ハファダイ! まだまだ暑い日が続いているようですが、お変わりありませんか?
さて昨今のグアムの観光業ですがコロナ前の旅客数には遠く及ばない状況が続いています。8月の最盛期には多い会社で1ヵ月で数万人もの取り扱いがあった会社も今や数千人程度と全く復活の兆しがみえません。理由は色々とありましてれ円安、航空運賃の値上げ、ホテル代の高騰、物価高、人件費の高騰が原因になっています。物の値段が上がっているから様々な部分に転嫁しないとならない悪循環になっていますね。
とは言えサービス業に欠かす事の出来ない人件費ですが、報道によりますと常陸太田市でバスガイドのAIコンシェルジュ化を進める実験が行われたそうです。
使い方はあらかじめ乗客が自身のスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、そこに質問することで対話形式に案内を行うというものだそうです。バス停到着時やドア開閉時などでは、自動的に案内を行う機能もあり、この案内をアバターが行うという点だそうです。
グアムの観光ガイドさんも元々高齢の方が多かった事もあり、コロナの時期に引退、廃業された方も多くありました。
半面若い年齢でガイドになる人も少なくグアム全体の観光ガイドの数が大幅に減ってきているのが現状であり、こういったAIを使った観光案内も近い将来実現するかもしれませんね。
ただ一方で人間が話して説明を聞くことにより、その人の表情、声色、ユーモア、時には生き様なども垣間見る事が出来るのが人間のガイドさんである醍醐味であります。共感したり、感銘を受けたり、楽しかったり、ガイドさんと一緒に写真を撮ったりというのが人間ならではの味でしょう。 ガイドさんの良し悪しは旅行全体の印象をも大きく作用されるものであり、良いガイドさんに出会った時は「あのガイドさんで良かったね。最高に楽しかった」という事で気分も良くなるものです。
AIによる自動化は日々進んでいく訳ですがAIが人間ならではの味を出す事はこの先、叶うのでしょうか!?
