冬が始まる | 山と暮らしの備忘録

山と暮らしの備忘録

変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。

曇ったガラス窓。
結露が垂れるから
ゲレンデのカクテルライトが
朧げになる。

ここからゲレンデへは
板を履いたまま雪の積もった
道路を滑って渡り
コースの途中、脇から入る事が出来る。

もうナイターが始まる時刻。
三角屋根の宿の部屋で友人を待つ。
友人はポケベルを持たないから
彼女とともに部屋で缶のコーンポタージュを飲む。
ゲレンデの自販機で買って
ウェアのポケットに無理やり押し込んで
帰って来たが、ほんの少しの時間なのに
もう飲めないくらいに冷えてしまった。

友人は友人の彼女と
あと何本か滑ってから戻るのだろう。
雪が張り付いた林の間から
聞こえるとも
聞こえないとも言えないくらいの
音量で有線の音楽が流れる。
「冬のファンタジー」
「雪のクリスマス」
「ハレルヤインザスノー」

時折音楽は別の音に消され
聞こえなくなり、僕は耳を澄ませ
その音を探す。
彼女が話しかけた言葉を聞き逃してしまった。









今朝もまた冷え込む朝ですね。
思えばいつの頃からか
季節を感じる歌ってなくなりましたね。
自慢だったスキーの板は
処分してしまいましたが
昔はこんな寒い日がくると
ゲレンデを思い浮かべてワクワク
したものでした。