フォーティーエイトのクラッチを軽くする | バイク好きおやじのブログ -今はXL1200Xに夢中-

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グリップを太くしたせいか、もしくは冬グローブで厚みがあるせいか、

1日クラッチ操作をしていると小指の筋が痛くなる。

 

なので、キジマのライトクラッチを付けることにした。

効果は・・・

軽くなりました。

謳い文句の国産中型並かは分からないが、スタンダードからは確実に軽くなる。

ただし、

半クラ領域が長くなって、(半クラから完全に切れるまでが長い)

2本指や3本指でクラッチを操作する場合、レバーとグリップの間に残りの指があるので、完全に切れない時がある。

4本指で操作して、レバーとグリップがくっ付くまで握れば問題はないが、

癖で2本指や3本指で操作すると切れない時があるので、クラッチケーブルの遊びを極力詰めて対処している。 詰めすぎてクラッチを滑らせないように注意が必要。

 

 

 

交換手順

工具

スパナ 1/2、9/16

トルクス T27

スナップリングプライヤー(広げるやつ)

マイナスドライバー

 

 

クラッチケーブルアジャスターを詰めて、ケーブルの遊びを最大にする。

 

クラッチインスペクションカバーを外す。

ボルト6本 工具トルクスT27

 

スプリングとロックプレートを外す。 (軽く嵌まっているだけ)

 

マイナスドライバーで、アジャストスクリューを時計回りに回すと、ナットが出てくる。

 

ナットが出てきたら、ナットを反時計回りに回して外す。

 

ランプAssyを引き抜く。

 

フックから外す。 

 

フックはワイヤーから外れるので、中に落とさないように外しておく。

 

外した純正ランプAssy。

 

反対側のスナップリングを外す。 間に挟まっているボールが取れるので無くさないように

スナップリングは再利用するので広げすぎたり、曲げたりしないこと。

 

左がライトクラッチ、右が純正。

 

中を確認。 溝の形状、位置が違う。

ライトクラッチはボール接触面も鋳肌のままザラザラなので、

クラッチ操作時にザラつきを感じるのではと思ったが、そんなことはなかった。

 

元に戻して、

ライトクラッチにスナップリングを取り付ける。

 

溝にしっかり嵌まっているか確認する。

 

フックを付けて、爪の位置を合わせて取り付ける。

 

ナットを付けて、アジャストスクリューを反時計回りに、回らなくなるまで締め込む。

(力いっぱい締めない、当たればOK) 

緩めて、締めてを何回かやって、しかっり嵌まっているのを確認する。

締め込んだ位置からアジャストスクリューを90度戻す。(時計回り)

 

ロックプレートの内側の楕円と外側の六角が合うように取り付ける。

 

合わない時は、45度~90度の範囲で調整する。

 

クラッチケーブルアジャスターを伸ばして、遊びを調整する。

 

キジマ取説では、アウターケーブルを引っ張て、ケーブルとブラケットの隙間を0.5~1.0mmに調整するようになっている。 後は、お好みで調整する。

 

何度かクラッチ操作して、問題なければカバーを取り付ける。

工具 トルクス T27 締め付けトルク 10.9±1.3Nm

 

試運転して、クラッチの遊びを調整する。

先にも書いたように遊びを付けすぎるとクラッチが切れなくなる。