間もなく公演1ヶ月前ですが、まだ上がっていません。
つーか、1ヶ月前に上がったことなんて、ほぼないです。
ですが、ジャンクZが旗揚がる前に中核メンバーであるテツや森川とやった『少年デストロイヤー』という企画公演だけは、奇跡的に1ヶ月以上前に第一稿がありました。
なんであんなに早かったのか、理由が全く分かりません。
ただ、稽古始まってから総書き直しになって、結局上演版があがったのはギリギリだったので、結局余裕もって台本に臨めるってことは、今まで無かったに等しいのですね。
もう、遅筆なのを怒られても、どうしていいか分かんねーもん。笑
開き直りますよ、もう。
そんなわけで、今も部屋にこもって色々とやっている訳ですが、
完全に思考がフリーズしかけてきたのでブログを書くという行為に逃げました。
つーか外、選挙カーうるさい。(とか言ったら怒られるのだろうか)
話は変わるんですが、先日ちょっと所用で深夜に車を走らせまして。
東京の西のほうに出かけてまして、東のほうにある自宅へ向けて下道を走ってたのですが、
ナビで誘導されたルートが環七で、北のほうを回ってきました。
そして途中、足立区の西新井という場所を経由しました。
西新井と言えばなんですが。
劇団が正式に旗揚がってからの第一作目『あだちンち』の物語の舞台となった場所です。
ん?厳密にはちょっと違うか。
『あだちンち』の内容を簡単に説明しますと、神奈川県横浜市鶴見区の高校に通う、あだち・すみれ・しばけんという仲良し三人組みがいて、
三人はダラダラと卒業までの日々を過ごしているんですが、
あだちくんは鶴見区の高校になぜか東京都足立区西新井から通っていて、登下校の道のりが長いんで、他の2人よりもちょっと先に帰ってしまったりするんです。
で、三人の関係性として、特に本人を前にして口に出している訳ではないんですが、すみれちゃんはあだち君に無意識に好意を寄せていて、そんなすみれちゃんはしばけんに好意を寄せられている、というなんだか変な構図なのですよ。
そんななかクリスマスイブの夜、すみれの携帯に友だちから「あだちが家の近くで車に轢かれた」っていう連絡があって、気が気でなくなったすみれはイブの真夜中に鶴見から西新井までチャリで向かっていき、
そしてそんなすみれを気にしてしばけんが後から追いかける・・・
って話でした。
朝ドラみたいな世界観にしようとしつつ、B級ロードムービーみたいにもなりましたね。
ちなみにこの記事タイトルの「呼吸も荒い」ってのは、すみれ達が行きつけのもんじゃ焼き屋の店主である太郎さんが、西新井って言葉を聞く度に「呼吸も荒い」となぜか言う展開がありまして。
自分で言っちゃ世話ないですが、過去に自分が書いた言葉の中ではベスト5に入るぐらいなぜか好きな台詞です。全く意味ない台詞だしそんなにウケませんでしたけど。
今でもたまーに、太郎役をやった佐伯くんに西新井ってワードを投げて「呼吸も荒い」って返してもらったりして、一人でキャッキャと喜んでます。(???)
話戻しますが。
こないだ深夜の西新井に行きまして。行きましてっつーか通り過ぎまして。
環七沿いとはいえ、なんとも薄気味悪い場所でした。笑(おいおい)
で、通過している最中にあることを思い出しまして。
なんで物語の設定が、横浜市鶴見区と足立区西新井だったのかなぁって。
これ別に劇中に必要な設定でもないし、だから説明もしていないし、劇団員にも特に言う必要がなかったので言ってないのですが。
「分かるお客さんいたらすげーな」とか思いましたが今のところ誰にも勘づかれていないので、やっぱり全然大した話じゃないんですけど。
まあ、その超裏設定を、一年以上の時が経った今、一応紹介します。
色々物語の構造を考えているときにですね、
すみれちゃんが、あだちくんが事故った姿を想像したとき、やはりあだちくんとの青春の思い出みたいなものがきっと過るだろうと思うのですが、そんな大事な思い出を失うことになりかねないぞ・・・と察するわけですな。
そこで場所を考える上で、個人的な「思い出の場所」を考えてみました。
もっと言うと、「失った思い出の場所」を考えて、そこをこの作品の舞台にしようと思ったのです。
で、決まったのが鶴見と西新井。
じゃあそこには何があったのっつー話でして。
実はどちらにも、巨大なウォーターパーク、つまりプールが存在したんです。
鶴見区はこちら。
ワイルドブルーヨコハマってのがありまして。
年中常夏が楽しめるって場所で、写真の通りまず入ったらでっかい造波プールがお出迎え。
サーフィン用に超大波が出せたりもするみたいです。
桑田佳祐さんの「波乗りジョニー」のPVにも使われたそうです。
そして建物をぐるっと一周するように巨大な流れるプールがあったり、5種類のスライダーがあったり、今思えば超巨大施設でした。
現在稼働している屋内ウォーターパークは、ここをモデルにして作られたなんて話もよくあるほど。

東京マリンというこちらも超巨大なウォーターパークがありました。
写真を観ても分かる通り、スライダーが凄いところでして。
「東京マリンと言えばスライダー」、とまで言われてました。
バラエティ番組の罰ゲームでも頻繁に使われていたそうで。
個人の好みで言うならば、もし東京マリンが現存していたら、サマーランドよりもスライダーとしてはクオリティが高いと思いますよ。
だが、どちらも経営悪化などで閉鎖されまして。
今では跡地にマンションが建っています。
それぞれ「ヨコハマアイランドガーデン」「東京アクアージュ」っていうマンションが建っています。
なんか、名前だけはぼんやり当時の面影が残っていそうな感じですが・・・
跡地に行ってみましたが、場所としては当時の面影は全くありませんでした。
そんな訳で、私の「失った思い出」です。
こんなことが着想としてあって、『あだちンち』の場所設定が、鶴見と西新井になったって訳でございます。。。
ね。
今さら聞いても、なんとも思わないでしょ?笑
ワタクシもこないだ久々に思い出したぐらいですからね。。。笑
まあ、ジャンクZ的なトリビアとして。
ただこの2つだけでないにしても、
小さい頃に慣れ親しんだり、思い出深い場所がなくなってしまうってのは本当に悲しかったり寂しくなるものでして。
中高と6年間通った母校も総建て直しになり、先日覗きに行ってみたら、もう母校とは思えないような、当時とは全く違った光景が広がっていて非常に悲しくなりました。
私の青春の思い出は一体どこに…。
さて、そんな訳でね、現在呼吸も荒くなりながら書き進めている『蒼いラフレシアの鼓動』ですが、こちらは高校最後の夏の物語でございまして。
青春には色んなカタチがありますが、甲子園とかに行ける訳ではなかったけど一生忘れない夏を贈った高校生達の、真夏の物語となっています。
『あだちンち』が高校最後のクリスマスの出来事の話だったのに対して、
『蒼いラフレシアの鼓動』では高校最後の夏の出来事の話になっているあたり、なーんか対比出来そうな感じですね。
どうでしょう、対比と言う意味で、『呼吸も細かい』みたいな真逆の台詞でも入れてみようかしらん。
では、また。
東京ジャンクZ vol.4
『蒼いラフレシアの鼓動』
脚本・演出:畑田哲大
5月23日(土)~31日(日)@劇研アトリエ
公演詳細はコチラ(劇団HP)
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