+†関西私立虹高等学園†+【図書館】 -2ページ目

瞳に映るもの⑪ 《kh》

t「もう、あかんなって思ってん。..hydeの目はずっとkenちゃんを追ってたから..もう俺なんて映してなかった..」




tetsuが俺と同じことを言っている。
俺もhydeの瞳には俺を映ってないと...
hydeの瞳にはtetsuしか映ってないと..




..ぢゃあ何で?
何でhydeは病気になったんや..


tetsuの話が本当のことなら、hydeはtetsuにフラれて病気になったわけやない..



ぢゃあ....何で..




t「kenちゃん」



tetsuが不安そうな顔で俺の顔を見る。



t「hydeをよろしく..」




tetsuは、そう言うとベンチから立ち上がり病院を出ていった。




俺はtetsuの姿が見えなくなるまでベンチからは離れなかった。

瞳に映るもの⑩ 《kh》

「ん。」



t「あ、..ありがとお」



tetsuに飲み物を手渡す。


あれから病室に出て病院の下にある公園にtetsuを連れ出した。



俺とtetsuはその公園にあるベンチに腰掛けた



「..全部、お前に説明せなあかんな」



t「......」



ベンチの周りでは、患者と看護師が喋っていたり、御見舞いに来た子供達が騒いで遊んでいる。



そんな光景を見ながら、俺は重い口を開いた。




「hydeはな、お前と別れてからあんな風になってん..。hydeもhydeなりにお前と別れてから元気になろうと頑張っとたよ。..やけど、それが反対に辛かったんやろな..」





俺はそんなhydeをずっと見てたんや..
まさか今みたいになるとは思わんかった..



「結局、全ての気持ちがhydeを段々と押し潰していったんや。それに、hydeは俺のことをtetsuやと思ってる」


数分の沈黙が流れ、tetsuが口を開いた




t「...全部俺のせいやねんな..」




「...なんで、hydeをフッたんや..」




一番気になっていたことをtetsuに問う



t「...ほんまは俺だってhydeと別れたくなかった..」




....え?
tetsuの言葉に少し驚いた。



「ぢゃ、ぢゃあ何で..!?」



t「kenちゃんは知らんかったやろうけど、hydeはkenちゃんに惹かれとった...」




tetsuは何処か遠くを見ながら悲しそうな横顔で言う..




....嘘やろ
信じられない言葉がtetsuの口から淡々と出てくるものだから少し混乱してしまう。









hydeが俺を..?

瞳に映るもの⑨ 《kh》

「な、なんで..ここに..」



やばい。
声が震えている



体中から血の気が引いていく..




t「..ユッキーからhydeが入院した...って聞いて..」



「..そ、そうか、まぁ入れよ..」



俺はtetsuを病室に入れた。



「hyde、お客さんやで」


あえてtetsuの名前は言わなかった。
もし名前を言ったら間違えなくhydeはパニックに陥るはず..




『......』



hydeはtetsuの顔を無言で見つめ、そして俺の顔を見上げ口を開いた。



t「hyd『なぁ、teっちゃん、この人だれぇ..?』




「...っ..」



t「....っ!?」




tetsu本人を目の前にして平然と俺に問うhyde。




t「..kenちゃん..どーゆうことなん..?」





tetsuも驚きを隠せないか声が少し震えている。