次男に似合いそうなポロシャツがあったので
持ち帰って次男に見せた。
「ああ、いいね。」
「着る?」
「うん。ありがと」
という会話に、何の疑う余地もない。
数日後
「あのポロシャツ、着てないじゃん」
と、風呂上がりに着せてみた。
「おー!けっこう似合うじゃん」
翌日、学校に行った次男の机の上には
なにか気になるものが置いてあったので
ひろあげてみた。
・・・・・・あのポロシャツだった・・・・・
その時点で
ようやく私は気付いたのだ
彼が最初から
私に気を使って
「いいね、ありがと」と言っていたことに
母を傷つけないようにふるまったりして
成長したなぁとうれしいような
そして、
これを書いていて気付いたことがあります
私は服においても
子供に自分のイメージを
こうやってかぶせようとし、
子供はこういうふうに
自分は母のイメージとは違うということを主張し
自分を確立していくのだな、と。
自立。
今日のテーマは
「服きてくれなかったー」といったようなチンケなテーマではなく
「自立」ということだったのだ。
当初の展開とはまったく様相が異なってしまった・・・・