~新しいブログへ少しずつお引越し中~

↓ ↓ ↓ ↓

☆☆☆★★★★☆☆☆☆☆

 

新しいブログ

https://40papa-suizou.com/

 

☆☆☆★★★★☆☆☆☆☆


私は新しいブログで

『膵臓癌ステージ3』

の告知を受けて、当時の事を振り返りながら、当時ここで書いたものを手直ししながら更新しています。





『今日、癌の告知を受けました。治療に向けて一歩踏み出す為にどう考えたら良いでしょうか』



よくメッセージで頂く質問です。





私は手術も終え、『経過観察』とはなりましたが

【根治・完治した】

とは思っていません。



【延命できた】

と思っています。



終わりなんか無いんですね、癌の治療は。




"癌の治療"

はそれをした者にしか分からないものです。

(これは言い切れます)


・癌かどうか判断するために行った検査結果が出るまでの恐怖

・抗癌剤(治療)の副作用への恐怖

・増悪・転移する恐怖

・手術に対しての恐怖

・手術後の自分の体を予想して感じる恐怖

・『経過観察』になったとしても再発する恐怖



『死』

の恐怖




近しい人は親身になって話を聞いてくれましたし、中には『面白がって』そんな恐怖を聞いてくる人もいました。






膵臓癌。

その告知を受けてすぐは、頭が真っ白で何も考えられず、何も判断できませんでした。


あの日から

『何もかもが空っぽで世界が灰色』

の日々を送ってきたのだと思います。




私は抗癌剤も手術も仕事も

【たまたま】

何とか上手くいって今、生きています。



そして今となっては抗癌剤の副作用も含めて治療の辛さを、違うブログでもう一度書く事が出来ています。



それは『今となって』もう一度書く事が出来るのであってそれはただの

"結果論"

でしかありません。



最初に戻りますが

『癌の告知を受けました。どう前向きに考えたら良いでしょうか。パパさんのように前向きに治療する為には何が必要ですか』

という質問に対しての正しい答えを未だに私は知りません。


何も他の方への正しいアドバイスなんてできません。



でも心底応援したい。

『今日、癌の告知を受けた方』に


少しでも、1分でも前向きな生活を送って欲しい。



そして癌告知を受けたそのご家族も、この拙いブログを読んで

『膵臓癌ステージ3でも2年以上も生きられるんだ』と希望を持って欲しい。




もちろん分かっています。


私一人が書いているこんなブログを読んだところで、誰かの人生なんてそう簡単には変わりません。


ましてや健常な方がこのブログを読んだからといって『癌を患う人が減る』なんて思ってもいません。


癌とはそういうものだから。


結局『自分の力で自分の道を切り開いていくしかない』のは分かっています。




でも


少しでも癌を患った人の背中を押したい。


そうできたら

私の闘病も意味のあるものになるのかな。