誰が知りたい、私の人生 ３

私の母は、男にだらしないというか、男運が全くないというか・・・・ダメンズが好きというか。

同じ人生を歩んだから、寂しかったのと強すぎて甘えれる場所を求めていたんだと少しだけ理解することができました。

自分の洋服は買わなくても、子どもたちには良いものを着せてあげたい、美味しいものを食べさせてあげたいという母でした。

そのために必死に働く強い母でした。

私が年中さんのころからしか記憶があまりないのですが、４軒長屋に住んでいました。

昼間は木材の工場で働き、夜は長屋のご夫婦に私達兄妹を頼みキャバレーで働いていました。

昔は、ハーフみたいで綺麗だったんです。

それだけは羨ましかった。

年を取ったら普通のおばあちゃん顔になったんですが、今の私は年を取った母にそっくりになってきました。

ハーフ顔が似たかったなぁwww

話はそれましたが、小学生に上がる前に、知り合いの勧めもあり喫茶店を経営することになります。

店舗は借りて、経営は雇われではなく店長をしてました。

子どもたちが学校から帰ってきたときにただいまと帰ってこれる場所がほしいと・・・

そのへんは、素晴らしい母でしたね。

住まいは、その店の上でした。

帰ってから寝るまで、お店で過ごしてましたよ。ジュースもアイスも好き放題でしたwww

ハーフ顔と言うことで、母はモテなんですよ〜なので彼氏も店のお客さんだったり。

既婚者が多かったですけどね。

小学６年の頃の母の彼氏も既婚者でした。

ですが別居していたらしく、中学に上がる頃母はマンションを買ったのです。

お店から自転車で１５分くらいの場所で、そこに母の彼氏も同居するようになります。

私はそれが嫌で、お店の閉店１時間前に母と交代をし片付けをしていました。

その同居が不幸の始まりだったんです。

母の彼氏は多額の借金持ちでした。

本当のところはどうか知りませんが、当時の奥さんが散財する人で、その借金だったといいます。

ですが、母と一緒に暮らしたく格好をつけるために、家具や家電を買ってくれたのも借金してらしいです。

こうなるとホントに奥さんの借金かどうかなんてわかりませんよね。

今の若い人たちは、格好つけてグレてたりして、軽くヤンキーとか言ったりしますが、昭和５０年代の中高生でグレている子は殆ど家庭環境が悪かったんですよね。

例にもれずに私もグレはじめます。たいしたことはしてませんが。

友達なんて要らない、大人は信じられない。

一人でいるほうがいいなんて強がっていたわけです。イキっていたんですね〜

この性格があとで泣きをみることになります。

誰が知りたい、私の人生 ２

ここで私の父沢田のことを話しましょう。

ちょっとグロくなるかも・・・・

しかも、適当な母親の話だから真実かどうかもわかりませんがwww

私が思うに、多分沢田は既婚者だったのではないかと思います。

母とは籍も入れていないし、認知もしてないからです。

私が14，15のときに兄が調べたらしいのですが、既婚者だったっというのは確認できませんでしたけどね。

沢田は、自動ドアの販売営業をしていたらしいです。あるビルの自動ドア全般お客様に頼まれたらしく、取付の手配をしたらしいです。

そのお客様というのは女性だったらしく、それも飲み屋で知り合った女性。

実はヤク○さんの女だったらしく、すっかり騙されたらしいです。

半ば見切り発車で会社にちゃんとした報告もしてないらしく、最終的にその費用が支払われることはなかったのです。

会社から訴訟を起こされ、その裁判に沢田は１度も出廷することはなく、そのまま行方不明になりました。

結局沢田は横領という感じになり罪人となりました。

その後会社とどうなったかは母は語りませんでしたが、ヤク○に○ろされたのではないかと・・・きっとそうなんだと私達に話してくれました。

こんな小説みたいなこと、信じられますか？

まだ小学生だった私達兄妹は信じていたんですよ。今思えば疑問はいっぱいでてきますがwww

私が14，15の頃兄が調べたと先程述べましたが、裁判沙汰になったことは事実のようです。

その頃母は、別の男性と生活をしていました。「俺は犯罪者の息子だー」と包丁を持ち出し、その男性も取っ組み合いの喧嘩をしていたのを目撃しています。たぶん自暴自棄になっていた兄を止めていたんだと思います。

沢田は、兄が一人いて、その人は紙おむつメーカーの婿養子だというくらいしか情報はなく、私達中学生では調べようがありませんでした。

失踪届を出し８年？経過して死亡となったと母は言っていましたが、ここで先に述べた既婚者疑惑が浮上します。

母は入籍してません。私達は認知もされていません。失踪届、死亡認定と手続きができるものでしょうか？

兄と取っ組み合いの喧嘩をしていた男性とは、私が高校生になる頃結婚をしたのですが、その男性が初婚となります。

その男性の前にもうひとり付き合っていた人も知っています。

母は46にして初婚だったのです。その事実は、私が40になる頃にしったわけなのですがwww

私の人生で最初の苦難？でした。

まだ幼く世間知らずなためこれを苦難とは感じてはいませんでしたけど。

誰が知りたい、私の人生 １

これからお話することは、ほとんどノンフィクションです。

ほとんど・・・っというのは、幼少期の話は母から聞いたことで、本当なのかどうかわからないからです。

よかったら、読んでみてください。

私は兄が１人居ます。高校に入るまで母子家庭で育ってきました。

母は、昔から男関係にだらしなく嫌いでした。

大人になってからは理解できるところは理解するように努力しましたが・・・

私は５０年以上前、雪の降る寒い日の夕方に生まれました。

父と兄は大雪の中、病院に駆け付けてくれたそうです。

私の名前は、佐藤ゆり(これはフィクションです)。ここから何回か苗字が変わります。

看護師さんたちが兄の白い肌をみて、「白いねー赤ちゃんも白い子になるといいね」っと言ったそうで、白い肌の女の子になるようにと「ゆり」とつけたそうです。平仮名で！

私の戸籍の父親の欄は空白です。

そう認知されていないのです。

かけつけた父とは？

母は駆落ちして父と一緒になったらしいです。

父の名は沢田。私が２歳になる頃までこの沢田と暮らしていたそうです。

母の話によるとある事件に巻き込まれたらしいです。それは後ほど・・・

私が大人になるまで、母は何人もの男性と付き合うことになります。

子供のときはふしだらな親と毛嫌いしたものです。

大人になって私も似たような人生を歩みます。

男運の無さや一人では生きていけない寂しさ等で、母の気持ちがわかったような気もします。

私が大人になるまでの人生を少しずつ呟いていきたいと思います。