私の小・中学生時代はほぼ毎日、何かしら母に怒られていた気がする
元々〝清く正しく潔癖であるべき〟という精神の母だから、エホバの信者になってからというもの、私の言動がいちいち気になって仕方がなかったみたいだ
今思えば、あの頃の母は更年期だったのか、しょっちゅうイライラしていて、私にそれをぶつけて発散していた気がしてならない
一番ひどかったのは、聖書の教えに反する言動があったわけでもないのに、勝手に悪いことをしていると思い込み、そう決めつけて説教をしてくることだった
そうじゃない、そんなことはしていないと弁解する余地もないほど、母は感情的になり、冷静さを欠いた怒り方をしてきた
私はとうとう耐えられなくなり、『そういう怒り方こそ、聖書ではダメだと書いてあるんじゃないの?』と言い返したことがあった
すると母はこう言った
『お母さんだって不完全な人間だから、そんな完璧にはできないわよ』
私の不完全さには、しつこく嗅ぎ回って攻撃してくるくせに
ほんの些細なことも許せなくて怒りでカーッとなるくせに
私に当然の指摘をされてバツが悪くなると、この〝不完全な人間だから〟という都合のいい言い訳を必ずしてきた
毎回毎回この言い訳を使うので、私が
『じゃあお母さんは、何年も聖書を勉強したって変わらないんだから、勉強する意味がないじゃない』
と言うと
『そういう言い方はサタン(悪魔)だ!』
と吐き捨てられた
サタンは、聖書を学ぶことを非難したり、学んでも意味がないと邪魔してくる存在なのだと…
我が子をサタン呼ばわりするのだから、びっくりしすぎて何も言葉が出てこなくなる
いつもこんな感じで、結局最後は圧でもってねじ伏せられ、何かを言い返す気力もなくなってしまうのだ
母はずっと変わらないし、変えることもできない
いつも私が、ため息と共に諦めるしかなかった
私の元気の素
