「星くずたちのささやき」34
『コンビニの恋』
これを続ければ、あたしの頭痛は、いやたぶん、頭痛だけではすまないんだろう。
でも、乗りかかった船から降りることは、はっきり言えば
幼いころからしたくはない方だったし、
今、やめてしまったら…アリさんや、アリさんのお母さんの気持ちは
いったい、どこに行き着くのかって
さまよってしまうんじゃないかって思うし…
ましてや、このままでは、あのTっていう人の思い通りじゃないかって思うと
悔しいし…
「ねえ‥あんた、何考えてんだい?」
母さんは
この母さんの一言は、あたしの決心を鈍らせるんだ…。
「あんたがやってたことくらいは知ってるわよ…だけど、もう、やめ時なんじゃないの!?あんたが苦しんでまでやることなの!?」
そう言われたら、何も返せるはずもない。そんなことは、母さんも計算に入ってるんだろう。
そういうと
それ以上は何も言わず、帰って行った。
そして、小説も更新しないまま、一週間が過ぎて…
あたしは退院した。
その間は
携帯も母さんに半ば取り上げられてた状態だったけれど、
退院してからは
『仕事を探す』ということで
携帯は返してもらって…
本当に通話だけで使ってた。
しかし、退院したてのあたしに
すぐに仕事があるほど、世の中は甘くなくて…
普段は前向きに考えられるあたしだったけれど、なかなかそんなふうにはなれず、
つい、携帯からブログを開いてしまった。
小説を更新しなくなった日からはアクセス数はほとんどなくなっていて
アリさんに申し訳ない思いが襲ってきた。
だけど
コメントは
7つもあって
ほぼ、毎日1コメントって感じで。
そして、よく見れば
『T』って人からばっかで
見る気にもならなかったけれど…
とりあえず、開いてはみた。
「どうせ、勝利宣言みたいなことでも書いてるんじゃないの!?」
そんな気持ちで開いた。
そして、
そこには
意外な言葉が並んでた。
【こんな中途半端なところで辞められたら、余計に誤解だらけで困るんだ!】
いったい、どういうこと?
そして、Tって誰なの!?