土曜日に、旧古河庭園に出かけてきました。
旧古河庭園では、10月6日(土)~21日(日)まで、「秋のバラフェスティバル」が開催されています。
この日は初日でしたが、前日の雨とはうって変わり晴天に恵まれ、強い日差しの中、多くのお客様がお見えになっていました。
しかし、先の台風24号の強風の影響でバラの葉がかなり落ちてしまい、残念ながら咲いているバラは疎らで、洋館も寂しそうに佇んでいましたが、秋バラの音楽会が始まるやいなや一転して、洋館が優雅で華やかな雰囲気に変わりました。
この日の音楽会は弦楽四重奏。
12時と15時の2回、各回30分ほどの音楽会で、洋館横の芝生広場で行われました。
私は12時の音楽会を聴かせていただきましたが、ちょうどこの時間帯に晴れ間が続き、気温が一気に上昇したため、多くのお客様が日陰の場所を選んだため、ぽっかりと空いた中央最前列に座ることができました。
また、前日の雨で芝生が完全に乾いていないため、庭園側のご厚意で一人一枚ずつ敷物を貸していただきました。
この日の演奏者は、左から土屋杏子さん(ヴァイオリン)、伊東真奈さん(ヴァイオリン)、樹神有紀さん(ヴィオラ)、福井綾さん(チェロ)。
色とりどりのドレスを纏った4名の女性は、美しく香る「バラの妖精」のようでした。
この回のプログラムは、クラシックや映画音楽と有名な曲が多くあり、誰もが楽しめる素晴らしいプログラムでした。
モーツアルト:オペラ「フィガロの結婚」より序曲
久石譲:映画「魔女の宅急便」より海の見える街
久石譲:映画「天空の城ラピュタ」より君をのせて
モリコーネ:映画「ニューシネマパラダイス」メドレー
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリアより「イタリアーナ」「シチリアーナ」
他、アンコール1曲
私の大好きな弦楽四重奏。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという、音域の異なる4本の楽器の奏でる繊細で美しいハーモニーは、会場にいるすべての人を魅了しそれぞれの曲の世界へと優しく導いて下さいました。
特に「天空の城ラピュタ」は、私にとって印象深い曲でしたので、弦楽四重奏で奏でる美しい旋律にさまざまな思い出が蘇えり、過去にタイムスリップしたような錯覚におちいりました。
また、強い日差しの中で、時より吹く風に楽譜が飛ばされてしまうというハプニングもありますが、集中した丁寧な演奏を聴かせてくれた4名の「バラの妖精」に、お客様より大きな拍手が贈られました。
私も、皆さまの素晴らしい演奏により、夢のような楽しい時間を過ごすことができました。
おかげさまで、心身の疲れも癒されました。
終演後、チェリストの福井綾さんとお話しさせていだきました。
福井さんとは、5月の「春バラの音楽会」で初めてお話しさせていただきました。
福井さんは、この「春・秋バラの音楽祭」のご出演が多く、私もこの音楽祭で福井さんの演奏を聴くのが今回で3回目になりますが、演奏の上手さはもちろんのこと、演奏スタイルの美しさにも魅了されます。
また、曲と曲の合間に話すお話しが実に巧みで、簡潔で分かりやすい説明と、的確な間の取り方により、今度はどんなお話しを聞かせてくれるのだろうと楽しみになります。
お客様の興味を引きつけ、集中力を高めることで自身のモチベーションを高め、最高のパフォーマンスを発揮できる環境が作られているのだと思います。
私も説明会の講師を務めることが多く、毎回どうしたらお客様に興味を持ってもらえるか、簡潔で分かりやすい説明ができるかを試行錯誤しておりますが、特に福井さんの絶妙な間の取り方が参考になりました。
今回、福井さんには、コンサートの予定をブログにアップして下さいとお願いしたところ、早速昨日アップしていただきました。
本日のコンサートはお邪魔できませんが、またお目にかかれる日を楽しみにしています。

