「私ってこんな人」その⑥・・・多分(^_^;)
私が一番嫌いな人
それは「虎の威を借る狐さん」
時代の波は「IT化」
コンピュータ出力用紙を印刷している会社ですが、
アナログ全開(^^♪
でもそんな会社に上から圧力がかかってきます。
とても丁寧に(笑)
「下請け会社の皆さん、オフィスコンピュータの導入をご検討ください。いずれ、当社からの発注はオンラインになります。コンピュータ導入が必須要件となります。」
どう思います?
導入しなければ、オンライン化された時には受注は無いってとれませんか?
オフィスコンピュータの導入は、ソフトも含めるとかなりの投資でした。しかも上は、推奨ソフトもセットで提案するという条件。もちろん、下請け法があるので、丁寧に「希望される会社に説明会を開催します」という案内がきます。
その説明会では・・・
①推奨機種(メーカーもスペックも決定済み)を導入すること。
②推奨ソフト(下請け業者の中で、まとめ役的な会社に合わせた納品書や請求書の発行ソフト)を導入すること。
③オンライン化については、まだ草案の段階だけれど、設備機器は設置しておくこと。
聞いた瞬間に「はぁ?」しかない(笑)
そもそもシステムは、それぞれの会社によってカスタマイズされていて当たり前なのです。扱う商品、お客様、原価の設定、みんな違うのです。
個々の会社によって、理念も目的も違います。
「何のためにデジタル化するのか」
そこから考えることがシステムの根本です。
アナログで検証し、どの部分をデジタル化することでどんなメリットがあるのか、デメリットは何か。
このことは、汎用ソフトを使うのが当たり前になっている現在でも、カスタマイズできるかどうかは、そのソフトをどれだけ使いこなせるかにつながります。
説明会の話に戻ります。
「弊社では、そのままのシステムを使ってもメリットがありません。カスタマイズは可能ですか?」
そう質問した私に、
「大丈夫です!なんでも言ってください。」
でもね、実際は何もしてはもらえませんでした。
取引があるので、オフコンは導入しました。仕事をもらわないと会社はやっていけませんでしたから。
この時に感じたのです。
下請け会社であることの歯がゆさと悔しさ・・・
下請けだって、自分の会社には社員がいます。
下請けだって、食べて行かなくてはいけないのです。
この時に感じた憤りは、この後も何度か感じることになります。その憤りは、社内の上司に対しても感じてはいましたが・・・
下請け比率を下げなくては生き残れない、後に経営の立場になった時、一番に取り組んだのが「下請けからの脱却」だったのは、この時の想いがありました。
私ってこんな人 その①
*「荒川さんは実務家やろ」
https://ameblo.jp/htm1959/entry-12431418316.html
私ってこんな人 その②
*私ってこんなことをやってきた人です!
https://ameblo.jp/htm1959/entry-12431649073.html
私ってこんな人 その③
*初日に持っていたのは算盤でしたね~
https://ameblo.jp/htm1959/entry-12431869613.html
私ってこんな人 その④
*働くママは望んでいませんでした
https://ameblo.jp/htm1959/entry-12432092886.html
私ってこんな人 その⑤
*息子の存在が原動力でした
https://ameblo.jp/htm1959/entry-12432308347.html