25歳からずっと雑誌の世界で生きてきました。
フリーランスになって5年目？6年目くらいですが、
編集者よりもライターとしての仕事が増えたり、
Web仕事が増えたこともあり、
紙媒体でなにかを表現することが減りました。
ふと、立ち止まって考えた時、
私はやっぱり紙になにかを表現することが好きなんだよね、って
思いました。
ページを目いっぱい使って大胆に見せ方を考えて、
頭のなかのイメージを具現化していくのがすごく好きです。
それこそ、文化祭の準備みたいに、
あーでもこーでもないって言いながらわちゃわちゃやる作業が
とてつもなく好き。
編集者という職を続けてこれたのは、ページを作る作業が、
文化祭の準備みたいだったからな気がします。
そんなふうに思いながら、あっ、って出てきたのが、
フリーペーパーを作りたいって気持ちでした。
だけど、何から始めればいいのかわからずなので、
まずは草稿を書き留めていきます。
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体裁は新聞みたいな紙で作るタブロイド紙。
新聞みたいに、読み捨ててOKな気楽さがあるような媒体。
読んだら電車の網棚に置いて、
次の人にバトンを渡すような気楽な読み物がいいな。
カフェとかショップに置いてもらうイメージかな。
新聞のなかに入ってたらすごくいいけどね
コンセプトは、みんなの心が軽くなる存在であること
落ち込んでる時に読めば
「落ち込んでてもいいんだ」って心が軽くなる。
ハッピーなときに読めば、
自分のハッピーな気持ちをもっともっと拡大したくなったり
誰かにシェアしたくなったり、ハッピーな自分が愛おしくなったり。
読んだ人も、制作した人も、
関わったすべての人がどんな状態の自分もそれでOKと思える場。
そんなゼロ地点に帰れる言葉や情報を詰めていきたい
どんなコンテンツがあるのかさえよくわからないけど、
私は生き方とか考え方のエッセイなのか、ポエムなのか、
コラムみたいなのを書く担当。
媒体のメッセージみたいなものを毎号言葉にして綴りたい。
やりたいことは学級新聞みたいなことだけど、
これまでプロとしてやってきたスキルを表現していきたいのです。
雑誌の世界にいて感じていたのはちょっとした窮屈さ。
自分も含め、多くの人がクライアントや編集長、読者の目を気にしすぎてると感じてきました。
こうしたら読者っぽくないとか、編集長のOKがでないとか…。
ビジネスだから買ってもらうこと、出稿してもらうことで成り立っているから仕方ないけど、私はそこになんとなく窮屈さを感じることが多くなってきました。
だからこの2〜3年、雑誌からちょっと距離を置いていました。
今はまた雑誌の世界も変わりつつあるようにも感じるけれど、
クリエイターが自分の世界観を自由に表現できる場所であるといいなって思ってフリーペーパーという形でやってみたい❣️
ターゲットみたいなものは設けず
自由な世界観でOK！
ただそこに、携わる人や読む人への愛とリスペクト、
ポジティブなエネルギーがあるかどうかは
私の視点でジャッジさせてもらいたい。
時には、この言葉はなんか嫌だっていうかもしれません。
この写真はなんかネガティブなエネルギーで
ちょっと違うかもって言うかもしれません。だから発行するタイミングだって自分次第！
でも、このフリーペーパーを通じて
皆んなが自分の温かくて優しいエネルギーを発揮できれば、
読む人もそれをなんとなく感じていけるのでは？と
ぼんやり思ってます。
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と、まあ、いまはこの壮大な妄想だけです。
だけど、ひとりじゃできないし、アイディアもまだまだか細いから、
同じような気持ちで何かをやりたい人と出会いたいなって思ってます。
当然、ギャラなんて払えないし、
100部程度の印刷費を私が持ち出しするところから始めたい。
まずはエディトリアルができるデザイナーさんとか、
カメラマンさんとか、エディター、ライターさんと
出会えたらいいなって思ってます。
この指止まれ！