誰が知りたい、私の人生 5 | さよなら▲のブログ

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さて、こうして事務所に連れて行かれたのですが・・・・


はっきり意識が戻ると、事務イスに座らされ手は後ろで縛られてました。

目が覚めての一言目、

【これ解けよ、クソッ!】


なんで素直に恐いとか助けてとか言えないかねぇ〜それが出来ていたら、もう少し人を頼って生きられたら、もっと別の人生を歩んでこれたのかも・・・・


開口一番これだった訳ですから、何も言われず平手くらいました。

耳がキィーンってなって、目の前が真っ白になって、小娘相手に大の大人が本気で殴らないでほしいよね。


「この女どうします?」

みたいな相談がされてました。

そこにそのチンピラ達より上の人物らしき人が事務所に帰ってきました。

「兄貴!永田のとこの生意気な娘連れてきちゃいました。どうします?まわしちゃいますか?」

あぁー私は生きて帰れないかもなぁって思いましたね。


ガシャーン!って音を立てて、私の目の前を男が飛んでいきました。

「てめーら何やってるんだ!ふざけるな!」その兄貴っていう人は、私を連れてきた二人を何度も何度も殴ってました。

その後とても優しい声で謝ってくれたのです。そして私の唇からにじんでる血を拭ってくれました。

そしてタクシーをよんでくれ、1万円札を手に握らせて中に押し込みました。


たしかお釣りは二千円なかったくらいかな。もらっておきましたけどねwww


上に立つ人って、かっこいいもんですね。

いや、部下の教育がなってないんですからいけないんですけどね。


話はそれますが、高校3年のとき卒業旅行を友達と行ったんですよ。卒業旅行というか夏休みに海に行ったんですけどね。

夜花火を海岸でやっていて、ヤ○ザにからまれたんですよ。俺たちの旅館に来て飲もうと。

振り払って帰ろうとしてもついてきて。

その人達の旅館の前を通ったとき中に入るよう引っ張られます。嫌がっていたら中年の女性が出てきて、そいつらの頭をひっぱたいてました。

「素人さんに迷惑かけるな。ネーチャンたちゴメンな。帰りな!」って助けてくれました。


かっこいと思ってしまいましたね〜その後極道の妻たちにハマりましたよwww


話をもとに戻しますが、そんなこんなで無事に家に戻れた訳ですが、何故かその時はそのことを親には話さなかったんですよ。

大人になってから母親に話したのですが、

[私は知らない。私のせいじゃない。やつが悪い]なんて言ってましたよ。


その後母は永田の借金を全て返したんです。もう40年前ですが、その頃で800万もあったみたいです。

その後高校にあがるとき永田と結婚したのですが、マンションもお店も売り払い小さな一軒家を購入して3年間暮らすことになります。


借金、それで終わったと思ってました。

平穏に暮らせると思ってました・・・・