PM2.5の恐怖・・北京の大気汚染 | Taloonの写真館 ~癒しを求めて~

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135.PM2.5の恐怖

 今回は、ホームグランドの北京の紹介です。

 最近、中国のニュースはつきませんね。
 現在、鳥インフルエンザが猛威をふるって、日本でも騒ぎになっていますが、その前(今年の冬)は、北京の深刻な大気汚染に多くの関心が集まっていました。
 PM2.5なる、いままで聞いたこともなかったモノまで飛び出し大騒ぎでしたし、日本の九州では、微粒子が偏西風に乗って飛ばされてくると騒ぎになりました。

 この件では、たくさんのブロ友さんが、ぼくの健康を心配してくれました。
 この場を借りて、みなさまにお礼申し上げます。


 さて、そのPM2.5が深刻な日の状況はどうだったのか。
 写真におさめてありますので、見て下さい。
 ただし、せっかくお見せする以上、写真をきれいに見て頂くため、コントラストを幾分調整(加工)してありますので、その点は了解して下さいね。


 まずは、いつもよく行く朝陽公園の様子です。
 この日は、PM2.5の値が300近くもあった日です(本当にひどい日は、500を超します)。
 写真なんか撮りに行くのではなく、家でおとなしくしておいた方が良かったのかも知れませんが(笑)、頑張って公園に撮りに行ってきました。

 下の写真は、コントラストを調整しているので、一見すると建物がはっきり見えるようですが、後ろにある建物が霞んでほとんど見えないこと、太陽(+水に映った太陽も)がうっすらとしか見えないことから、深刻な状況が分かって頂けると思います。



 
 


 次の写真は、芸術性を高まるために(笑)、色温度を少し低めに設定しています(青く見せています)。



 

  
 下の二枚の写真も、同じ朝陽公園にて。





 

 
 
 

 次の写真は、亮馬河という北京市朝陽区を流れる川ですが、大気汚染で夕日の下部分が消えかかっていますね。
 3月に撮った写真ですが、3月でも川が凍っていたことも分かります。



 
 


 こういう写真を見せれば、みなさんにもっと心配させてしまうかも知れませんが、最近は空気がずいぶんと良くなっています(pm2.5の値も50~100の日が多い)ので、ご安心下さい。

 次の二枚の写真は、空気が比較的きれいであった日に撮った、マジックアワー時の朝陽公園です。
 空気が澄み切っていれば、きれいに見えるでしょう。




 


 

  ◎これまでに紹介した朝陽公園の様子です。

  冬の色・・冬の朝陽公園
  静かな風景・・朝陽公園の夕日
  トワイライトゾーン・・朝陽公園の夕暮れ
  「賞月」・・月と夕焼けを愛でる
  黄金色に染まった夏祭り・・スーパー夏祭りin北京2012
  夏の訪れ・・正義のアラゲハンゴンソウ
  
情熱の赤いバラを添えて・・夕陽の朝陽公園
  妖精のフリル・・隣の国のアイリス
  お日様とお月様・・朝日・夕日、そして月食へ
  天高く馬肥ゆる秋・・北京の花々
  

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