こんにちは、BtoB新規開拓コンサルタントの竹村です。
最近、ニュースになっているのが、経営不信に陥った
シャープです。
鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資条件がまとまらず、
不動産、事業を売却しています。
その影で、シャープと取引する中小部品メーカーが全く
受注がなくなり悲鳴をあげています。
その数は2000社を超えているようです。
その他にもソニー、NECといった超優良の国内企業が
苦しんでるのが現実です。
自動車メーカーも海外の投資を加速させています。
さらに来年3月で中小企業金融円滑化法の期限も迎えます。
まさに、これからが中小企業の正念場になるのです。
これまでは大手メーカーの下請け、孫請けで食べていけました。
年々、価格交渉が厳しくなり利益を出すのは、とても大変でしたが、
それでも仕事はあったのです。
これからは、安い仕事も少なくなります。
自分で仕事を取る、営業して新しい取引先から
受注できる力をつけなければ、確実に倒産して
しまうのです。
中小の部品メーカーにも、今までは大手取引先と打ち合わせしてきた
営業マンをかかえているところがあります。
社長自身が営業しているケースも多いでしょう。
自分の力で新しい取引先を開拓しましょう。
インターネットのマッチングサイトに登録するのも方法の
一つです。
ネットショップで個人ユーザから仕事をもらうこともできるでしょう。
ただ、インターネットを使って、仕事を受注するには、それなりの
ノウハウとお金が必要です。
人間関係を構築するには、
ホームページ<メール<FaceToFaceです。
もし、あなたの会社に営業マンがいるなら、FaceToFaceのリアル営業も
考えて下さい。
リアル営業で新規取引先を開拓するのにも、ノウハウが必要です。
決してインターネットはダメと言ってるわけではありません。
両者の良いところをミックスすればいいのです。
リアルにしてもインターネットを使うにしても、
あなたの会社のUSP(強み、独自性)が何なのかを、
わかりやすく説明できるようにすることから
始まります。
その強みが生かせる業種はどこなのかを熟考します。
USPによって、ターゲットも変わります。
チラシやホームページの見せ方も変わります。
次回は、最も重要なターゲットリストの作り方について考えます。