口は災いのもと | 一緒に進もう ーたーちゃんとの日々ー

一緒に進もう ーたーちゃんとの日々ー

半年に渡る褥創の治療の末、完治しないまま退院したたーちゃんと私の日々の記録です。

たーちゃんが、久しぶりにキレた。
相当怒った様子で連絡があった。

たーちゃんは、洗腸(腸洗浄)で排便コントロールをしている。1時間以上、トイレにこもって処置をする。

先日は、トイレットペーパーがトイレに詰まってしまい、ナースコールを押したそうだ。対応した看護師にスッポンを持ってきてほしいと依頼したら、その看護師は

「私たちの仕事じゃないよねぇ」

といいながらその場を離れたそうだ。

たーちゃんは怒鳴り、
看護師からスッポンをとりあげ、自分で詰まりを解消したようだ。
洗腸も途中で、便がでるかもしれないのを気にしながら。
詰まりは解消したけど、トイレの床が水浸しになり、騒ぎを聞いた病棟師長が床を拭こうとしたようだが、怒りがおさまらず断って自分でやったとのことだった。

患者にしてみたら、トイレの詰まりを治すのは看護師の仕事だろうとかそんなことは、考えてない。
困ったらナースコールを押すしか手段がないのだから。

対応した人が、しかるべき人に依頼をすればいいだけの話だ。

きっとトイレにいるたーちゃんには聞こえていないと思ったんだろう。

たーちゃんは、怒りはおろか、傷ついたんだろうと思う。
たーちゃんだって、トイレを詰まらせたかった訳じゃないし、そんなことで依頼をしなきゃいけないのも心苦しかっただろう。

その看護師は謝りにきたそうだ。
「聞こえているとは思わず恥ずかしかった」
と言ってきたそうだ。

たーちゃんは、責めなかったようだが、恐らく今後その人に心は開かないだろう。

看護師である前に、人としての問題だと私は思う。
頼まれたこと自体がめんどくさかったんだろう。
それなら、仕事しなきゃいいと思う。

入院しててただでさえ気持ちが落ちてるのに、さらに追い込むことをしないでほしい。