれば、「そんなに没頭しないかも」と思っていらっしゃるということです。

あなたは、どうです?

没頭している自覚はありますでしょうか?

 

6他の人が気がつかないような小さな物音に気がつくことがある

 

・・・「○」

これは、HSPの特性の4つの要因の中に組み込まれています。

4つの要因とは、「D」「O」「E」「S」

D:深く考えてから行動

O:刺激に敏感で疲れやすい

E:人の気持ちに振り回されやすい、人の気持ちに共感しやすい

S:些細な刺激も察知する

で、この設問は、S(Sensitivity to subtleties)に該当しますので完全に「○」です。


7車のナンバーや時刻表の数字など、特に意味のない情報に注目することがある

 

・・・うーん。これは、ないかな。

意味がない情報に注目する価値がないとみなすためです。

おそらく、五感の情報には入るけれど、それを重要とみなすためのフィルターにはひっかからないと思います。

HSS型HSPが注目する情報は、

自分にとって意味があるものに限られるためです。


8相手の顔を見てもその人が考えていることや感じていることがわからない
 

・・・「×」

これも、DOESの中の、

Eに該当しないので、「×」です。

 

9あることを、他の人がどのように感じるかを想像するのが苦手

 

・・・ああ、これがまさに、HSS型HSPとアスペルガーとの最大の違いだと思われます。

他人がどう感じ取るかを「想像」するまでもなく「わかってしまう」のがHSPで、

努力を要するものではないというところが、この設問にどう答えたらよいのか迷うとは思います。

「×」


10他の人の考え(意図)を理解することは苦手

 

・・・「×」

 

 

ということで、HSS型HSPがアスペルガーチェックをしたとき、

10点中4~5点になると思われます。

 

 

あなたはいかがだったでしょうか?

次回は、

【B】ADHD(注意欠如多動性障害)のチェックリストとHSS型HSPの合致度についてお伝えしたいと思います。

 

 

ではまた!!!