~新しいブログへ少しずつお引越し中~
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☆☆☆★★★★☆☆☆☆☆
新しいブログ
☆☆☆★★★★☆☆☆☆☆
私は新しいブログで
『膵臓癌ステージ3』
の告知を受けて、当時の事を振り返りながら、当時ここで書いたものを手直ししながら更新しています。
『今日、癌の告知を受けました。治療に向けて一歩踏み出す為にどう考えたら良いでしょうか』
よくメッセージで頂く質問です。
私は手術も終え、『経過観察』とはなりましたが
【根治・完治した】
とは思っていません。
【延命できた】
と思っています。
終わりなんか無いんですね、癌の治療は。
"癌の治療"
はそれをした者にしか分からないものです。
(これは言い切れます)
・癌かどうか判断するために行った検査結果が出るまでの恐怖
・抗癌剤(治療)の副作用への恐怖
・増悪・転移する恐怖
・手術に対しての恐怖
・手術後の自分の体を予想して感じる恐怖
・『経過観察』になったとしても再発する恐怖
『死』
の恐怖
近しい人は親身になって話を聞いてくれましたし、中には『面白がって』そんな恐怖を聞いてくる人もいました。
膵臓癌。
その告知を受けてすぐは、頭が真っ白で何も考えられず、何も判断できませんでした。
あの日から
『何もかもが空っぽで世界が灰色』
の日々を送ってきたのだと思います。
私は抗癌剤も手術も仕事も
【たまたま】
何とか上手くいって今、生きています。
そして今となっては抗癌剤の副作用も含めて治療の辛さを、違うブログでもう一度書く事が出来ています。
それは『今となって』もう一度書く事が出来るのであってそれはただの
"結果論"
でしかありません。
最初に戻りますが
『癌の告知を受けました。どう前向きに考えたら良いでしょうか。パパさんのように前向きに治療する為には何が必要ですか』
という質問に対しての正しい答えを未だに私は知りません。
何も他の方への正しいアドバイスなんてできません。
でも心底応援したい。
『今日、癌の告知を受けた方』に
少しでも、1分でも前向きな生活を送って欲しい。
そして癌告知を受けたそのご家族も、この拙いブログを読んで
『膵臓癌ステージ3でも2年以上も生きられるんだ』と希望を持って欲しい。
もちろん分かっています。
私一人が書いているこんなブログを読んだところで、誰かの人生なんてそう簡単には変わりません。
ましてや健常な方がこのブログを読んだからといって『癌を患う人が減る』なんて思ってもいません。
癌とはそういうものだから。
結局『自分の力で自分の道を切り開いていくしかない』のは分かっています。
でも
少しでも癌を患った人の背中を押したい。
そうできたら
私の闘病も意味のあるものになるのかな。