20年早く、1970年にはすでにこのような深夜人口が12%、1990年には約20%となっている。
平均睡眠時間の変化をみると、1970年には7時間57分だったのが、1990年には7時間39分と約20分減少している。
全体として短時間睡眠の人びとが急増しているのである。
このような数字は日本人全体の生活が夜型化傾向を示し、睡眠時間を短縮させていることを示している。
現代人は人間本来の生物としての活動時間帯をはるかに越えて活動していることになる。
このような生活スタイルの変化は、私たちの心身にどのような影響を及ぼしているのであろうか。
睡眠を慢性的に犠牲にした結果と考えられる代表的心身の症状として、熟眠感が得られないなどの睡眠障害があげられる。
次いで覚醒時にみられる眠気、注意力、集中力の低下、作業能率の低下、疲労感、食欲低下など消化器症状、抑うつ気分や意欲の低下などうつ症状などがみられる。
このような調査結果の内容は、航空乗務員にみられる時差症候群の症状とよく似ている。