習い事で学んでほしいこととは   | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

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好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家のブログです。

習い事を、いろいろやらせているご家庭は多いと思う。


うちもそうだ。


長男は0歳のころからスイミングをやってきたし、
5歳から空手をやっている。
今はベースを習っている。


次男は、七田で右脳を鍛え、
やはり5歳から空手をし、
今はピアノを続けている。


習い事に期待するのは、なんだろう?
どんな風になってほしくて、習い事を始めるのだろう?


子どもがやりたがった、
という理由は大きい。
子ども心に「あれやりたーい」という気持ちになったのだったら、
その夢をぜひかなえてやりたいと思うところから
習い事がスタートすることだってある。

親がぜひわが子にやらせてみたくて、
誘導したりすることだってある。


うちもそうだ。


昨日、次男のピアノの先生と話しをしていて
次男がいいこと言ってた、と先生が話しをしてくれた。

次男は、少し前に、むずかしめの曲を発表会で弾いたばかりだ。

4ヶ月間もたもたと練習していたが、
最後一ヶ月で着々と曲を仕上げていった。
5ヶ月の間、その曲と格闘していた。
毎日の練習をさぼりたい気持ちと戦っているのを
私は横目でその様子を見ていた。
さぼってしまった日も多々あった。
そして、うまくならない次男に何か言ってやろうといつも思いながら、黙って母も見ていたし、
その進みの遅さにピアノの先生もハラハラしながらお付き合いいただいたのだろうと思う。


発表会の時は、曲として成立していた。

ちゃんと、堂々と弾くことができていたので、
心の中で大きな拍手を送りながら見ることができるくらいまでにはなっていた。


その彼が、
ピアノの先生に向かって
練習してくる次の曲を聴いて
こういったのだそうだ。


「次の曲、難しそう。
だけど、
練習すれば弾けるようになるんだよね」
と。


そう。
一歩一歩、少しずつでも
練習することでしか、完成には近づけない。
弾きこなすことがはるか遠くに感じられても、
今日の一歩を踏み出すことで、
確実に完成に近づくことができるのだ。と。


彼はそういったらしい。


そうだ。
習い事をさせて、何かがうまくなることはそれはそれですばらしいことだ。

だけど、
彼が言ったこと
今日の一歩が、未来の自分を作ることを実感するということ
そのことが
人生で一番わかってほしいと大人が思っていることなんじゃないか
と。

習い事をすることで、
そういうことがわかってくるのだとしたら、
やってよかったと思えるのではないだろうか。