カラスの思い出 | それで?

それで?

どうでもいいことを書いてます。
好きなようにダラダラと。
文の雰囲気は記事ごとに変わったり…
読んでも何も得られない残念系。

そんな感じ。

こんにちは。

 

また仕事が少々お暇なのでね、ちょっくら更新です。

 

 

みなさん、カラスって好きですか?

害鳥ではあるし恐怖感を抱いていたり、なんやかんやで可愛いと感じていたり…

まぁその辺は個々それぞれだと思うけども。

私は結構好きなんですよ、カラス。

 

 

最近、弊社が入居しているビルの中庭に植わっている木にカラスの夫婦が巣を設けまして。

弊社事務所からだと巣を見下ろす形になるが、子育てしている姿を見ることができる。


中庭側の窓際に席があるボスが巣に気付き、事務員が時折、窓からカラスを確認しています。

春ですね。

 

そして昨日はその夫婦の愛の巣()がある中庭近辺の夫婦の縄張りを他のカラスが侵入したらしく…。

夫婦vs侵入者でバトルしたらしい、昼頃に。

挙句は一羽がビルのエントランスから中庭を伺える水族館並みに大きな窓ガラスに激突。

即死したらしく中庭の中で横たわる亡骸を見た。

カラス社会も厳しいな。

 


そんな光景を見て、カラスにまつわる出来事をいくつか芋づる式に思い出した。

なので数個だけ書きます。

 

 

小学1~2年生くらいだったか、当時住んでいたアパートがある地区のゴミ集積所にたかるカラスの群れに友人と大声を出して走りながら、近付いていきカラスを追い払うことを何度もしていた。

 

よく襲われなかったなとも思うが、多分カラスも人間のガキにできる“程度”を知っているので、面倒くさいと感じつつも襲わなかったのだろうかと今となれば思う。

 

ちなみに追い払っていたつもりだったが特に効果はなく、一時的にカラスの群れが散っても、また集まってくるので無意味。

無駄に何度もやってたけども…。

子どもは元気だな。

 

 

あとは、かなり年月が飛ぶが前職に勤めている際、春になると近くに巣を作ったカラスが卵や雛を守るために殺気立ち、更衣室棟の入口の近くの電線の上に居座って監視をし、人によっては追いかけられたりしていた。

 

カラスに追いかけられる人とスルーされる人の差は分からないが、追いかけられるのは男の人が多かった気がする。

私は下手に反応したり怖がると襲われそうと感じ、何てことない顔で内心ドキドキしながら通った覚えがある。

 

 

そんな前職では、カラス同士のいざこざがあったらしく3対1でカラスが激しく闘っていたこともある。

3対1なのでイジメだし、一方的な闘いだった。

 

それも帰りの時間に更衣室の近くでするもんだから、巻き込まれないようにとビクビクしながら誰しもが足早に近くを通っていた。

 

私はその闘いを少し離れたところから覗き見ていたが、3羽に襲われて抵抗するにし切れないカラスは途中から作戦変更したのか、地面へどうにか降り立つと建物の外壁に追い詰められて、さながら人間のイジメ(体育館の裏でやられるようなやつ)のように3羽からボコボコにされていた。

 

そのカラスは少し経つと動かなくなり、それを見て3羽は飛び去った。

それを見ていた誰しもが「死んだ?」と口々に更衣室へ急いだが、私はまだまだ…と一人で見ていたら1~2分後にカラスはむくりと起き上がり「やれやれ」とでも言いたげに周囲を伺ってから飛び立った。

 

カラスも死んだフリするんだな、やっぱり頭良いな…と感心し、更衣室へ私も行ったが着替えて出てくると、あの死んだフリのカラスは例の3羽に見つかり再び猛攻撃を食らっていた。

 

当たり前に3羽も頭良かった。死んだフリなんて分かっていたのかもしれない。

 

それでもやられている1羽はまたもや死んだフリをして、次こそはどうにか逃げていた。

何があったのかは知らないが、カラスも大変である。

 

 

あと全く異なることでカラスにちょっとビックリしたこともある。


数年前に母の通院に付き添い、通いつけの総合病院に車で行って車を停めた立体駐車場(確か3階)を歩いていたら、カラスが近くで何やら鳴いていた。

 

そこで私は昔テレビで見た変なおじさんが「カラスとは会話ができる。カラスが3回カーと鳴いたら、同じように3回カーと鳴き返すと通じる。」と得意げに言っていたのを試したくなった。

そもそも何が“通じる”のかは分からないが、テレビの変なおじさんはカラスと鳴き合っていた。

 

周囲には母以外いないので、おじさんが言っていたことを母に話してから試した。

 


カラスが「アァーー!アァーー!アァーー!」とリズムよく鳴く。

それを真似て『アァーー!アァーー!アァーー!』と私も鳴いた。

 


これを横で聞いている母の心境は如何ほどだったか知らないが、カラスに鳴き返す娘に動じずにいる母も母である。

 


カラスとのやり取りを3回くらいしたところで、カラスが何処からか急に飛んで来て、近くの電線に止まり、こちらをジッと窺ってきた。

何かを確かめに来たらしい。


流石に私の鳴きはカラスと何か違ったのか…?

先ほどまでの威勢のよさは何処へやら。驚いて私も固まってしてしまった。

 

「人間しかおらんやん」とでも言いたげに、こちらを見るカラスに少したじろぎながら「あっ、人間です、カラスいません…」と小さく声をかけたら、何か察したのか「カァーーー!」と鳴いてカラスは飛んで行った。

 

 

襲われるかと少し思ったが、何ともなくて良かった。

でも確かにカラスと同じだけ鳴き返すとカラスにも何か通じるらしいことは分かった。

いや、もしかしたら「意思疎通できねぇな…」と呆れて相手の確認に来たのかもしれないが…。

 

とりあえず、また機会があればやってみたいと思う。

皆も是非やってみてくれ。

 

 

そんなカラス話でした。

まだカラスの話はあるけど、ちょっとつまらないし、タイピングする手が痛くなってきたので…。

 

ということで、本日はカラスonlyでお送りしました。

 

カラスはなかなか面白いよ。

ちょっと怖いけどね。

 

おわる。