体は知っている! | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

人口のたった6%しかいない!
好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家のブログです。

ふと
ブックオフに行ったときに
吸いつけられるように購入した本が
「やさしいフォーカシング」



やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方/コスモスライブラリー
¥1,890
Amazon.co.jp


フォーカシングとはどんなものか

・・・と言っている私も、この本を手に取るまでは
じぇんどりんという心理学者が生み出した心理療法の一手法
くらいの知識しか・・・ ありませんでした


「自分でできるこころの処方」
というサブタイトルがついているくらいなので、
自分で心を取り扱うことができるという気軽さも魅力ですが、
自分でできます。

本を読みながら、
何度かフォーカシングをしてみました。


なるほど。

自分の体は、
さまざまな出来事に応じて
反応している部分があります。


たとえば、
受け取りたくない人からのメールを見たとき・・・

私は
心臓がバクバクするのを感じていました。

フォーカシングを意識すると、
体がどんなふうに反応するのかを
感じてみます。
非常に微妙な反応であり、
今まで感じてもらえずにきたので
なかなか「これかな?」と気づきづらいです。


ですが、
気づいた内なる自己の感覚が
私に教えてくれるのです


本当は
何を感じていたのか。

本当は
どうしたいと思っていたのか。





わかっていると思っていましたが、
無理やり抑圧し、
見ないようにしていた感情もありました。



先ほど気づいた抑圧感情は
「心配でたまらない」
という思いでした。

ぎゅーぎゅーに押しつぶされ、
見えないようにか、なるべく目立たないようにか
グレーになってしまっていました。


その「不安なんだよー」という思いが
私に訴えます。



「どうにかなる」と思いたい気持ちはわかるし、
「不安になったって、事態が変わるわけではない。
感じる必要がない感情だ」
「不安になる必要はない。」
「今までだって、なんとかやってきたじゃないか」
とみんな言う。
どんな本を読んでも
不安を口にすることがばかばかしいことのように言っている。
でも、
不安でたまらないんだ!
これからどうなるんだ!
このままでいいのか!?
大丈夫なのか?
憂鬱な気分で生活しなければならなくなるのではないか?
うんざりした気分を味わうのはいやだ!
不安なんだよ!!


と。
(心の叫びはすごかったです


フォーカシングは、
その「不安な思い」を訴えている体の箇所を特定し
その部分にゆっくりとあいさつし(ちょっとバカみたいな表現ですが、これは実は効果てきめんな行為です。「こんにちは」と言います)ます。


不思議なことに
そういう声を認めてあげると
ほっとしたりします。


このことで気づいたのは

「不安」な思いに気づく

ことはすなわち「不安になること」ではないのだ

ということ。



自分の「不安感」を客観的にみられるようになる
ってことみたいです



ぜひとも
対話型のフォーカシングをしてみたいと考えております。

日本フォーカシング協会