今日は少し話を変えて「演劇」の事を書いてみたいと思います。
先日、愛知県の長久手町文化の家という所で、
「歸國」:きこくという演劇を見ました。
倉本 聰/作・演出 富良野GROUP/出演の劇で、全国の数か所で公演して
好評を博しているそうです。
内容は、60年ぶりに帰国した英霊たちは、今の日本に何を思ったかという内容でした。
演劇というものには、今まで興味はあったものの、見る機会はなかったですが、
聞き知った「倉本 聰」という名前を見て、興味が湧き行ってきました。
ご本人も、カーテンコールに登場して見えました。
「びっくりした、驚いた」というのが正直な感想!
演劇というものがあれほどインパクトのあるものだとは。
ある程度の予想はしていたが、想定外でした。
あれほどの拍手を今までに、ストーンズのライブ、Wカップ、著名人の講演会で聞いたことはありません
でした。(ライブやスポーツは数千~万人いるわけでそれは比べるまでもない差)
(拍手で地響きがした、つまり本当の意味で空間を共有していた)
戦後60年たって、戦争を知らない世代が大勢を占めて、日本は豊かになったけれど、
「本当に豊かになったのだろうか、それは大きな勘違いではないだろうか。」
「豊かさと便利さを履き違えていないだろうか」という話であった。
「便利」とは、自分では手を下さず、「他人が、機械が、よその国」が何かをしてくれる事ではないか。
それも本当に必要としていない事までも含めて。
「豊か」になろうと思えば、そこに心が伴わなければならない、
きちんと時間をかけて、育んでこそ、心の伴う行いや、出来事となる
人々の欲望には限りはないが、「足るを知る」という事はとても大切なことだし、
頭で考えるだけでなく、手足を使っ手こそ、そこに物に対する情が生まれるのではないか。
その意味で、「今、ブログに書いているアウトドアに関わっていて少し良かったと改めて思う」
特に、日本は「手の文化」手を使った言葉もたくさんあるし、原点として重要な要素ではないかと思う。
失われたものをもう一度取り戻さなければならない気にさせられました。
「パトリオティズム・ローカリティー」
(自分の居場所、周りとのつながり、人との絆、土、土地とのつながり)
を取り戻さなければならないと改めて感じました。
皆さんも機会があればご覧になる事をお勧めします。
下の道具はそういう意味では、本当に頑固な無骨な愛用品で良いです。
「物を愛しながら使うと、人の人生は豊かになります」
人数で言えば、わずか500名程度の観客でしたが、本当にすごい体験!

