実体験に基づいた言葉には重みがあります。過酷な治療を乗り越えてきた貴方の「今」は、多くの人の光です。
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自分自身への戒めのため
~追記~
私が当時、ケモ室で抗がん剤を点滴しながら睡魔と戦っていたとき。
隣からこんな怒鳴り声が聞こえてきました。
(ケモ室とは→患者さんが抗がん剤を投与する部屋です。がんセンターは多分100以上のケモ室があります。)
【えっ!!お酒は少しなら飲んで良いってさっきの看護師さん言ってたぞ!】
かなりご立腹
患者さん←間違いなく抗がん剤1回目。抗がん剤についての最初の色々な説明をご夫婦で受けていらっしゃいました。(それが聞こえてきました。カーテン1枚なので。)
ご主人様は多分私と同じすい臓がん。で、同じ抗がん剤(フォルフィリノックス)。多分です。
看護師さん
【飲んで良いではなくて、だめです。抗がん剤治療中は肝臓に負担がかかるんです。抗がん剤は最後の最後で肝臓で処理するんです。】
患者さん
【おかしいだろ!あの看護師さん呼んでくれ!】
もうぶちギレでした。
さらに、ずっと言い合いをしていましたが…
【飲めるものなら飲んでみな】
私は心の中で思っていました。
なぜなら。
お酒なんて体が辛くて
飲めないから!
はい。
飲めません。
抗がん剤やりながらお酒なんか
まず
【飲みたい】
という気持ちなんて無くなります。
不思議ですが。
抗がん剤治療1回目、2回目、3回目くらいだったらいけるんじゃないかな?まだ気持ちは元気だし。
でも絶対に無理。
そんな気持ち(お酒を飲みたい)にすらならない。
奥様がご主人様を【しょうがないでしょ?】となだめていましたが、
奥様、大丈夫ですよ。ご主人様。
飲みたい
など思うことは当分ないから
お酒は肝臓に負担をかける。
身をもって分かっていたのに…。
飲んじゃうんだから。。。
