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2歳になる息子のイヤイヤがとにかく大変でした。
買い物やお出かけは息子をベビーカーに乗せて、
歩きや電車で出かけていたのですが、
ベビーカーに乗せても降りたがって、
降りてベビーカーを押したがるので、
買い物にも、時間がかかりすぎていました…。
お店に行っても、カートを押したがるので
ぶつからないか、常にヒヤヒヤしていました。
気分転換にパン屋さんで、
パンを買おうと、パンを見ていたら、
その間に、息子がパンに触ってしまい
そのパンを買う羽目になるということも、たまにありました…。
この当時は、毎日本当に余裕がなくて、
イライラしていて、
夫に対してもピリピリとしていました。
そして、そんなある日
夫に「察してよ。は無理だよ」と言われてしまいます…
私が一人で毎日こんなに大変な思いをしてるのに、
なんで夫は楽ばかりしているんだ?と思っていました。
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〈解説〉なぜ「察してよ」が伝わらなかったのか
これ、性格の問題でも、夫婦の相性でもないんです。
神経系の仕組みから見ると、
構造としてそうなっていた、と言えます。
HSS型HSPは刺激への感度が高く、
子どもの動きや周囲の視線、
「ぶつかるかも」という予測など、
複数の情報を同時に処理し続けています。
ポリヴェーガル理論でいう交感神経の慢性的な活性状態
つまり常に戦闘モードに近い神経状態が続いていた。
その状態では、脳のリソースのほとんどが
「今この瞬間の安全確保」に使われます。
言語化する余裕は、後回しになる。
だから「察してほしい」という形でしか、SOSが出せなかった。
さらにアダルトチルドレンの視点を加えると、
「助けを求めること=弱さ」「自分が我慢すればいい」という
幼少期に刷り込まれたパターンが、
言葉にする前に蓋をしてしまいます。
助けを求める前に、限界が来る。
夫の「察してよは無理」は、悪意ではなく、
神経系の違いからくるすれ違いでした。
夫は安全な状態にいるから、言語でのやりとりを求める。
妻は戦場の中にいるから、言語化できない。
同じ現実を、まったく別の神経状態で生きていたということです。
なので、「なんで伝わらないんだろう」と
自分を責めなくていいです。
伝えられなかったのは、それだけ神経が限界まで使われていた証拠。
まず、その状態に気づいてあげることが、変化の入口になります。
つづく
