こんにちは。
広島の行政書士・マンション管理士の「行政書士ひとみ法務事務所」です。
昨日、マンションでの1人暮らしの高齢者の方の話をしましたが、今日は、自分の住むマンションに認知症の方がいらした場合のお話をします。
現在85歳以上の4人に1人が認知症と言われています。
相続・遺言の相談で、認知症や成年後見の話が出ることがあります。
自分が元気なうちに将来に備えて準備をしておくことは大事なことです。
自分の家族や親戚などが認知症になったときは、家族で今後のことについて話し合えます。
しかし、マンションで1人暮らしの方が認知症になったとき、住人同士でどのような対応をしていくのかは、なかなか難しい問題ではないでしょうか。
例えば、マンション入り口のオートロックが開けれなくて立ち往生している、自分の部屋が分からなくなり違う人の部屋に入ろうとする、自分の部屋の物が住人の誰かに盗られたと大騒ぎする、夜中に大声を出したり徘徊したりするなどなど・・・。
身内でもない人間がこのような行動を取ると、認知症と分かっていてもなかなか受け入れることができないものです。
家族に連絡を取ろうとしても、家族とは疎遠で連絡が取れなかったり、誰も家族のいない人だったりと問題が生じます。
このような場合、いかにマンションの管理組合や住人同士で日頃からコミュニティを取っているかが重要になってきます。
万が一に備えて、管理組合で対策を立てておくことは大事です。
管理組合で、緊急連絡先やかかりつけ医の名簿を作っておく、鍵の紛失などに備えて案を考える、住人同士で声掛けをする、集会所を作る・・・。
いろいろな対策法がありますが、まずは住人の方たちが認知症に対して正しい知識と理解を持つことが大切です。
マンションのコミュニティ形成でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。