転載・韓国シベリア朔風会の菅直人首相宛「要望書」 | 田口裕史のブログ

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戦争責任や戦後補償の情報を提供します

韓国シベリア朔風会の菅直人首相宛「要望書」を転載します。


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<要望書>

内閣総理大臣
 菅 直人 様

 6月16日に日本で「戦後強制抑留者特別措置法」が制定され、日本国籍所有の元シベリア抑留者に対する国家補償が実施されることになったと聞きました。同法の制定を、私たちも一歩前進と評価し、歓迎します。

 日本ではよく知られていませんが、私たち、韓国人元シベリア抑留者は、日本によって徴兵され、日本の元抑留者と同様に酷寒の地で3年以上奴隷労働を強いられ、そして危険な帰国行を経て、戦後強制動員した日本からも使役したソ連からも一切支払いを受けていません。また、帰国後も祖国・韓国で「赤」とのレッテルを張られ、排除・差別され、日本人元抑留者以上につらい戦後を送ってきました。すでに韓国政府は2007年に私どもの被害を強制動員被害と認定し、最近医療面でのわずかな支援をしています。昨年2月に帰国60周年を記念して38度線で慰霊祭を行いました。しかし、日本政府からは、何の謝罪も補償も受け取っていません。極めて残念であり、不当かつ不合理であると思います。

 最近ようやく一部の日本の報道機関が私たちの問題を報道・提起するようになりましたが、すでに私たちも80歳台半ばに達しています。
 どうか、すみやかに私たちが日本およびソ連から受けた被害の実態を調査し、不正義と不条理をただしていただけますよう、要望いたします。

2010年6月21日

韓国シベリア朔風会   
 会長  李 炳 柱(本人署名)
 副会長  李 在 燮(本人署名)