今回の震災は、尋常ではない。
どれも想定外で通常の常識が通じない所がある。
被災者の方々は本当に気の毒で、たまたま東北であっただけで、
日本の何処で起こっていても不思議ではない。
明日はわが身に降りかかる災いである。
その中で、少し気になる事がある。
みんな、
「元の生活に戻りたい!」
と言う。
それまでは、
厳しい経済状況で、就職もなく、株価も上がらず、政府も体たらく、
出生率も上がらず、高齢化社会で孤独死が増え、子供は親を刺し殺す
中国からは脅され、アメリカからは嘗めれる、自殺者は年間3万人
経済優先の幸福度の低い、リーダーのいない、
お人好しの70歳の敗戦国。
日本のアイデンティティは何処に行った、
品格は何故失われたかと蔑まされていた。
しかし、
みんな「元の生活」にやはり戻りたいと言う。
石原都知事は「津波は天罰だ!」とも言い放ち。
菅総理は「覚悟を決めてください」と東電を怒鳴り。
某女子アナは被災報道の裏で「笑えて来る」と愚痴をたたく。
しかし、
みんな「元の生活に戻りたい」と言う。
「元の生活」は、人それぞれ、百人百様。
日本は今回の事で、「生まれ変わる最後の機会」を与えられた様な気がします。
「エポックメイキング」となるべきです。
自分の「ローカリティー」を見つめ直し、自分の「ホームポジション」を探すべき。
本当の意味で「元に戻れる」様に一人一人が考えなければなりません。
自分で「考える力」を養うという事。
津波ですべてが失われた景色は、本当に心が凍るようで、沈鬱な気持ちになる、
それでも、
仮設住宅の「一本の杭」を打ち込む音は、毛穴一本一本に希望を響かせます。
19年ぶりのスーパームーンの輝きは、生きとし生けるものに降り注ぐ、命を照らす青い光。
「元に戻る」 地球も、人も、命も。
明日、世界が滅びるとも、
今日、私は林檎の木を植える。

