著者は池田利代子さん。この作品は、ベルサイユのばらの番外編のようなもので、物語の終了後に、もっと見たいという読者からの熱い要望があり、その願いが叶ったコミックとなります。本編では主人公オスカル達が、悲しくも亡くなってしまいますが、この物語は、彼らが亡くなる前の話です。姪のルーがオスカルの家に滞在することになる道中、道に迷い、とある女主人の屋敷に一泊することになります。オスカルたちは、その屋敷で悍ましい事件に巻き込まれていきます。
この作品は、血の伯爵夫人という異名を持つ、エリザベス・バートリの有名なお話を題材に描かれています。自分の美を保つために、使用人や村の年若い娘を殺し、その血を浴びるという、悍ましいことでも知られた人物です。スタートはコミカルでしたが、だんだんシリアスな展開になっています。本編とはまた違うストーリーを味わえます。