ハファダイ! 皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
久しぶりの投稿となります。いよいよ明日から新年度が始まりますが、本日、長年にわたりグアムのランドマーク的存在であったDFSギャラリアが閉店となりました。そこで今回は、DFSがグアムにとってどのような存在であったのかを振り返ってみたいと思います。
■ グアムを象徴する存在だったDFS
1971年から続いたこの場所は、単なるショッピング施設ではありませんでした。
多くの旅行者にとって
👉「グアム=DFS」と言っても過言ではない存在
その影響力はグアムにとどまらず、
サイパン、パラオ、ハワイと、島嶼観光においてまさに“王者”でした。
かつては白牡丹免税店や横浜岡田屋などとの激しい競争がありながらも、
DFSは常にトップに君臨し続けてきました。
■ 幾多の危機を乗り越えてきたが…
2000年代に入りライバル店が撤退。
その後も、
- 9.11
- SARS
- 鳥インフルエンザ
と、日本からの旅行客が激減する局面は幾度もありました。
それでもDFSは
商品力・営業力・ブランド力で乗り越えてきました。
しかし──
- コロナによる観光崩壊
- 長引く円安
- 世界的な不況
これらが重なり、ついに力尽きた形となります。
■ 観光の“定番ルート”の中心だった
かつてのグアム旅行は決まっていました。
ホテルチェックイン → ビーチ → DFS
まさに
👉「全員が行く場所」
実際、観光客のほぼ全員が訪れるとも言われた時代もあり、
ショッピングが観光の主軸であるグアムにおいて、
DFSはその中心そのものでした。
■ 閉店が意味するもの
今回の閉店は、単なる一店舗の撤退ではありません。
近年の有名レストランの閉店なども含めると、
👉 “やることが減るグアム”の象徴的出来事
特にタモン中心部にとっては深刻です。
DFSが生み出していた人の流れが止まることで、
周辺の店舗やビジネスにも影響が広がるのは避けられないでしょう。
■ 雇用と現場のリアル
DFSは約100人の雇用を支えていました。
再就職の動きもあり、
実際にドンキホーテなどでDFS時代に見かけたスタッフを見かけることもあります。
早めに動いた方も多かったのでしょう。
とはいえ、
👉「象徴的企業の撤退」
このインパクトは決して小さくありません。
■ 問題の本質はDFSではない
今回の出来事は、DFS単体の問題ではありません。
むしろ浮き彫りになったのは、グアム全体の課題です。
- 観光の魅力の低下
- 商品供給の弱さ
- 商業の多様性不足
つまり、
👉 グアムという市場そのものの弱体化
DFSは、その象徴に過ぎません。
今後は政府観光局を中心に、
実効性のある施策が求められます。
■ 最後に
55年間、グアムの顔であり続けたDFS。
その灯が消えた今、問われているのは
「次に何を作るのか」ではなく
👉 グアムはこれから何で人を呼ぶのか
という本質的な問いです。
お隣のサイパンでは、
観光地が急速に衰退していく現実をすでに目の当たりにしています。
だからこそ今、真剣に考えなければなりません。
日本から再び多くのお客様が訪れる島へ。
グアムの未来は、これからの動きにかかっています。
さようならDFS! 永年に亘り本当にありがとう!

